【ライコウ彦根店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



静岡県よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。

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おクルマは、2016年のクーパーS(CooperS)になります。



今回は、純正LCI用ブラックラインテールライト後付装着&リアウインカーシーケンシャル化&純正LCI用USサイドマーカー付フェンダー後付装着&RAIKO製USサイドマーカー用LEDユニット装着とコーディング施工を承りました。



まずは、純正LCI用ブラックラインテールライト後付装着です。

2019年7月製造でマイナーチェンジされたクラブマン(F54)の純正テールライトを前期モデルに装着です。

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F54のLCIテールライトはF55/F56/F57のLCIテールライトと同様にライト発光時のデザインがユニオンジャックデザインになっています。

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前期テールライトとLCIテールライトを並べてみますと、デザインの違いが一目瞭然。

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このユニオンジャックデザインのLCIテールライトを取り付けます。


クラブマン(F54)のLCIテールライトは前期モデルとカプラー形状が異なります。

そのため、LCIテールライトをカプラーオンで装着できるよう変換ハーネスを独自に作成して取り付けていきます。


配線が乱雑にならないよう見た目スッキリな取付を実現。


そして、スプリットドア内へブレーキライト用配線の引き込みや、LCIモデルと同様の点灯パターンになるように配線作業を行ない、コーディング施工で前期モデルへのLCIテールライトの後付装着が完成です。

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★テールライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が消灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。

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★ブレーキライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。

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★ウインカーのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトは消灯。

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スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトのウインカーが点滅。

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★リアフォグのみの点灯(テールライトも点灯)
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのリアフォグとユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。

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★バックライトの点灯
スプリットドアの開閉は関係ナシ。

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★リアフォグとブレーキライトの点灯

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点灯パターンはLCIモデル完全準拠した形になってくれました!!


ブレーキライトの発光部分がリアバンパー内ライトからスプリットドア内ライトへ仕様変更になったのが大きな特徴です。

LCIモデルではブレーキライトとしてリアバンパー内の赤色ライトは点灯しません。


前期モデルとLCIモデルではテールライトのカプラー形状が異なります。

純正配線をカットしたり継ぎ足したりなどのカッコ悪い配線をせずに取付できるよう純正部品を用いて変換ハーネスを作ってカプラーオンを実現。

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ブレーキライトだけは、元々存在しないので増設する必要がありますが、こちらもドアヒンジ部分での純正端子装着でカプラーオンできるようになっています。

見た目も点灯パターンも大きく変更されたLCIテールライト。

ライコウでは、この完全LCI化設定で前期モデルへのLCIテールライトの後付装着をさせていただきます。
試行錯誤の中で、手を抜いて他の手法でもLCIテールライトの後付装着はできそうでしたが、今までメーカーオプションの後付装着にあたっては純正通りの配線作業やコーディング施工で行なってきていますので、今回も純正通りの配線作業やコーディング施工に拘りを持っていきたいと思います。

そういったことで、F55/F56/F57のLCIテールライト後付装着とは全く作業ボリュームが異なり大変なのと、コーディングもLCIモデルと完全に合わせるには100項目程度の変更が必要になります。



続いては、リアウインカーシーケンシャル化です。

LCIテールライトのリアウインカーは片側に14個装備されています。

そのリアウインカーをシーケンシャル化して内側から外側へ流れるように発光させていただきました。

14個のLEDを取り去り、CREE製のハイパワーLEDを取り付けてリアウインカーのシーケンシャル化になります。

元々LEDが装着されていた場所にCREE製LEDを取り付けていますので見た目の違いはまったく変化がありませんが、いざウインカー点滅させるとリアウインカーがシャープに内側から外側へ流れてくれます。

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テールライトの横幅いっぱいにリアウインカーがありますので、しっかりとウインカーが流れてくれるのをご覧いただけます。

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社外テールライトのような流れ星的な流れ方ではなく、内側から外側までウインカーがすべて点灯してから消灯するシーケンシャルウインカーが標準採用されているレクサスやアウディなどと同様の流れ方になります。



お次は、純正LCI用USサイドマーカー付フェンダー後付装着&RAIKO製USサイドマーカー用LEDユニット装着です。

アメリカ(USA)仕様のフェンダーにはサイドマーカーが備わっています。

そのアメリカ(USA)仕様のLCI用フェンダーを装着させていただきました。

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そのサイドマーカーへ、RAIKO製USサイドマーカー用LEDライトユニット装着です。

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商品としましては、USサイドマーカーの形状に合わせて基板を製作し、そこへ120個のLEDを組み込みました。

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LEDが発行した際にLED特有のツブツブ感を極力無くしたい為にLEDは基板にギッシリ組み込んでおります。

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安定化電源に接続してLEDを発光させた状態です。

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電圧12Vで電流値は約50mAになっています。

本商品は、USサイドマーカーのレンズ全体を面発光させるために製作いたしましたので、明るさを追求するのではなく、むしろUSサイドマーカーの発光が強烈にならないように、LED発光の出力をかなり抑えた仕様になっています。

さて、本商品をどうやって取り付けるかと言いますと、USサイドマーカーを殻割してRAIKO製USサイドマーカー用LEDライトユニットをUSサイドマーカー本体の中に埋め込みます。

そのため、USサイドマーカーを超音波カッターやホットナイフなどで加工する必要がございます。
ライトを点灯しますとUSサイドマーカーが点灯いたします。

純正USサイドマーカーではレンズの下側にLEDが1つだけ装着されているだけですので、点で発光していました。RAIKO製USサイドマーカー用LEDライトユニットですと、USサイドマーカーレンズ全体が発光するようになります。



USサイドマーカーが明る過ぎるといったことはない状態で発光してくれています。









USサイドマーカー本体へのLEDライトユニット組み込みは基本的にはお客様にて行なっていただきます。

ご要望に応じまして、今回のようにUSサイドマーカー本体へLEDライトユニットを組み込む作業を承ることは可能です。

USサイドマーカーが点発光では無く、レンズ全体が面発光するようになりますので、見た目が大変身できますよ~。



また、スイッチを設けてUSサイドマーカーのON/OFFを可能にしています。



最後にコーディング施工です。
2項目のコーディング施工を承りました。


・アイドリングストップ状態の前回記憶
 エンジン停止時のアイドリングストップ機能の状態を記憶し、次回のエンジン始動時に記憶したアイドリングストップ機能の状態になります。
 アイドリングストップ機能をOFFでエンジンを停止した場合、次回エンジン始動時もアイドリングストップ機能はOFFの状態になります。


・自動時刻設定の有効化
 iDrive画面に自動時刻設定のメニューを表示させることができます。




コーディング施工を行なうECUによって、メーターのトリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリなどがリセットされてしまう場合がございますので予めご了承ください。

弊社にてコーディング施工を行なう内容によっては、今まで施工されていたコーディング項目が初期値に戻ってしまう場合がございます。
弊社でコーディング施工させていただいている内容は復活させていただいておりますが、他店もしくはご自身で施工されているコーディング内容は再設定していただく必要があります。
今までに他店もしくはご自身で施工されていたコーディング項目の内容につきましては一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

また、スマホを使用したコーディング施工の不具合により、機能の動作不良が発生して正常動作してくれないケースが多発しております。その際は、不具合を起こしているECUの初期化を行なってから、コーディング施工させていただく場合がございます。
スマホを使用したコーディング施工などでの不具合を弊社で対処を行なう際は別途費用が発生する場合がございます。

その点をご理解いただいた方のみの施工をさせていただきます。