
MINIクラブマン(F54)で多発する「車両動き出し注意」警告を、ギアセレクタースイッチボックス内部のバネ交換により短時間・低コストで修理。
今回は1時間で修理作業は完了し、費用もディーラーの1/3程度で即日対応可能。
車検前の対策にもおすすめ!

車両情報
車種 | ミニ クラブマン ( F54 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 千葉県 |
「車両動き出し注意」警告を修理!ギアセレクターの不具合を短時間・低コストで解決
警告表示の内容:「車両動き出し注意」とは?
お客様の車両では、「車両動き出し注意」という警告メッセージが表示されていました。これは、ギアをP(パーキング)にしているにもかかわらず、車両側がPに入っていないと認識していることで発生するエラーです。
📷 「車両動き出し注意」という警告メッセージ



専用診断機を用いて確認したところ、エラーコードには
「セレクターレバーに異常がありPでロックされていない」
という記録が残っていました。
📷 専用診断機を用いて確認


原因は内部のバネ破損!本体交換不要の修理対応が可能
このエラーの原因は、ギアセレクタースイッチボックス内部のバネの金属疲労による破損です。
MINIやBMWのF系モデルで非常に多く見られるトラブルで、バネが折れてしまうことで、物理的にはPレンジに入っているのに、センサーがそれを認識できない状態になります。
📷 ギアセレクタースイッチボックス内部の破損したバネ



ディーラーではギアセレクターボックス本体のアッセンブリー交換となり、
修理費用は15万~18万円、さらに一泊二日の預かり対応が一般的です。
しかし、ライコウでは破損したバネ部分のみを新品交換することで対応しています。
その結果――
- 修理費用はディーラーの約1/3以下
- 作業時間はわずか1時間程度
- その場での即日対応が可能
と、お客様の負担を大きく軽減できます。
修理手順と注意点
ギアセレクタースイッチボックスへのアクセスには、
内装パーツを多数取り外す必要があります。
📷 センターコンソール分解中の様子



内部にアクセス後、破損しているバネを取り出して新品のバネに交換します。
純正部品を使用せずとも、問題のないメカニカル修理が可能です。
📷 Pレンジで正しく認識されるかを実車にて動作確認


修理後は専用診断機を用いてエラーを消去し、
Pレンジで正しく認識されるかを実車にて動作確認して完了となります。
この警告が出ていると車検に通りません!
この 「車両動き出し注意」の警告メッセージは、車検で不合格となる項目です。
そのため最近では、車検前にご来店いただき修理依頼されるケースが急増しています。
📷 修理完了後のエラー表示なし



まとめ:ディーラーでは本体交換、ライコウでは部品修理で対応!
比較項目 | ディーラー対応 | ライコウ対応 |
---|---|---|
修理方法 | アッセンブリー交換 | バネ部品交換 |
費用 | 15~18万円 | 約1/3の費用 |
時間 | 一泊二日 | 約1時間 |
車検対応 | 修理必須 | 修理後は問題なし |
MINI F54における「ギアセレクター不具合」はお任せください!
今回のような MINI クラブマン(F54)における ギアセレクター不具合の修理は、
ライコウで多数の実績があります。
「ディーラーで高額な修理を提案されたけど、もっと費用を抑えて直したい」
「車検前に不安を解消したい」
という方は、ぜひお気軽にご相談ください。