【ライコウ彦根店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!


三重県よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。

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おクルマは、2018年のクーパーS(CooperS)になります。



今回は、純正LCIテールライト後付装着&リアウインカーシーケンシャル化&USB音声入力のFireTvStick装着&LEDバルブ装着と追加コーディング施工を承りました。



まずは、純正LCIテールライト後付装着です。

2019年7月製造でマイナーチェンジされたクラブマン(F54)の純正テールライトを前期モデルに装着です。

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F54のLCIテールライトはF55/F56/F57のLCIテールライトと同様にライト発光時のデザインがユニオンジャックデザインになっています。

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前期テールライトとLCIテールライトを並べてみますと、デザインの違いが一目瞭然。

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このユニオンジャックデザインのLCIテールライトを取り付けます。

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クラブマン(F54)のLCIテールライトは前期モデルとカプラー形状が異なります。

そのため、LCIテールライトをカプラーオンで装着できるよう変換ハーネスを独自に作成して取り付けていきます。

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配線が乱雑にならないよう見た目スッキリな取付を実現。


そして、スプリットドア内へブレーキライト用配線の引き込みや、LCIモデルと同様の点灯パターンになるように配線作業を行ない、コーディング施工で前期モデルへのLCIテールライトの後付装着が完成です。

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★テールライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が消灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。

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★ブレーキライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。

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★ウインカーのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトのウインカーが点滅。


★リアフォグのみの点灯(テールライトも点灯)
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのリアフォグとユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのリアフォグが点灯のまま、ユニオンジャック部分が消灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。


★バックライトの点灯
スプリットドアの開閉は関係ナシ。

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★バックライトとハザードの点灯
ウインカーが一部消灯し代わりにバックライトが点灯。
ウインカーの点灯パターンが変化。


点灯パターンはLCIモデル完全準拠した形になってくれました!!


ブレーキライトの発光部分がリアバンパー内ライトからスプリットドア内ライトへ仕様変更になったのが大きな特徴です。

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LCIモデルではブレーキライトとしてリアバンパー内の赤色ライトは点灯しません。


前期モデルとLCIモデルではテールライトのカプラー形状が異なります。

純正配線をカットしたり継ぎ足したりなどのカッコ悪い配線をせずに取付できるよう純正部品を用いて変換ハーネスを作ってカプラーオンを実現。

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ブレーキライトだけは、元々存在しないので増設する必要がありますが、こちらもドアヒンジ部分での純正端子装着でカプラーオンできるようになっています。


見た目も点灯パターンも大きく変更されたLCIテールライト。

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ライコウでは、この完全LCI化設定で前期モデルへのLCIテールライトの後付装着をさせていただきます。
試行錯誤の中で、手を抜いて他の手法でもLCIテールライトの後付装着はできそうでしたが、今までメーカーオプションの後付装着にあたっては純正通りの配線作業やコーディング施工で行なってきていますので、今回も純正通りの配線作業やコーディング施工に拘りを持っていきたいと思います。

そういったことで、F55/F56/F57のLCIテールライト後付装着とは全く作業ボリュームが異なり大変なのと、コーディングもLCIモデルと完全に合わせるには100項目程度の変更が必要になります。



お次は、LCIテールライトのリアウインカーをシーケンシャル化です。

LCIテールライトのリアウインカーには14個のLEDが備わっています。

その14個のLEDを取り、CREE製のハイパワーLEDを取り付けてリアウインカーのシーケンシャル化になります。

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元々LEDが装着されていた場所にCREE製LEDを取り付けていますので見た目の違いはまったく変化がありませんが、いざウインカー点滅させるとリアウインカーがシャープに内側から外側へ流れてくれます。

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テールライトの横幅いっぱいにリアウインカーがありますので、しっかりとウインカーが流れてくれるのをご覧いただけます。



続いては、LEDバルブ装着です。

F54/F55/F56/F57のフロントウインカーにはPW24Wという特殊なバルブが装着されています。

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正面に2個、側面に8個のアンバーLEDを配置したPW24W用LEDアンバーバルブになります。

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ウインカー点灯時の歯切れの良さは実証済み。






サイドウインカーはT10バルブが装着されています。



球切れチェックキャンセルのコーディング施工を行なっております。



お次は、USB音声入力のFireTvStick装着です。

F54/F55/F56//F57/F60の場合、オーディオソースはUSBのみとなってます。

純正iDrive画面に外部映像ソースを表示させるためにはAVインターフェースが必要になります。

AVインターフェースは、iDrive(ID5/ID6)対応したAVインターフェース【AT-VEM518H】です。

AVインターフェース【AT-VEM518H】を使用して、HDMI入力のアマゾンFireTvStickを装着です。





アマゾンプライムビデオが視聴できると同時に、お持ちのスマホのミラーリングもワイヤレスで可能になります。

高機能AVインターフェースには、純正ナビ操作や純正USBメモリの動画再生を走行中可能にするTVキャンセラー機能も備わっております。

そのため、ナビのスピードロック解除のコーディングも必要がありません!!


a/tack製のAVインターフェースには車両ステータス表示機能が備わっています。



● エンジン回転数表示(50回転毎にバーグラフ表示。MAX9000rpm)
● スピード表示(MAX350km/h)
● シフトポジション表示(Dレンジのままでも何速に入っているか判別可能)
● 水温表示(摂氏表示)
● 油温表示(摂氏表示)
● トルク表示/ピーク表示対応(バーグラフ%表示)
● パワー表示/ピーク表示対応(バーグラフ%表示)
● Gセンサーモニター表示/ピーク表示対応
● ヨーレート表示
● ステアリング操舵角表示
● ブレーキ表示

AVインターフェースの設定画面にアクセスしてiDrive画面に表示されることが可能です。

2018年3月製造以降のミニでは、フロントAUX端子が廃止されてしまっております。
今回はBREX製のUSB音声入力にて地デジの音声を出力するようにさせていただきました。




HDMI入力は、手軽に切り替えできるようHDMI入力端子をアームレスト内に装着させていただきました。





ミラーリングケーブルやアマゾンFireTvStickなどを手軽に差し替えることができます。



最後にコーディング施工です。
4項目の追加コーディング施工を承りました。


・ゴング音の設定変更
 エンジン始動時や後退時にゴング音が鳴ります。その音色を変更させていただきました。
 今回はロールスロイス仕様に変更させていただきました。


・スピードリミットインフォ(SLI)機能追加 (対応車種:F54/F55/F56/F57/F60/F45/F46/F48/F39)
 スピードリミットインフォ(SLI)機能を追加しました。



 フロントカメラが装着されている車両であればカメラおよびナビの地図情報を元に制限速度表示がメーター内およびヘッドアップディスプレイ内に表示されるようになります。



 また、追い越し禁止の表示も可能になります。






・LED化済みのバルブ類のLED仕様設定
 純正ナンバー灯やエンジェルアイと同様にLED仕様変更します。
 ・フロントウインカー
 ・サイドウインカー