
BMW 3シリーズセダン(G20)に純正空気圧センサー(RDC)を後付装着。コーディングで空気圧モニター機能を有効化し、各タイヤの空気圧をリアルタイム表示可能にしました。
パンクやスローパンクチャーの早期検知が可能となり、長距離や高速走行時の安全性が大幅に向上します。

車両情報
車種 | BMW 3シリーズセダン ( G20 ) 320d |
初年度登録 | 2020年 |
都道府県 | 岐阜県 |
純正空気圧センサー(RDC)の後付装着
なぜ空気圧センサーが必要か?
従来のBMW車には「タイヤ空気圧警告」が搭載されており、左右のタイヤ回転差から異常を検知する仕組みでした。
しかし、実際の空気圧数値までは把握できないため、パンクやスローパンクチャーの早期発見には不向きでした。
とくに高速道路での走行中にスローパンクが起こった場合、ドライバーが気付かないまま走行を続けてしまう危険性があります。
純正空気圧センサー(RDC)で得られる安心感
今回の作業では、BMW純正の空気圧センサー(RDC)を4輪すべてに装着。
さらに、専用のコーディングを実施し、車両の【空気圧モニター】メニューに各タイヤの空気圧をリアルタイムで数値表示できるように設定しました。
📷【空気圧センサーを装着したアルミホイール】




📷【タイヤ空気圧コントロールの画面】




実際の表示画面(リアルタイム空気圧)
装着後は以下のように、メーターパネル内のメニューから空気圧情報が確認できます。
📷 空気圧表示画面

この数値を見ながら、タイヤの空気圧がいつもと違うときにすぐ対応できるため、走行中の安心感が大きく向上します。
空気圧センサー後付のメリット
- ✅ 各タイヤの空気圧を数値で常時確認可能
- ✅ パンク・スローパンクチャーの早期検知が可能
- ✅ 高速走行や長距離ドライブでも安心
- ✅ BMW純正パーツ使用+正規手順による後付対応で安心の品質
装着時の注意点
- 空気圧センサー(RDC)はタイヤ内部に取り付けられるため、タイヤの脱着・再バランス作業が必要です。
- センサーにはボタン電池が内蔵されており、数年で電池切れとなるため定期的な交換が推奨されます。
- 一部の社外ホイールには装着できない場合があるため、事前に適合確認が必要です。
まとめ
BMW G20における空気圧センサー(RDC)の後付装着は、安全性を高めたいオーナー様におすすめのアップグレードです。
タイヤの状態を「見える化」することで、パンク事故のリスクを低減し、安心してドライブを楽しめます。
BMW純正パーツを使い、正規の手順で装着・コーディング対応することで、正確な情報取得とシステム連携が可能になります。
走行距離の多い方、高速道路を多用される方には必須とも言える装備です。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
レーンチェンジアシスト機能有効化
レーンチェンジアシスト機能が動作します。
高速道路走行中にワンタッチターンシグナル操作でレーンチェンジをアシストします。

コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。