
BMW 7シリーズセダン(G11) LCI・750iに、エアサス車高調整による約40ミリのローダウンを実施。さらに、DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Type-M)を装着し、専用診断機でブレーキリセット。タイヤ脱着を機にアルミホイールも洗浄。見た目も使い勝手も大きく進化した上質カスタム事例です。

車両情報
車種 | BMW 7シリーズセダン(G11) LCI 750i |
初年度登録 | 2021年 |
都道府県 | 静岡県 |
エアサスローダウン
エアサス車両の車高を約40ミリローダウン
BMW G11 750iにはエアサスペンションが標準装備されています。今回はロアリングキットなどの機械的パーツを一切使わず、専用診断機を使用して電子的に車高調整を行ないました。
📸 約40ミリローダウンした7シリーズ(G11)




その結果、約40ミリのローダウンが可能となり、元々のラグジュアリー感に加え、スタイリッシュでスポーティな佇まいに変貌しました。
低ダストブレーキパッド装着
DIXCEL製低ダストブレーキパッドへ交換
前後のブレーキパッドはすでにかなり摩耗しており、メーターには警告メッセージも表示されていました。今回のタイミングで、コストパフォーマンスに優れたDIXCEL製低ダストブレーキパッド(Type-M)へ交換いたしました。
📸 DIXCEL製低ダストブレーキパッド(Type-M)

この低ダストタイプは、純正比で圧倒的にダスト量が少なく、アルミホイールの汚れを大幅に軽減します。また、摩耗の少なさによりローターとのライフサイクルバランスも良好です。
📸 低ダストブレーキパッドへ交換




【強調ポイント】
・街乗り〜高速走行まで扱いやすく制動力も安定
・ディスクローターへの攻撃性も抑えられており、トータルのランニングコスト低減に繋がります。
ブレーキ交換後は専用診断機でパッドリセット
📸 診断画面にてリセット中の様子


BMWはブレーキパッド交換後にはリセットが必要です。ライコウではBMW専用診断機を用いて確実にリセット作業を実施しています。
アルミホイールもこの機会に洗浄
📸 洗浄後のアルミホイール


ブレーキパッド交換でホイールを外したタイミングを活かし、付着したブレーキダストをしっかり洗浄いたしました。
ダストによってくすんでいたホイールも、新車のような輝きが復活し、ローダウンされたフォルムに相応しい美しい足元に仕上がりました。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
ナビゲーションシステムのスピードロック解除
走行中にナビゲーションシステムの目的地設定が可能になります。純正機能のテレビやDVDビデオやUSBビデオの視聴も可能になります。


デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。

後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。

エンジン停止時にアイドリングストップ状態の前回記憶
エンジン停止時にアイドリングストップ状態を記憶して、次回エンジン始動時に記憶したアイドリングストップ状態になります。

ヘッドライトスイッチ適正化設定
ライトスイッチが【0】であっても暗いところではヘッドライトがオートライトと同様に自動点灯します。ライトスイッチが【0】の場合は、ヘッドライトを点灯させません。

メーターパネルのスピードスケール変更
純正仕様ではスピードスケールの最高速度表示は260km/hですが330km/hへ変更します。

コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。
ライコウからのアドバイス
低ダストブレーキパッドは、ブレーキの効き・ホイールの美観・維持コストの全てにおいてメリットがあります。必ずしも交換時期を待つ必要はなく、早めの装着でローターやパッドの寿命を延ばすことにも繋がります。
ローダウンやコーディングといったカスタムとの組み合わせで、愛車の完成度をさらに高めていただけます。