みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!


石川県よりフォルクスワーゲン シロッコ のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2009年になります。

今回は、ヘッドライト内のデイライト化を承りました。


日本仕様のシロッコはヘッドライト内側にS25バルブが装着されているものの点灯することがありません。このヘッドライト内側のバルブはデイライトとして発光することができます。


手順としましては、ヘッドライトの空きピンに端子を挿し込み、車内のコンピューターの空きピンに端子を挿し込む配線作業とデイライト化を有効にするコーディング施工が必要になります。


9月3日のブログでもヘッドライト内ライトのデイライト化をさせていただきましたが、その時とは、配線やコーディング方法が異なります。

違いは、2009年モデル(MY09)と2010年モデル(MY10)以降でコンピューターが異なり、コンピュータに端子を挿し込むところが変わってくるのと、コーディング方法も全く違ってきます。


今まで、2010年モデル(MY10)以降のおクルマでのデイライト化は施工させていただいておりましたが、2009年モデル(MY09)は今回初チャレンジでした。


事前に配線図を元に配線作業の段取りはできていましたが、コーディング項目が調査しきれないままデイライト化が始まりました。

コーディング項目が判明しないという最悪のことも想定して、別スイッチによるデイライト化のための部品も準備済み。


さあ、これから苦難の始まりです(笑)


ヘッドライトLOWビームやフォグライトのデイライト化の動作はすぐにできたのですが、ヘッドライト内側のライトのデイライト化とレバー操作でのデイライトON/OFF切り替えができない・・・(-_-;)


気分を入れ替えるために配線作業を行ない、別スイッチでのデイライト化の配線作業は完了させ、とりあえずヘッドライト内側のデイライト化は実現できました。


お客様にも長期戦になることをお伝えして、腰を据えてコーディング解析です。


闇雲にデータ変更を行なうのは危険ですので、小さな情報を調べ集めて、トライ&ゴーの繰り返しの連続・・・。


そしてついに、ヘッドライト内側のデイライト化がコーディング施工できました(^O^)/


実際の点灯を確認するため、別スイッチでの配線作業から、コンピューターからの配線へと変更作業を行ない、エンジン始動。

無事にヘッドライト内側のライトがデイライトとして点灯してくれました。




あとは、レバー操作でのデイライトON/OFF切り替えです。
こちらも、コーディング項目を見つけることができ、レバー操作でデイライトのON/OFF切り替えが可能になりました。


ついに2009年モデル(MY09)のヘッドライト内側のデイライト化が完成です。
ざっと8時間の作業となりました。




装着させていただいたLEDバルブは想像以上に明るく点灯しましたので、デイライト発光輝度は30%にコーディングで設定変更させていただきました。




また、コーディング解析の副産物としてサイドブレーキでデイライトOFFも実現できました。


お客様には、長時間お待たせすることになり大変申し訳ございませんでした。


話は変わりますが、10月18日(土)にラグーナ蒲郡でシロッコ全国オフ2014が開催されます!!




当初、参加させていただく予定でしたが、出張が入り参加させていただけなくなりました。


ライコウでは、室内ライト一式ととウェルカムライトのLEDユニット商品をシロッコ全国オフ2014のじゃんけん大会の景品として協賛させていただいております。