
ミニ ハッチバック(F55 LCI2)にステアリングヒーター・パドルシフト・ハイビームアシストを後付装着し、RAIKO製テールライトモジュールも同時に施工しました。
各装備は純正同様に動作するようコーディングを実施。ステアリング関連装備は共通部品が多いため、まとめて施工することでコストパフォーマンスも向上します。
テールライトモジュールはユニオンジャック部分をブレーキランプとして点灯させ、安全性とデザイン性を両立する人気カスタムです。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F55 ) LCI2 クーパーSD ( COOPERSD ) |
初年度登録 | 2023年 |
都道府県 | 石川県 |
純正ステアヒーター付ステアリング後付装着
純正ステアヒーター ( ステアリングヒーター )
ステアリング ( ハンドル )内部に熱線が組み込まれており、ヒータースイッチを押すことでステアリング ( ハンドル )内部の熱線が通電してステアリング ( ハンドル )全体が温かくなります。
シートヒーターと併せて外気温によって自動起動してくれる車種も存在しています。
ステアヒーター ( ステアリングヒーター )は冬場など寒い時期に大活躍してくれます。
純正ステアヒーター付ステアリングの取り付け
MINI F系では2021年3月製造以降のフラットスイッチ仕様よりステアリングヒーターがオプション装備としてラインナップされました。
しかし、日本仕様の車両にはオプション装備として採用されていません。
ただ日本仕様で採用されなかっただけでステアリングヒーターの機能は備わっています。
潜在能力として持っているステアリングヒーターの機能を呼び起こします。
ステアリングヒーターの機能を実現させるためには、ステアヒーター付きのステアリング、ステアヒーター対応のステアリングコラム、ステアヒータースイッチが必要です。


純正ステアヒーター付ステアリング取り付け
まずは、標準装着されているステアリングとステアリングコラムを取り外します。
調達したステアヒーター対応ステアリングやステアリングコラムとステアヒータースイッチを取り付けます。

そして、ステアヒーター機能を有効化にするコーディング施工で作業は完了です。
純正ステアヒーター ( ステアリングヒーター )動作チェック
エンジンを始動させて、ステアヒータースイッチを押します。

するとステアヒータースイッチのLEDが点灯します。

メーターパネルにはステアリングホイールヒーターオンと表示されます。

しばらくするとステアリングが温かくなってくれます。

ステアリング全体が温かくなってくれました(^^)/
再度ステアヒータースイッチを押すことでLEDが消灯し、ステアヒーター ( ステアリングヒーター )機能はオフになります。


寒い時期にはシートヒーターとセットでステアヒーター ( ステアリングヒーター )も必需品ですね。
純正フラットスイッチ仕様パドルシフト付ステアリング後付装着
メーカーオプション装備のパドルシフト
パドルシフトは、ハンドルを握ったままパドルシフトを操作することでシフトチェンジが可能になります。
右側のパドルシフトを手前に引くことでシフトアップ。
左側のパドルシフトを手前に引くことでシフトダウン。
パドルシフトを装着することでハンドルから手を離すことなくギアチェンジできるのが特徴です。
パドルシフトは、MINIのドライブを刺激的で楽しくするためのメーカーオプション。
車両製造時にメーカーオプション装備として取り付けることができる機能で、通常は後付装着できません。
しかし、MINI専門店のライコウでは車両製造時でしか取り付けることができないパドルシフト機能の後付装着を実現できます。
フラットスイッチ仕様パドルシフト付ステアリング
2021年3月製造の車両よりマルチファンクションスイッチ部分がピアノブラックでパネルがフラット仕様のステアリングが採用されています。
MINI純正部品パドルシフト対応のフラット仕様ステアリングに交換して、パドルシフトを装着いたしました。


パドルシフトはお客様にてご用意されたパドルシフターを取り付けています。

フラットスイッチ仕様パドルシフト付ステアリングに交換しただけではパドルシフト機能は動作しません。
車両に搭載されているコンピューターをコーディングにてパドルシフト機能が動作するよう設定変更します。
部品交換とコーディング施工でMINI純正機能のパドルシフトが動作してくれます。
MINI純正機能のパドルシフトの動作チェック
エンジンを始動させて、MINI純正機能のパドルシフトの動作チェックを行ないます。



左右のパドルシフトを操作してシフトチェンジしてみます。








ハンドルから手を離すことなくパドルシフト操作でギアチェンジができました。
意のままにギアチェンジできるパドルシフト操作で力強い加速やエンジンブレーキを掛けての減速など、刺激的で楽しいドライブになってくれます。
ギアチェンジ設定は6速/7速/8速の3種類があり、車両に搭載されているトランスミッションによって異なります。
純正ハイビームアシスト機能後付装着
純正ハイビームアシスト機能
ハイビームアシスト機能はヘッドライトスイッチがAUTOの状態でヘッドライトが点灯中に、フロントカメラで対向車や先行車の存在が無いと判断すると自動的にハイビームに切り替えてくれます。
ハイビームアシスト機能を実現させるためには、ハイビームアシストスイッチの備わったステアリングコラムへ交換しコーディングする必要があります。

ハイビームアシストスイッチはウインカーレバーが上下分割され、下側のスイッチになります。

ヘッドライトスイッチがAUTOのポジションで、ヘッドライトが点灯しているときに、ハイビームアシストスイッチを押すことで、ハイビームアシスト機能が動作します。
ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換作業
標準装着されているステアリングコラムを取り外してハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換します。

ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムを取り付けてコーディング施工で作業は完了です。
ハイビームアシスト機能の動作チェック
まずは、ヘッドライトスイッチをAUTOのポジションでヘッドライトを点灯させます。
そして、ハイビームアシストスイッチを押すことでハイビームアシスト機能が動作準備完了です。


メーターパネルにハイビームアシストのアイコンが点灯します。

時速70km/h以上で走行中にフロントカメラが周囲の状況を判断してハイビームアシスト動作してくれます。
コーディング施工でハイビームアシストが動作する速度と感度を変更して、ハイビームアシスト機能が動作しやすいようにしています。
パドルシフト/ステアリングヒーター/ハイビームアシストの豪華3点セット
今回は、パドルシフト/ステアリングヒーター/ハイビームアシストの豪華3点セットを後付装着させていただきました。
豪華3点セットなので費用は高額になりますが、3点セットを一気に装着すると逆に割安なんです。
なぜ豪華3点セットが割安なのか?
3点セットのそれぞれに必要な純正パーツを整理します。
ステアヒーター ( ステアリングヒーター ) | ステアリングヒーター ステアリングスイッチコラムヒーター ステアリング |
パドルシフト | パドルシフト ステアリング |
ハイビームアシスト | ステアリングスイッチコラムヒーター |
ステアリングとステアリングスイッチコラムヒーターが重複してます。
ステアリングはヒーター付きだとパーツ代は若干高くなりますが、ステアリングスイッチコラムセンターはハイビームアシストスイッチの有無でパーツ代に違いはありません。
なので、それぞれの機能を満たした純正パーツを調達して、一気に装着したほうが取付工賃やコーディング施工費用も抑えることができます。
まぁ、装着費用が高いか安いか、割安感があるかは、それぞれの方の判断になりますので一概には言えませんが。
日本仕様では設定されていないステアヒーターやハイビームアシストですが、車両にはインストールされています。
愛車の潜在能力を引き出すことができるミニ専門店ライコウが得意とするメーカーオプションの後付装着メニューです。
RAIKO製テールライトモジュール装着
ユニオンジャックテールをブレーキライト時も点灯させるRAIKO製テールライトモジュール
ミニ ハッチバック ( F55 / F56 ) / ミニ コンバーチブル ( F57 )のLCIモデル用ユニオンジャックテールライトは、ブレーキライト点灯時はテールライト内側が縦一文字に発光します。

ミニ ハッチバック ( F56 ) のLCI2モデルにテールライトモジュールを取り付けてユニオンジャック部分がブレーキライトとして点灯します。

RAIKO製テールライトモジュールにはON/OFF切替スイッチがありますのでユニオンジャック部分のブレーキライト点灯を手軽にON/OFF切り替えできます。
