
2016年式ミニ クラブマン(F54)にて「車両動き出し注意」の警告が稀に表示されるとのことでギアセレクタースイッチボックスの修理を実施。ディーラーでは高額なアッセンブリー交換が一般的ですが、ライコウではバネ単体交換による低コスト修理で対応。車検に通らない可能性のあるこの警告、早めの対処で安心・安全を確保しましょう。

車両情報
車種 | ミニ クラブマン(F54) クーパー(COOPER) |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 神奈川県 |
「車両動き出し注意」警告対策!ギアセレクタースイッチボックス修理作業
ご依頼の背景
メーターやセンターディスプレイに「車両動き出し注意」という警告メッセージが出てしまう症状にお困りとのことでご来店されました。
ただし、来店時にはそのメッセージは表示されておらず、診断機でのエラーチェックでも異常は検出されませんでした。
📸 診断機でのエラーチェックでも異常は未検出

それでも「また出るかもしれない不安がある」とのことで、予防整備として部品交換をご希望いただきました。
ギアセレクタースイッチボックスの分解と点検
📸 ギアセレクタースイッチボックスを分解

トラブルの原因となるのは、シフトポジション認識部に組み込まれた金属バネの破損や変形です。
今回、分解して状態を確認すると…
一見、折れや変形は見られなかったものの、金属疲労によるへたりや表面の劣化が見受けられました。
📸 バネの折れや変形は見られなかった

そのため、今後の安心・安全を考慮し、新品のバネへ交換することにしました。
📸 新品のバネへ交換

修理方法とライコウのこだわり
ディーラーではこのような症状に対してギアセレクタースイッチボックスのアッセンブリー交換を行うのが一般的で、高額な修理費と長時間の預かり作業が必要になります。
しかしライコウでは、
故障原因となる「バネ」の単体交換にて修理対応を実施!
修理のメリット
- アッセンブリー交換より大幅なコストダウン
- 作業時間は約1時間と短時間で完了
- 「車両動き出し注意」警告の予防整備としても効果的
なぜこの修理が重要なのか?
この警告が点灯していると、車検に通らないケースがあると整備工場やディーラーから案内されることもあります。
また、Pレンジに入れていてもロックされない誤作動を起こす可能性があり、重大な安全トラブルにもつながります。
定期的な点検や、違和感を覚えたタイミングでの修理をおすすめいたします。
まとめ|MINI F54 ギアセレクターの不具合修理はライコウにお任せ!
ライコウではMINI F54をはじめとしたBMW・MINI車の電装系トラブルに対する的確な診断とコストを抑えた修理提案を行っております。
- 不要なアッセンブリー交換はしません!
- 必要な部分だけを交換するから、低コスト・短時間対応が可能!
- 専用診断機ISTAを用いた正確な診断とエラー消去もセットで実施!
「車両動き出し注意」や「車両を固定する」といった表示でお困りの方は、ぜひライコウまでお気軽にご相談ください。