【ライコウ彦根店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



岐阜県よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2016年のクーパーD(CooperD)になります。



今回は、ギアセレクタースイッチボックス修理作業と再コーディング施工を承りました。



まずは、ギアセレクタースイッチボックス修理作業です。

ステップトロニック式のギアセレクターでは、もはや定番の故障です。







ISTA診断機でエラーチェックしても同様にエラーがメモリーされています。





ディーラー修理だとギアセレクター本体交換で15万円程度の修理代だと聞いていますが、ギアセレクター本体を交換せず内部の部品交換を行なう修理作業を行ないました。


ただ、ギアセレクター本体にアクセスするためには、車内のシートなどの装備を取り外しての作業に大掛かりな作業になってしまいます。


そして、ギアセレクター本体を取り出して故障の原因となっている部品を交換します。



故障の原因は小さなバネ。これを交換すると直ります。


小さなバネを交換して、元に戻していきます。

そうしますと、車両からもISTA診断機からもエラー表示が消え修理完了です。



車内のシートなどの装備を取り外しての作業となりますので作業時間を要しますが、ギアセレクター本体交換の修理費用と比べるとはるかにお安く不具合を直すことができます。

ご来店のお客様の中でも同様のエラー表示を見かける車両が多いです。



続いては、再コーディング施工です。

3月から全国でBMW&MINIのディーゼル車に行なわれているリコール作業。
軒並みディーラー修理でプログラミングが実施されてます。

プログラミングが実施されると、以前にライコウで施工したコーディング内容が元に戻ってしまいます。
車種や車両にインストールされているECUのバージョンによって、すべてのECUがバージョンアップされたり一部のECUのみバージョンアップされるといった状況です。

施工した元に戻ってしまい、コーディング再設定でのご来店は3月に入ってから1日3台ペース。

最新バージョンになったおクルマへの再コーディング施工いたしました。


コーディング施工を行なうECUによって、メーターのトリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリなどがリセットされてしまう場合がございますので予めご了承ください。

弊社にてコーディング施工を行なう内容によっては、今まで施工されていたコーディング項目が初期値に戻ってしまう場合がございます。
弊社でコーディング施工させていただいている内容は復活させていただいておりますが、他店もしくはご自身で施工されているコーディング内容は再設定していただく必要があります。
今までに他店もしくはご自身で施工されていたコーディング項目の内容につきましては一切の責任を負いませんので予めご了承くださいませ。

また、スマホを使用したコーディング施工の不具合により、機能の動作不良が発生して正常動作してくれないケースが多発しております。その際は、不具合を起こしているECUの初期化を行なってから、コーディング施工させていただく場合がございます。
スマホを使用したコーディング施工などでの不具合を弊社で対処を行なう際は別途費用を頂戴いたしますので予めご了承くださいませ。