【ライコウ横浜店ブログ】

ライコウのクラブマン(F54)を先日最新バージョンへプログラミング作業を行ないました。
おクルマは、2018年のクーパー(COOPER)になります。

今回は、AppleCarPlayフルスクリーン化&ヘッドユニットデザインID6化&ナビキャンセルなどコーディング施工です。

AppleCarPlayフルスクリーン化

車両が納車された際のHMIバージョンは、ID5_1803でした。

このHMIバージョンだとAppleCarPlayは画面2/3サイズで表示されます。

AppleCarPlayをフルスクリーン表示させるにはHMIバージョンがID5_2103以降になっている必要があります。

そのために、最新バージョンへプログラミング作業を行ないました。
プログラミング後のHMIバージョンはID5_2307になっています。

これでもう問題無くAppleCarPlayをフルスクリーン表示させることが可能になります。
フルスクリーンのコーディングをサクッと行ない完了。

画面全体に表示されるAppleCarPlayは見やすくなります。

GoogleMapがフルスクリーン表示で表示領域が拡大し、とても見やすくなります。

やはりAppleCarPlayのフルスクリーン化は必須ですね。

ヘッドユニットデザインID6化

ヘッドユニットのHMIバージョンをID5_2307にしているので、ヘッドユニットデザインのID6化。

横並びでメニューが表示されるID6デザインはイマドキ感が満載。

水色基調のカラーリングはカラーワールドが【Luonge】になります。

カラーワールドを【Sport】にするとブラックとレッドのコンビネーションカラーになります。

カラーワールドの【Sport】への切り替えができない車両もありますが、今回は切り替えできました。

カラーワールドの切り替えができる車両とできない車両の判別は現時点では不明です。

ヘッドユニットデザインをID6化して、見た目の雰囲気がガラリと変身しました!!

コーディング

・リーガルディスクレーマー解除
 エンジン始動時にiDrive画面に表示される警告表示を非表示に変更します。

・ナビのスピードロック解除
 走行中のナビ操作やUSBビデオ視聴が可能になります。

・iDriveオープニング画面のデザイン変更
 iDriveが起動する際のアニメーションのパターンを変更できます。

 2018年モデルのID5デザインのオープニングアニメーションから2021年モデルのID6デザインのおプニングアニメーションへ変更。

・ドアオープン時のパワーウインドウのオートクローズ有効化
 ドアオープン時はパワーウインドウのオートオープンは動作しますが、オートクローズは動作しません。それを有効化させます。
 フロント&リアともにオートクローズを有効化できます。

・バック時の助手席ドアミラー下降角度変更
 標準仕様より、浅めの下降角度に変更させていただきました。

・ドアロックボタン長押しドアミラー格納の時間短縮
 通常、ドアロックボタンを1.5秒長押しすることによりドアミラーが格納されます。
 その長押し時間を0秒に短縮させていただきました。

・アイドリングストップ機能OFFのデフォルト化
 通常、エンジン始動時はアイドリングストップ機能が有効になっていますが、それを反転させます。つまりエンジン始動時はアイドリングストップ機能がOFFになります。

・グリーンモード時のアイドリングストップ機能強制ONの解除
 ドライビングモードをグリーンモードにするとアイドリングストップ機能は強制的にONになってしまう仕組みです。
 グリーンモードに変更しても、アイドリングストップが強制的にONにならないようにできます。

・シートベルトアラーム音消去
 メーター内のシートベルト警告灯は点灯したままで、アラーム音だけ鳴らないようになります。

・自動時刻設定の有効化
 iDrive画面に自動時刻設定のメニューを表示させることができます。

・後退時にドアハンドル照明点灯
 後退時にドアハンドルの照明が点灯するように設定させていただきました。

・エンジン作動中のドアロックによるホーン鳴りの解除
 あるコンピューターのバージョンよりエンジン作動中にキーレスなどでドアロックするとホーンが鳴るようになっています。そのホーン鳴りを解除するようにいたしました。

・スピードリミットインフォ(SLI)機能追加 (対応車種:F54/F55/F56/F57/F60/F45/F46/F48/F39)
スピードリミットインフォ(SLI)機能を追加しました。

フロントカメラが装着されている車両であればカメラおよびナビの地図情報を元に制限速度表示がメーター内およびヘッドアップディスプレイ内に表示されるようになります。

また、追い越し禁止の表示も可能になります。

コーディングの動作チェックをしていて、MINIロゴプロジェクションのフィルム劣化を発見(;'∀')

前オーナーの車両管理状態が悪かったんでしょうね・・・。
今後時間を見つけて新ロゴデザインに交換することにしました。