![ミニ コンバーチブル ( F57 ) ギアセレクタースイッチボックス修理作業](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2784.jpg)
千葉県からミニ コンバーチブル ( F57 )がご来店。
2017年のクーパー ( COOPER )です。
ギアセレクタースイッチボックス修理作業を承りました。
![](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2785.jpg)
作業内容
ギアセレクタースイッチボックス修理作業
ステップトロニック式のギアセレクターで定番の故障
ステップトロニック式のギアセレクターでは定番の故障となっています。
![ステップトロニック式のギアセレクター](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2765.jpg)
【動き出し注意】や【車両を固定する】といった警告メッセージがメーターパネルやディスプレイに表示されます。
![【動き出し注意】や【車両を固定する】といった警告メッセージがメーターパネルやディスプレイに表示](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2762.jpg)
![【動き出し注意】や【車両を固定する】といった警告メッセージがメーターパネルやディスプレイに表示](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2763.jpg)
![【動き出し注意】や【車両を固定する】といった警告メッセージがメーターパネルやディスプレイに表示](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2764.jpg)
ISTA診断機でエラーチェックしても同様にエラーがメモリーされています。
![ISTA診断機でエラーチェックしても同様にエラーがメモリー](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2770.jpg)
![ISTA診断機でエラーチェックしても同様にエラーがメモリー](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2771.jpg)
シフトはPレンジに入っているものの、車両としてはPレンジに入っていないと認識してしまっているため警告を発します。
![車両としてはPレンジに入っていないと認識](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2766.jpg)
MINI正規ディーラーだとギアセレクター本体交換による修理作業のみとなり15万円程度の修理代だと聞いています。
実際はギアセレクター内部の部品を交換するだけで直すことができます。
MINI専門店のライコウでは、ギアセレクター本体を交換せずギアセレクター内部の部品を交換する修理です。
ギアセレクター本体を交換しませんので、環境に優しい修理とも言えます。
ディーラーはISTA診断機に頼りきった修理手法で、ギアセレクター本体をアッセンブリー交換しかやらないので産業廃棄物が出まくりです。
ギアセレクター本体のアッセンブリー交換という修理方法は果たして環境に優しいのか?
それではギアセレクター内部の部品を交換します。
といってもギアセレクター本体にアクセスするために、車内のシートなどの装備を取り外してからの交換作業となりますので作業自体は大掛かりです。
![ギアセレクター本体にアクセスするために車内のシートなどの装備を取り外してからの交換作業](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2774.jpg)
![ギアセレクター本体にアクセスするために車内のシートなどの装備を取り外してからの交換作業](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2773.jpg)
![ギアセレクター本体にアクセスするために車内のシートなどの装備を取り外してからの交換作業](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2775.jpg)
ミニ コンバーチブル ( F57 )の内装パーツを取り外していき、ようやくギアセレクター本体まで辿り着きました。
![ようやくギアセレクター本体まで辿り着きました](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2776.jpg)
ギアセレクター本体を分解して、不具合のある部品を交換します。
![バネから伸びているワイヤーが金属疲労で折れ曲がっています](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2777.jpg)
故障の原因は小さなバネ。バネから伸びているワイヤーが金属疲労で折れ曲がっています。
![バネから伸びているワイヤーが金属疲労で折れ曲がっています](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2778.jpg)
疲労骨折したバネから新品のバネへ交換します。
![新品のバネへ交換](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2779.jpg)
![新品のバネへ交換](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2780.jpg)
ギアセレクター本体に部品を組み込んで、内装パーツも車両へ取り付けて作業は完了です。
車両からもISTA診断機からもエラー表示が消えました。
![車両からもISTA診断機からもエラー表示が消えました](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2786.jpg)
![車両からもISTA診断機からもエラー表示が消えました](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2781.jpg)
![車両からもISTA診断機からもエラー表示が消えました](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2781.jpg)
車内のシートなどの装備を取り外しての作業となりますので作業時間を要しますが、ギアセレクター本体交換の修理費用と比べるとはるかにお安く不具合を直すことができます。
ご来店のお客様の中でも同様のエラー表示を見かける車両が多いですね。
![ギアセレクタースイッチボックス修理作業](https://raikopower.com/wp-content/uploads/2024/01/IMG_2783.jpg)
ギアセレクター本体を交換しませんので、環境に優しい修理とも言えます。
ディーラーはISTA診断機に頼りきった修理手法で、ギアセレクター本体をアッセンブリー交換しかやらないので産業廃棄物が出まくりです。
ギアセレクター本体のアッセンブリー交換という修理方法は果たして環境に優しいのか?