【ライコウ横浜店ブログ】
みなさん、こんにちは!
ライコウの澤田です!!
神奈川県内よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。
おクルマは、2017年のクーパーS(CooperS)になります。
今回は、部品追加の純正多機能液晶メーター後付装着&純正LCI用ブラックラインテールライト後付装着&RAIKO製テールライトモジュール装着を承りました。
まずは、部品追加の純正多機能液晶メーター後付装着です。
パーツカタログ上では2020年3月製造よりメーカーオプション設定された多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)を装着させていただきました。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)が装備されていない車両への多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)を動作させるためには追加部品が必要になります。
既存のアナログメーターを取り外して多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)を装着し追加部品も取り付けてからコーディング施工で動作してくれます。
走行距離も車両のECUが記憶しているデータをもとに多機能液晶メーター(マルチインフォメーションディスプレイ)へ記録されます。
そのため、走行距離を新たに入力したりする必要がありません。
逆に、好きな数字に走行距離を変更することもできない仕組みになっています。
ドライビングモードを切り替えますとグラフィカルに表示が変化します。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)が装備されていない車両では、メーター内でナビゲーション表示が可能になります。
アナログメーターでは存在していなかった機能で、ナビゲーションで設定した目的地までの距離や到着時間、右左折する交差点などが表示してくれます。
目的地を設定したドライブでは、今までの音声案内のほかにメーター内でナビゲーション表示されることで、視点移動が少なくなりとても便利になります。
ディーラー修理作業でプログラムバージョンアップが実施される際は、メーターをアナログメーターに戻さなければならない車両がありそうです。
そのため、もしものときの備えて多機能液晶メーターへ交換後もアナログメーターは大切に保管しておいてください。
お次は、純正LCI用ブラックラインテールライト後付装着です。
2019年7月製造でマイナーチェンジされたクラブマン(F54)の純正テールライトを前期モデルに装着です。
F54のLCIテールライトはF55/F56/F57のLCIテールライトと同様にライト発光時のデザインがユニオンジャックデザインになっています。
前期テールライトとLCIテールライトを並べてみますと、デザインの違いが一目瞭然。
このユニオンジャックデザインのLCIテールライトを取り付けます。
クラブマン(F54)のLCIテールライトは前期モデルとカプラー形状が異なります。
そのため、LCIテールライトをカプラーオンで装着できるよう変換ハーネスを独自に作成して取り付けていきます。
配線が乱雑にならないよう見た目スッキリな取付を実現。
そして、スプリットドア内へブレーキライト用配線の引き込みや、LCIモデルと同様の点灯パターンになるように配線作業を行ない、コーディング施工で前期モデルへのLCIテールライトの後付装着が完成です。
★テールライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。
スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が消灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。
★ブレーキライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトは消灯。
スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。
★ウインカーのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトは消灯。
スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトのウインカーが点滅。
★リアフォグのみの点灯(テールライトも点灯)
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのリアフォグとユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。
★バックライトの点灯
スプリットドアの開閉は関係ナシ。
★リアフォグとブレーキライトの点灯
★ウインカーとバックライトの点灯
点灯パターンはLCIモデル完全準拠した形になってくれました!!
ブレーキライトの発光部分がリアバンパー内ライトからスプリットドア内ライトへ仕様変更になったのが大きな特徴です。
LCIモデルではブレーキライトとしてリアバンパー内の赤色ライトは点灯しません。
前期モデルとLCIモデルではテールライトのカプラー形状が異なります。
純正配線をカットしたり継ぎ足したりなどのカッコ悪い配線をせずに取付できるよう純正部品を用いて変換ハーネスを作ってカプラーオンを実現。
ブレーキライトだけは、元々存在しないので増設する必要がありますが、こちらもドアヒンジ部分での純正端子装着でカプラーオンできるようになっています。
見た目も点灯パターンも大きく変更されたLCIテールライト。
ライコウでは、この完全LCI化設定で前期モデルへのLCIテールライトの後付装着をさせていただきます。
試行錯誤の中で、手を抜いて他の手法でもLCIテールライトの後付装着はできそうでしたが、今までメーカーオプションの後付装着にあたっては純正通りの配線作業やコーディング施工で行なってきていますので、今回も純正通りの配線作業やコーディング施工に拘りを持っていきたいと思います。
そういったことで、F55/F56/F57のLCIテールライト後付装着とは全く作業ボリュームが異なり大変なのと、コーディングもLCIモデルと完全に合わせるには100項目程度の変更が必要になります。
続いては、RAIKO製テールライトモジュール装着です。
LCIテールライトは、通常ブレーキライト点灯時はスプリットドアにあるテールライトがト文字状に発光します。
テールライトモジュールを装着してユニオンジャック部分もブレーキライト点灯します。
ON/OFFスイッチがありますのでユニオンジャック部分のブレーキライト点灯を気軽にON/OFF切り替えが可能です。