
ライコウのカントリーマン(U25) JCWのブレーキパッドをアムゼックス製低ダストタイプへ交換しました。
走行距離は3,000km程度ですがダスト汚れが気になってましたが、これでブレーキダスト汚れから解放されます。
またドライアイス洗浄してブレーキキャリパーの汚れを剥がし落とし新車時の輝きを取り戻しました。

車両情報
車種 | ミニ カントリーマン ( U25 ) ジョンクーパーワークス ( John Cooper Work ) |
初年度登録 | 2024年 |
都道府県 | 滋賀県 |
アムゼックス製低ダストブレーキパッドを取り付け
純正ブレーキパッドの問題点|なぜ交換が必要?
MINI純正ブレーキパッドは制動力は優秀ですが、ブレーキダストが非常に多く発生し、短期間でホイールが黒く汚れてしまうのが悩みの種です。
さらに、ダストによる汚れだけでなく、ブレーキディスクローターへの攻撃性も高めで、ローターの摩耗が早いというデメリットもあります。
ライコウのカントリーマン ( U25 )の走行距離は3,000km程度ですが、アルミホイールやブレーキキャリパーにブレーキダスト汚れがあって、とても気になっていました。
作業内容|アムゼックス低ダストブレーキパッドへ交換
フロント&リアのブレーキパッドを全交換!
作業では、フロント・リアともに純正パッドを取り外し、アムゼックス製の低ダストタイプを装着しました。


このアムゼックス製パッドは、ダスト発生を大幅に抑えながら、制動性能もしっかり確保。
さらに、ブレーキローターへの攻撃性を抑える素材構成となっており、ローターの寿命延長にも寄与します。






ブレーキパッドを交換してから専用診断機でリセット作業を行ないます。
低ダストブレーキパッドへ交換することにより、アルミホイールやボディに付着するブレーキダストが大幅に低減します。
このタイミングで純正20インチアルミホイールやタイヤを洗浄いたしました。

FIREBALL ( ファイヤーボール )のWHEEL++にてアルミホイールを洗浄しています。

施工後のメリット|ホイール汚れ防止とローター長寿命化!
ブレーキパッドをアムゼックス製に交換することで、以下のメリットが得られます。
- ホイールのダスト汚れが激減!洗車頻度が減り、美観をキープ
- ブレーキディスクローターの摩耗軽減で、メンテナンス費用を削減
- ダストが少ないことで、ボディや足回りの錆・腐食防止にも貢献
特に新車からの装着は、ダスト汚れがない状態を維持しやすく、最も効果的なタイミングとなります!
作業の注意点とライコウのこだわり
ブレーキパッド交換後は、適切な慣らし運転が必要です。
当店では専門診断機を用いてリセット作業を正確に実施し、走行テストまで丁寧に行っています。
まとめ|MINI U25のブレーキダスト対策ならライコウへ!
今回はMINIカントリーマン(U25)のブレーキダスト対策カスタムとして、アムゼックス製低ダストパッド交換作業をご紹介しました。
- ホイールの美観維持
- ブレーキローターの長寿命化
- 快適なドライブ環境の維持
これらを実現したい方は、ぜひライコウへご相談ください!
全国からのご来店・ご依頼も大歓迎です!
ブレーキキャリパーをドライアイス洗浄
ドイツ製のドライアイス洗浄機
ドイツ発祥のグリーンテック社が製造しているドライアイス洗浄機。
今までのドライアイス洗浄機は大型の機械で、主に工場などで使われてきました。
それからドライアイス洗浄機の小型化が進み、持ち運びが可能なサイズへと進化したことによりカーディテーリング業界や商業施設の清掃などで使えるようになりました。
ライコウが導入したドライアイス洗浄機も持ち運びが可能なサイズです。

冷やして剥がす!ドライアイス洗浄機
ドライアイス洗浄機の大きな特徴は、ドライアイスの特徴を活かした洗浄方法です。
-79℃のドライアイスを汚れている箇所へ吹き付けて、固体から気体へと昇華する力で汚れを剥がします。
サンドブラストのような研磨するといった仕組みではないので洗浄対象物に傷を付けません。
2つの剥離の原理
ドライアイス洗浄の大きな特徴である2つの剥離の原理をご紹介します。
まずは、熱収縮力です。
ドライアイス洗浄機のノズルからエアーと少量のドライアイスが高速噴射されます。
-79℃のドライアイスが汚れに付着して瞬間冷却、洗浄物は常温を保とうとするので、温度差で汚れにクラックが発生しもろくなります。
次に体積膨張力です。
もろくなったクラックの隙間にドライアイスが次から次へと入り込んできます。
ドライアイスは固体から気体へと白い煙になり無くなります。
この昇華時に約750倍の体積膨張が発生して、汚れなどの付着物を剥がしとります。
汚れなどの付着物が一瞬で剥がれます
熱収縮力と体積膨張力が発生するのは約3秒以内のため、汚れなどの付着物は一瞬で剥がれてしまいます。
そして、水分や洗剤などは一切残らないのが最大の特徴です。
ただ、高圧水洗浄やサンドブラストのような圧力やブラスト力はありませんので、染み込んだ汚れや張り付いてしまっている汚れは取り切れません。
しかし、オイルやグリスなどへの脱脂力は強力なのと、手が入りづらいところの洗浄には効果を発揮します。
ミニ カントリーマン ( U25 ) JCWのブレーキキャリパーをドライアイス洗浄
ミニ カントリーマン ( U25 ) へ低ダストブレーキパッドを装着するタイミングでブレーキキャリパーをドライアイス洗浄します。
ドライアイス洗浄前のブレーキキャリパーは、走行距離が3,000km程度ですがブレーキダストが付着しています。






ドライアイス洗浄機に3mmペレットタイプのドライアイスを入れます。
3mmペレットタイプとは、米粒大の大きさに成型されたドライアイスです。



そして、ドライアイス洗浄機のノズルからパウダー状になったドライアイスを汚れ部分に吹き付けて洗浄を行ないます。


ブレーキキャリパーに付着していた汚れがドンドン剝がれ落ちていきます。

ブラシを使って清掃しても届きにくい隙間にもドライアイスが入り込んで汚れを吹き飛ばします。


ブレーキキャリパーの裏側や底面もくまなくドライアイス洗浄を行ないます。




見事にブレーキキャリパーにこびりついてた油脂分などの汚れを取り除けました。










ブレーキディスクローターの赤さびも除去できています。



パウダー状のドライアイスが高速噴射され、-79℃で瞬間冷却して汚れに吸着。
ドライアイスは一瞬で固体から気体に昇華します。
その際に約750倍の体積膨張が発生して汚れを剥がし取ります。
ブラシなどで手洗いしても届かない部分がありますが、ドライアイス洗浄だと手の届かない部分もバッチリキレイにしてくれます。
ドライアイス洗浄は水分や洗剤を一切使わず汚れを除去してキレイにしてくれます。
ブレーキキャリパーもブレーキディスクローターも輝きを取り戻しました。
ドライアイス洗浄はブラシなどで清掃するような隙間もお構いなくパウダー状となったドライアイスが入り込んで油脂汚れなどを剥がしてくれます。
ドライアイス洗浄のメリットとしては、
洗剤を使ってブラシなどでゴシゴシしなくてもいいんです。
水を掛けなくてもいいんです。
ふき取り作業をしなくてもいいんです。
サンドブラストや重曹ブラストとは洗浄の仕組みが異なりドライアイス洗浄の大きな特徴である2つの剥離の原理を使った洗浄ですので素材を傷つけません。
素材を傷つけないが故に水垢や浸透してしまっている汚れなど取れない汚れもございます。
そういった水垢や汚れは酸性もしくはアルカリ性の洗剤を使用して除去する必要があります。
CCUSを活用したカーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組み
ドライアイス洗浄で使用しているドライアイスは、工場で排出されたCO2を回収して再利用されています。
CO2を再利用してリユース品(再使用品)を洗浄することで製品寿命を延ばし、カーボンニュートラル社会と循環型社会の実現に取り組んでます。