
BMW 5シリーズセダン(F10)へ、コーディングによって2つの便利機能を追加しました。メーター内にデジタルスピード表示を追加とハイビームアシスト機能の有効化です。どちらもコーディングのみで、特別なパーツ交換なしで施工可能でした。車種によっては別途スイッチ交換が必要なケースもあるため、事前の確認がおすすめです。

車両情報
車種 | BMW 5シリーズセダン(F10) LCI 523d |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 岡山県 |
作業内容
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
メーターパネルへデジタルスピード表示追加
F10のアナログメーター中央にデジタルスピードを表示させることで、運転中の視認性が向上します。
とくに高速走行時などに、視線移動を最小限に抑えて速度確認できるため、利便性が格段にアップします。
これはコーディングによる設定変更のみで有効化が可能で、物理的な加工は一切不要です。

ハイビームアシスト機能を有効化
日本仕様では封印されているハイビームアシスト機能が動作します。
ライトスイッチが【AUTO】時にハイビームアシストが機能します。



ハイビームアシストとは、前方車両や対向車がいない時に自動でハイビームへ切り替え、車両や街灯などを検知すると自動的にロービームへ戻す便利な機能です。
ハイビームアシスト機能の注意点
車種や仕様によっては、以下の対応が必要なケースもあります。
- ハイビームアシスト用のスイッチが必要な車種アリ
→ スイッチ付きのステアリングコラムへ交換する必要があります。 - フロントカメラ非搭載車両
→ この場合は機能そのものが使用できません。
車両によって必要な条件が異なるため、事前にお問い合わせいただくことで、作業の可否や内容を明確にご案内可能です。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。