【ライコウ横浜店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



栃木県よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。

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おクルマは、2016年のクーパー(Cooper)になります。



今回は、純正ドライビングモードスイッチ後付装着&ユピテル製前後ドライブレコーダーのスマート装着とコーディング施工を承りました。



まずは、純正ドライビングモードスイッチ後付装着です。

ドライビングモードは、新車購入時にのみ取り付けることができるMINIの操作を楽しくするためのメーカーオプションになります。そのため、通常は後付できない装備になります。

2017年7月製造以降の車両ではドライビングモードスイッチが変更されています。
2017年7月製造以前のドライビングモードスイッチはシフトレバー周りの回転リングタイプだったのですが、2017年7月製造以降のドライビングモードスイッチはセンターコンソールスイッチタイプに変更になっています。

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どちらのスイッチが装着できるかは、スピードメーターの右横にある残燃料計の形状で判断できます。

今回のおクルマは2017年6月製造以前の車両になるためシフト周りの回転リングタイプを装着させていただきました。

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リングスイッチを左右スライドさせることにより【SPORT】【MID】【GREEN】にモードが変わります。

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スポーツ表示やGREEN設定のメニューが追加されるようになります。

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ドライビングモードスイッチの装着ですが、回転リングタイプのドライビングモードスイッチとセンターコンソールスイッチユニット交換タイプのドライビングモードスイッチが存在します。

※部品単価や為替レートによって価格は予告なく変更させていただく場合がございますので予めご了承くださいませ。

ONE/Cooper/CooperDの場合は、ディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップが実施されてしまってもドライビングモードの機能は基本的には消えることなくそのままお使いいただけます。

CooperS/CooperSDの場合は、ディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップが実施された際には、ドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定させていただいております。


もちろん、CooperS/CooperSDの場合でもディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップでドライビングモードの機能を維持できるようにすることは可能です。その場合は、アクティブサウンドデザイン(ASD)というECUも同時装着する必要があります。

アクティブサウンドデザイン(ASD)は、疑似的にエンジン音を作りだしてスピーカーから音を鳴らすコンピューターです。

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普段、ライコウで純正ドライビングモードスイッチの後付装着では、コストが増大してしまうという観点からアクティブサウンドデザイン(ASD)は装着せずに走りの機能のみを後付させていただいておりました。

そのため、クーパーSとクーパーSDでは、ディーラー修理作業のプログラミングでは、わざとドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定させていただいております。


アクティブサウンドデザイン(ASD)で作り出された音をスピーカーで鳴らすためには、ヘッドユニットとスピーカーの間にアクティブサウンドデザイン(ASD)を割り込ます必要があるため、大幅な配線作業が伴ってきます。

その作業を経て車両のコントロールユニットツリーにアクティブサウンドデザイン(ASD)が出現。

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コーディングソフト上でもアクティブサウンドデザイン(ASD)がしっかりと認識してくれています。

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アクセルを踏み込むとアクティブサウンドデザイン(ASD)で作られたエンジン音がスピーカーから鳴ってくれました。

クーパーS&クーパーSDで完全な形でのドライビングモード後付装着です。

そのため、ディーラー修理作業のプログラミングが実施されても機能が損なわれることなくお使いいただけます。



アクティブサウンドデザイン(ASD)を装着しないドライビングモードスイッチの後付装着でクーパーSとクーパーSDでディーラー修理作業のプログラミング時にドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定しているには理由があります。

そうしないと、診断機上でアクティブサウンドデザイン(ASD)との通信が不能とのエラー表示になってしまうからです。

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車両側にはエラー表示されないので気づかない内容ではありますが、診断機上ではしっかりとエラーを検知しています。

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この状態でディーラー修理作業でプログラミングが実施されると、アクティブサウンドデザイン(ASD)が無いってことで作業が中断しプログラミングができない状態になります。

その後の流れとしては、ドライビングモードの設定を消さないとプログラミングができないので、ドライビングモードスイッチを装着した所で一旦戻さなければならずお客様とディーラーさんがそれぞれ2度手間となり、お客様とディーラーさんの間でトラブルが発生してしまいます。

見た目は同じ、動作などが同じだと現時点で問題がなさそうに見えますが、肝心な中身が違うと後々面倒なことになってしまいます。

ドライビングモードスイッチの後付装着にはじまり、LCIテールライト後付装着などなど、ライコウではディーラー修理作業時などで想定されるトラブルが後々に発生しないよう極力対策させていただいております。



お次は、ユピテル製前後ドライブレコーダーのスマート装着です。

ユピテル指定店モデルのSN-TW84dを装着させていただきました。

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SDカードの定期フォーマット不要機能搭載。
大容量32GBで、繰り返しの上書きにも強い高耐久MLC方式のSDカードを付属。
フロント・リアともにSTARVISとHDR搭載で日中はもちろん、夜間もより鮮明に記録。


クラブマン(F54)ではリア用のドライブレコーダーの配線作業が大変です。

スプリットドアのヒンジ部分を如何にスマートな配線作業ができるかどうかで見た目が大きく異なってきます。

リアカメラ用の配線をカットしてスプリットドアのヒンジ部分に装着できるように加工を行ないます。


カットして加工を施した配線をスプリットドアのヒンジ部分の空きピン部分に端子接続して、ドライブレコーダーの配線が一切見えないように配線作業してます。

本作業を行なうことによって、リアカメラ用の配線を隠すことができ非常にスッキリ♪

そして、スプリットドアを取り外すなどの作業が発生した際に戸惑うことなく作業が進行できます。





それ以外に配線の取り回しなどにおいてもこだわりを持って作業しております。







スマート装着作業が無事に完了し、動作チェックです。





ドライブレコーダーは万一の事故の際に、ご自身を守ってくれる貴重な目撃者になります。


見た目は同じ、動作などが同じだと問題がなさそうに見えますが、ライコウでは見えないところまで拘りをもって作業を行なってます。

ドライビングモードスイッチの後付装着にはじまり、LCIテールライト後付装着などなど、ライコウではディーラー修理作業時などで想定されるトラブルが後々に発生しないよう極力対策させていただいております。



最後にコーディング施工です。
4項目のコーディング施工を承りました。


・ドアロックボタン長押しドアミラー格納の時間短縮
 通常、ドアロックボタンを1.5秒長押しすることによりドアミラーが格納されます。
 その長押し時間を0秒に短縮させていただきました。

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・アイドリングストップ機能OFFのデフォルト化
 通常、エンジン始動時はアイドリングストップ機能が有効になっていますが、それを反転させます。つまりエンジン始動時はアイドリングストップ機能がOFFになります。

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・グリーンモード時のアイドリングストップ機能強制ONの解除
 ドライビングモードをグリーンモードにするとアイドリングストップ機能は強制的にONになってしまう仕組みです。
 グリーンモードに変更しても、アイドリングストップが強制的にONにならないようにできます。


・自動時刻設定の有効化
 iDrive画面に自動時刻設定のメニューを表示させることができます。

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コーディング施工を行なうECUによって、メーターのトリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリなどがリセットされてしまう場合がございますので予めご了承ください。

弊社にてコーディング施工を行なう内容によっては、今まで施工されていたコーディング項目が初期値に戻ってしまう場合がございます。
弊社でコーディング施工させていただいている内容は復活させていただいておりますが、他店もしくはご自身で施工されているコーディング内容は再設定していただく必要があります。
今までに他店もしくはご自身で施工されていたコーディング項目の内容につきましては一切の責任を負いませんので予めご了承くださいませ。

また、スマホを使用したコーディング施工の不具合により、機能の動作不良が発生して正常動作してくれないケースが多発しております。その際は、不具合を起こしているECUの初期化を行なってから、コーディング施工させていただく場合がございます。
スマホを使用したコーディング施工などでの不具合を弊社で対処を行なう際は別途費用を頂戴いたしますので予めご了承くださいませ。