【ライコウ彦根店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!


ミニ クラブマン(F54) のライコウ号でハイビームアシストのマトリクス機能の封印を解き放ちました!!

ブログなどで紹介できていませんでしたが、以前にハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムを装着して、ハイビームアシストの有効化を行なっていました。

その時の動作は、先行車または対向車や周囲の明るさなどに応じ、ヘッドライトの配光を自動的に上向きと下向きに切り替えてくれるものでした。



先日、ミニ ハッチバック(F55)のLCIモデルを購入されたお客様より封印されているマトリクス機能を解き放てないかとのご相談を受けました。


ちなみにマトリクス機能をネットで調べてみますと・・・。

様々な道路状況に応じて最適な視界を提供してくれます。
フロントカメラで対向車や先行車を認識すると、他車に対して眩しくないように自動調整してくれます。

左右のヘッドライト内に水平に設置されたレンズが4分割されていて、それぞれが独立して点灯と消灯を行なってくれます。

このマトリクス機能は時速70km/h以上で動作してくれます。

説明動画を見つけましたのでご参考になればと思います。





当初は無理だろうとお話しさせていただいていましたが、お客様の職業上の知識や調べられた情報をお聞きしているうちに、ひょっとしたらできるのかも!?ってことで取り組んでみることになりました。

コーディングして走行テストしての繰り返しの連続で、かなり試行錯誤いたしましたが、ついにマトリクス機能のハイビームアシストの封印を解き放つことができました!!

走行テスト中の画像がこちらっ。



先行車や対向車が前方で走行していますが、そのエリアはロービーム発光で、それ以外のエリアはハイビーム発光しています。

と言っても見づらい画像となっておりすみません。

夜間走行中の撮影のため、シャッタースピードが遅くなってしまいピンぼけ状態です・・・。


実際に走行テストしての感想ですが、条件が揃うと対向車とすれ違っても、前方に先行車が走行してても、他車に対して眩しくないようにライト配光を切り替えながらハイビームを維持した状態で走行してくれました。
その間、対向車からパッシングなどの警告も受けることはありませんでしたので、他車に対して眩しくないように自動調整してくれているんだなってマトリクス機能の凄さに感心いたしました。


一応、走行動画も撮影してみました。



こちらもちょっとわかりづらいかもしれないです(-_-;)

ということで後日、アクションカメラを車両に設置して再撮影させていただきます。


マトリクス機能ハイビームアシストが可能な車種は現在調査中ですが、現在わかっているのは、F55/F56/F57のLCIモデルでアダプティブLEDヘッドライト装着車になります。

ライコウ号のクラブマン(F54)はF56のLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトを後付装着しているので、クラブマンであっても動作してくれています。

BMWの場合、グレアフリー機能のハイビームアシストが動作する車両の方が多いのですが、アダプティブLEDヘッドライトでグレアフリー機能に対応していない車種の場合はマトリクス機能のハイビームアシストが動作する可能性がありそうです。