BMW 3シリーズセダン ( F30 ) 中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット ( NBT ID3 ) 修理作業 & DIXCEL製低ダストブレーキパッド装着 & ナビキャンセルなどコーディング施工

岐阜県からBMW 3シリーズセダン ( F30 )がご来店。
2012年のアクティブハイブリッド3です。
中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット ( NBT ID3 ) 修理作業 & DIXCEL製低ダストブレーキパッド装着 & ナビキャンセルなどコーディング施工を承りました。

BMW 3シリーズセダン ( F30 ) 中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット ( NBT ID3 ) 修理作業 & DIXCEL製低ダストブレーキパッド装着 & ナビキャンセルなどコーディング施工

中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット ( NBT ID3 ) 修理作業

BMW&MINIのヘッドユニットは突然故障します

iDrive画面に地図や設定情報などを表示させる役割を担っているヘッドユニット。
現在、BMWでは第8.5世代のヘッドユニットが登場しています。

  • 第1世代ヘッドユニット ・・・ CCC
  • 第2世代ヘッドユニット ・・・ CIC
  • 第3世代ヘッドユニット ・・・ NBT
  • 第4世代ヘッドユニット ・・・ EVO ID4
  • 第5世代ヘッドユニット ・・・ EVO2 ID5
  • 第6世代ヘッドユニット ・・・ EVO2 ID6
  • 第7世代ヘッドユニット ・・・ MGU
  • 第8世代ヘッドユニット ・・・ MGU21
  • 第8.5世代ヘッドユニット ・・・ MGU22

F系のBMWでは第2世代から第6世代のヘッドユニットが、F系のMINIでは第3世代から第6世代のヘッドユニットが搭載されています。

ヘッドユニットは、コーディング施工やTVキャンセラーなど社外パーツを装着しているとか関係なくある日突然故障します。ヘッドユニットが不動になる前兆動作を行なうことも稀にありますが、ほとんどが突然故障してしまうんです・・・。

ヘッドユニット不具合の症状事例

  • モニターに【NO SIGNAL】と表示される
  • モニターがブラックアウトして何も表示されない
  • ナビゲーションシステム起動中と表示されたままナビが起動しない
  • ヘッドユニットが再起動を繰り返す
  • ヘッドユニットが一定時間経過後、熱暴走などで再起動や【NO SIGNAL】となってしまう

などなど、ヘッドユニット不具合の症状は様々です。

ヘッドユニットに不具合が生じるとナビが使えない、音楽が鳴らない、バックカメラの後方映像が確認できないなど不便だらけなクルマとなり、ドライブでストレス溜まりまくりで精神不安定状態に陥ってしまいます。

ヘッドユニット不具合の症状確認

ヘッドユニットが故障して修理作業をご依頼いただいたのは第3世代のNBTモデル。
2012年から2015年の車両に搭載されているナビユニットです。

iDrive画面は、NO SIGNAL と表示されています。

iDrive画面は、NO SIGNAL と表示
iDrive画面は、NO SIGNAL と表示

ヘッドユニットに電源は入っているものの、CID ( ディスプレイ )に信号が送られていない場合に NO SIGNAL と表示されます。

CID(モニター)に信号が送られない原因としては、

  • ヘッドユニットのソフトウェア不具合
  • ヘッドユニットまでのCAN通信不具合
  • ヘッドユニットとCID ( ディスプレイ )を繋ぐケーブルの不具合

などが考えられます。

ヘッドユニットの情報が何も表示されない他に、ラジオなどのオーディオが鳴りません。

NO SIGNALと表示される原因は、ヘッドユニットのソフトウェア不具合のように思われます。

ISTA診断機でエラーチェックしますとヘッドユニットと通信出来ていません。

ヘッドユニットと通信出来ていません
ヘッドユニットと通信出来ていません

中古のヘッドユニットを活用して修理作業させていただくことにいたしました。

中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット(NBT ID3)をご来店までに修理

ご来店までに中古のヘッドユニットを活用したヘッドユニット(NBT ID3)を修理しています。

中古ヘッドユニットを活用してヘッドユニットを修理
中古ヘッドユニットを活用してヘッドユニットを修理

ヘッドユニットにはクルマの車台番号やオプション装備に適した認証コードがインストールされています。

ご用意した中古のヘッドユニットにも以前の車両の車台番号やオプション装備に適した認証コードが入っています。この状態でヘッドユニットを移植しても不整合が発生して中古のヘッドユニットは正常な動作を行なってくれません。

したがいまして、ヘッドユニット(NBT ID3)の修理手順としましては、

  1. 中古ヘッドユニットに入っている車台番号や認証コードなどを一旦初期化
  2. 修理作業で取り付ける車両の車台番号や認証コードをインストール
  3. ヘッドユニットのプログラムを最新バージョンへバージョンアップ
  4. ナビ地図データを最新バージョンへバージョンアップ
  5. ヘッドユニットを2時間程度稼働させる

などを行なっており、実際にお客様がご来店いただくまでに行なっています。

なお、認証コードはBMW&MINI正規のデータをBMW AGより調達してますのでご安心ください。

そのため、ご来店いただいてから最短1時間程度で修理作業を完了させることができます。
ただ、ヘッドユニットの不具合がイレギュラーな症状の場合もございますので、基本的には4時間程度の修理時間でご案内しています。

ご来店いただき設定済みヘッドユニット(NBT ID3)へ交換作業

BMW&MINI専門店のライコウへご来店いただき、車両へ事前にご用意している設定済みヘッドユニット(NBT ID3)を取り付けます。

設定済みヘッドユニット(NBT ID3)へ交換作業

そして、エンジンを始動させて修理交換済みのヘッドユニット(NBT ID3)が取り付けた車両で動作するかのチェックを行ないます。

ヘッドユニット(NBT ID3)の動作チェック

メインメニューから様々な機能の動作チェックを行ないます。

ヘッドユニット(NBT ID3)の動作チェック

FM&AMラジオの動作チェック

FMラジオとAMラジオの受信状態を確認します。

FM&AMラジオの動作チェック

地デジチューナーの動作チェック

地デジチューナーが視聴できるかをチェックします。

地デジチューナーの動作チェック

CD/DVDプレーヤーの動作チェック

CD/DVDプレーヤーが再生されるかをチェックします。

CD/DVDプレーヤーの動作チェック

外部機器 USBの動作チェック

外部機器 USBが再生されるかをチェックします。

外部機器 Bluetooth(ブルートゥース)の動作チェック

外部機器 Bluetooth(ブルートゥース)が再生されるかをチェックします。

電話の動作チェック

Bluetooth(ブルートゥース)接続された電話を確認します。

バックカメラの動作チェック

リバースギアに入れバックカメラやパークディスタンスコントロールの動作をチェックします。

ナビゲーションシステムの動作チェック

ナビゲーションシステムが起動し、GPS衛星の受信が完了して自車位置が現在地になるかを試走してチェックします。

ナビゲーションシステムの動作チェック
ナビゲーションシステムの動作チェック
ナビゲーションシステムの動作チェック

地図データは最新バージョンへバージョンアップ済みです。

地図データは最新バージョンへバージョンアップ済み

その他の動作チェック

他にもヘッドユニットの機能に問題無いか動作チェックを行ないます。

久しぶりにヘッドユニットが起動しましたのでタイヤ空気圧のリセット作業もできるようになります。

ヘッドユニットが起動しましたのでタイヤ空気圧のリセット作業もできる
ヘッドユニットが起動しましたのでタイヤ空気圧のリセット作業もできる

無事に様々な機能が復活してくれました。

その他の動作チェック

ナビの地図データのバージョンはISTA診断機でも確認できます。

ヘッドユニット認証コードのインストールもバッチリOKです。

無事にBMW 3シリーズセダン( F30 ) のヘッドユニット機能が復活してくれ作業は完了です。

ヘッドユニット不具合の原因は、ヘッドユニットだとは限らない!?

ある日突然不動となってしまうヘッドユニット。
ヘッドユニットが不動になってしまう原因は大きく挙げて3点です。

  • ヘッドユニットのプログラム不良
  • ヘッドユニット内部のショート
  • ヘッドユニット内のハードディスク不良

しかし、ヘッドユニットが不動になってしまう原因として、ヘッドユニット以外に起因する事例があります。

  • TVキャンセラーなどの社外部品不良
  • 社外部品の配線不良
  • ヘッドユニットに接続している配線不良
  • ヘッドユニット以外のECU(コンピューター)の不具合

など、BMW&MINI専門店のライコウではヘッドユニットが不動になった数々の原因を経験してきました。

BMW&MINI専門店のライコウでは、事前に中古のヘッドユニットをご用意してご来店までに設定など修理作業を完了させていますが、ご来店いただいた際は、まず現車を拝見してヘッドユニットの症状確認から作業をはじめます。

ヘッドユニットの不具合の原因がヘッドユニットとは違う部分だった場合、ヘッドユニット交換という見当違いの修理を行なわない為です。
ヘッドユニット以外に原因があった場合は、ヘッドユニット交換は行なわず、不具合個所の修理作業でヘッドユニットが復活してくれた事例をBMW&MINI専門店のライコウでは経験しています。

ISTA診断機だけでは見えないところを、実際に症状を見て、今までの経験による知識を活かして、適切な修理作業を行なうよう心掛けています。

中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット(NBT ID3)修理作業について

BMW&MINIディーラーでヘッドユニットを修理すると約40万円の費用が必要です。
しかも、BMW&MINIディーラー修理で使用するヘッドユニットは、NBTモデルの場合、新品がもう存在していません。交換などで引き取ったヘッドユニットをメーカー工場へ送り返してリフレッシュして再利用という再生品になっています。

BMW&MINI専門店のライコウでは中古ヘッドユニットを移植することで、ヘッドユニット修理費用を半額以下へと大幅に低減できます。
もちろん、認証コードはBMW&MINI正規のデータをインストールし、プログラムとナビ地図データを最新バージョンへバージョンアップ。

そして、BMW&MINI専門店のライコウでは中古品のヘッドユニットにもかかわらず保証期間を6か月に設定して安心をお届けします。
保証期間の6か月を経過後に、再びヘッドユニットが不動になってもヘッドユニット調達費用のみで対応します。

BMW&MINI専門店のライコウでは2022年3月よりヘッドユニットの修理作業を始めていますが、修理実績は100台を超え、故障トラブルは今のところ1台です。

また、ご相談多数のため、中古ヘッドユニット(NBT ID3&EVO ID4)を常時在庫しています。

ヘッドユニット不動でお困りの方は、修理経験が豊富なBMW&MINI専門店のライコウへお任せください。

DIXCEL製低ダストブレーキパッド装着

DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド Mタイプ

DIXCEL ( ディクセル ) 製のブレーキパッドは、低ダストのMタイプを調達。
街乗り用として作られたブレーキパッド Mタイプは、ストッピングパワーを犠牲にすることなく、ブレーキダストを大幅に低減します。

DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド Mタイプ
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド Mタイプ
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド Mタイプ

DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換

DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換します。

DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換

ブレーキパッドを交換してからISTA診断機でリセット作業を行ない完了です。

ブレーキパッドを交換してからISTA診断機でリセット作業
ブレーキパッドを交換してからISTA診断機でリセット作業

低ダストブレーキパッドへ交換することにより、アルミホイールやボディに付着するブレーキダストが大幅に低減してくれます。

DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換

低ダストブレーキパッドへの交換時期のライコウの見解

ブレーキパッドは減ってから交換したほうがよいのか、すぐ交換したほうがよいのかというご質問をいただくことがあります。

私の個人的な見解では、すぐの交換をお勧めしております。
せっかくきれいに洗車しても、ちょっと走行するだけでアルミホイールがブレーキパッドのダストで汚れてしまうと残念な気持ちになってしまいます。低ダストのブレーキパッドですと洗車後のブレーキパッドのダスト汚れが格段に解消されます。
また、ブレーキローターの消耗も格段に減少できます。そのため、後々の維持費を抑える効果も期待できます。

ちなみに、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)は新車納車後に低ダストブレーキパッドへ交換し、6年経過して走行距離も11万キロを突破していますが、アルミホイールの汚れはほぼありませんし、ブレーキパッドやブレーキローダーの消耗も少なく、ブレーキローターはまだまだ交換しなくて大丈夫な状態です。
クルマの乗り方によっても異なるとは思いますが、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)はクルマが汚れずに気持ちよくドライブできております。

ナビキャンセルなどコーディング施工

コーディングとは・・・

愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。

ナビゲーションシステムのスピードロック解除

走行中にナビゲーションシステムの目的地設定が可能になります。純正機能のテレビやDVDビデオやUSBビデオの視聴も可能になります。

ナビゲーションシステムのスピードロック解除
ナビゲーションシステムのスピードロック解除

リーガルディスクレーマー非表示設定

ヘッドユニット起動時にディスプレイに表示される走行に関する注意画面(リーガルディスクレーマー)を非表示にします。

エンジン停止時にエアコン状態の前回記憶

エンジン停止時にエアコン状態を記憶して、次回エンジン始動時に記憶したエアコン状態になります。

コーディングでのご留意事項

車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。