
ミニ ハッチバック(F56)にて、エンジンマウントとペンドラムサポートを交換修理しました。
劣化により発生していた振動や異音が解消され、快適性が大幅に向上。
走行距離が増えると多く見られる症状で、早めの対応が重要です。
ライコウでは専門知識と確かな技術で対応しています。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) LCI ジョンクーパーワークス ( John Cooper Work ) |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 三重県 |
エンジンマウント&ペンドラムサポート交換修理作業
エンジンマウント&ペンドラムサポートとは?
エンジンマウントは、車体とエンジンを繋ぐゴム製の支持部品で、エンジンの振動を吸収し、快適な走行を実現しています。
一方でペンドラムサポート(トルクロッド)は、エンジンのねじれや揺れを抑える役割を担っています。
これらの部品が劣化すると、以下のような症状が出ることがあります:
- エンジン始動時の振動が大きくなる
- アイドリング中に車体がブルブルと震える
- 加速時・減速時にゴトゴトと音がする
- ギアチェンジ時にショックが大きくなる
交換作業の内容とポイント
劣化したエンジンマウントとペンドラムサポート
実際に取り外した部品を確認すると、ゴム部分がひび割れ、ヘタリが見られました。
ペンドラムサポートもブッシュが潰れており、エンジンの動きに対して十分な抑制力を発揮できていない状態でした。
📸 交換前の部品の写真











新品パーツへの交換
ライコウではミニ純正部品を使用し、高品質な作業を実施しています。
正確なトルク管理のもとで交換作業を行いました。
📸 新品パーツ装着後の写真



エンジンマウント・ペンドラムサポート交換のメリット
- 異音や振動が解消し、静粛性が向上
- ドライビングフィールの改善
- トランスミッションへの負担軽減
- 他の関連部品への悪影響を防止
劣化したまま放置すると、最悪の場合はミッションマウントや排気系部品にまで負担がかかり、修理費用が高額化する恐れもあります。
注意事項とアドバイス
- 純正部品の仕様変更により、取付金具の形状が異なる場合があります。
- DIYでの交換はジャッキアップやトルク管理の精度が求められるため、専門ショップでの作業を推奨します。
- 定期的な点検とメンテナンスが重要です。気になる振動や異音がある場合は早めの対応をおすすめします。
最後に
ミニの振動や異音に関するお悩みは、エンジンマウントやペンドラムサポートの劣化が原因であるケースが多くあります。
ライコウでは、BMW・MINI専門店として豊富な実績とノウハウを活かし、確実な診断と的確な修理をご提供しています。
異音や振動でお悩みの方は、ぜひお気軽にご相談ください。