前期モデルのクラブマン(F54) JCWへLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトを取り付け。
ライコウ厳選中古パーツに掲載していた商品を2週間熟慮されて決断いただきました。
大きなポイントは日本仕様のクラブマン(F54)では設定されなかったアダプティブ機能が付いてるLEDヘッドライトということです。
したがって日本国内では見かけることがほぼ皆無なアダプティブLEDヘッドライト仕様のクラブマン(F54)の完成です。
車両情報
車種 | ミニ クラブマン ( F54 ) ジョンクーパーワークス ( John Cooper Works ) |
初年度登録 | 2017年 |
都道府県 | 千葉県 |
LCIモデル用純正アダプティブLEDヘッドライト後付装着★★ライコウ厳選中古パーツ★★
ライコウ厳選中古パーツ
BMW&MINIカスタム専門店のライコウでは、基本的には新品パーツのみを取り扱っています。
しかしながら世界情勢や為替の影響などでパーツの価格が以前よりも大幅に上昇しており、装着したくても高くなり過ぎて・・・って声をいただく機会が多くなりました。
どうすれば提供価格を抑えることができるのか?と考えた結果、車両から取り外したパーツを活用して車両へ装着するライコウの新たなカスタムメニューとして取り組むことにいたしました。
ライコウの目利きで厳選した中古パーツを事前に動作確認して使用する上で問題が無いと判断した部品を販売しています。
厳選した中古パーツは、クリーニング清掃してより良い中古パーツへと進化させています。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライト
ヘッドライト内側にコーナーリングライトが装備されている高級仕様のアダプティブLEDヘッドライト。
2019年7月製造からマイナーチェンジ ( LCIモデル )のクラブマン ( F54 )には設定されていないアダプティブLEDヘッドライトを取り付けました。
ヘッドライト内側にコーナーリングライトが付いていることが確認できます。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトとLEDヘッドライトでは部品金額が片側だけで43,000円(税別)の差があります。
ミニ純正LEDヘッドライトを製造しているのはフランス・パリに本拠を置く自動車部品メーカーの【Valeo ( ヴァレオ )】。
BMWやMINIの純正ヘッドライトを製造しているメーカーは車種によって異なりますが、F系のMINIでは前期モデルもLCIモデルもValeo ( ヴァレオ )社がOEM製造しています。
ヘッドライトには【MINI】のマークがありミニ純正部品であることが記されています。
前期モデルの車両へLCIモデルおよびLCI2モデルのLEDヘッドライトを取り付けるためには、ヘッドライトコンピューターとLEDモジュールが必要です。前期モデルのLEDヘッドライトにもコンピューターが付いてますが互換性はありません。
LCIモデル&LCI2モデルのLEDヘッドライト用コンピューター【FLE2】
LCIモデル&LCI2モデルのLEDヘッドライト用コンピューターは【FLE2】と呼ばれています。
前期モデルのLEDヘッドライト用コンピューターは【FLE】が付いてて、【FLE2】とは形状や機能が違います。
LEDヘッドライト用コンピューターは【FLE2】を製造しているのはドイツに本拠を置く自動車部品メーカーの【Automotive Lighting Reutlingen GmbH】。
【AL】のロゴがAutomotive Lighting Reutlingen GmbHであることを表しています。
BMWやMINIの純正LEDヘッドライト用コンピューターを製造しているメーカーは車種によって異なりますが、F系のMINIでは前期モデルもLCIモデルもAutomotive Lighting Reutlingen GmbH社がOEM製造しています。
LEDヘッドライト用コンピューターには【BMW】のマークがありBMW&MINI純正部品であることが記されています。
LEDヘッドライト用コンピューター【FLE2】はAutomotive Lighting Reutlingen GmbH社のスペイン工場で製造されています。
LCIモデル&LCI2モデルのLEDヘッドライト用LEDモジュール
前期モデルにはありませんが、LCIモデル&LCI2モデルのLEDヘッドライトにはLEDモジュールが存在します。
LCIモデル&LCI2モデルのLEDヘッドライト用LEDモジュールを製造しているのはフランス・パリに本拠を置く自動車部品メーカーの【Valeo ( ヴァレオ )】。
BMWやMINIの純正LEDモジュールを製造しているメーカーは車種によって異なりますが、F系のMINIではValeo ( ヴァレオ )社がOEM製造しています。
【Valeo】のロゴがLEDモジュールの基板に印字されています。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトの取り付け
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトにLEDヘッドライト用コンピューターは【FLE2】およびLEDヘッドライト用LEDモジュールを組み込みます。
今回のLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライト部品構成は下記のとおりです。
LEDヘッドライト・・・Valeo製 MINI純正 中古品
コンピューター【FLE2】・・・AL製 MINI純正 中古品
LEDモジュール・・・Valeo製 MINI純正 中古品
全てMINI純正部品を使って前期モデルの車両へLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトを取り付けます。
前期モデルのLEDヘッドライト
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトへ交換する前の前期モデルLEDヘッドライトが取り付いている状態を撮影しました。
ライコウ厳選中古パーツでLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトが掲載されていることを知り、約2週間じっくりと熟慮され、取り付けを決意されました。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトは事前に動作チェックを実施済み
ライコウ厳選中古パーツは、事前に動作を確認して使用する上で問題が無いことを確認しています。
どうやって確認しているか?
ライコウが所有している車両にLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトを取り付けて動作チェックを行なってます!
また、LCIモデル&LCI2モデルのLEDヘッドライト用コンピューター【FLE2】のプログラムデータは最新バージョンへ更新しています。
ミニ専門店のライコウが自信を持って販売できるよう徹底的にコダワリを持って作業します。
ライコウ厳選中古パーツをお客様が安心して使っていただくために。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトの取り付け
前期モデルのLEDヘッドライトを取り外してLCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトを取り付けます。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトを取り付けてコーディングを行ないます。
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトの動作チェック
LCIモデル用アダプティブLEDヘッドライトに対応したコーディング施工後にライト点灯などの動作チェックを行ないます。
まずはデイライト発光。
ヘッドライト全周のリングがデイライトとして発光します。
続いてはウインカー発光。
LCI2モデル用インナーブラックLEDヘッドライトのウインカーはLED化されています。
LEDモジュールがリング発光部分を担っています。
LEDモジュールにはホワイト発光とアンバー発光の2種類のLEDが備わってます。
ヘッドライト全周のリングがウインカー発光する様へ、前期モデルのヘッドライトとの違いで大きなポイントです。
ヘッドライトを点灯させます。ロービームとハイビームの動作チェックです。
アダプティブLEDヘッドライトのコーナーリングライトもバッチリ点灯しています。
画像での見た目は似てますがハイビーム発光も問題無く動作しています。
LCI2モデル用インナーブラックLEDヘッドライトのライト点灯などの動作チェックは全て問題ありませんでした。
MINI専用診断機でチェックしてもLEDヘッドライト用コンピューターは【FLE2】にエラーは無いです。
LEDヘッドライト用コンピューターは【FLE2】のプログラムは最新バージョンへ更新しているのもご覧いただけます。
Automotive Lighting Reutlingen GmbH社が製造するBMW&MINI純正のLEDヘッドライト用コンピューター【FLE2】です。
前期モデルにLCIモデルのアダプティブLEDヘッドライト後付装着完成!
前期モデルのLEDヘッドライトからLCIモデルのアダプティブLEDヘッドライトへ換装し、フロントフェイスの雰囲気が激変しました!
LCIモデル用のヘッドライト形状に大きくイメージチェンジできました(^^)/
しかもクラブマン ( F54 ) の日本仕様には設定されなかったアダプティブ機能付き!
今回装着させていただいたヘッドライトはクラックなどが発生していましたので、妥協の無いリペア作業でリフレッシュしています。
劣化によるヘッドライトのクラックはすべて取り除くことができます。
取り除けてないのは確認不足なだけです。
高輝度高演色のLEDライトをヘッドライトへ照射させると今まで見えてなかったキズやクラックが浮き上がってきます。
設備や環境が整ってないと万全なリペア作業はできません。経験年数も大事ですが設備環境や経験値のほうがもっと重要です。
あとはどれだけ拘って作業できるか否かです。
今まで見えてなかったキズやクラックを見つけた場合は、前工程に戻ってヘッドライトを削り込んでキズやクラックが消えるまで作業を繰り返します。
前期モデルのヘッドライトからLCI2モデルのヘッドライトへ換装後ですが、ミニディーラーでの入庫で専用診断機によるチェックについてはエラーが出たりすることはありません。
しかし、修理作業でプログラミングが実施されるようなときには前期モデルのヘッドライトに戻さないとミニディーラーでの作業ができませんので、前期ヘッドライトは大切に保管をお願いしています。
もし、LCI2モデルのヘッドライトから前期モデルのヘッドライトへ戻すといった事態が発生した場合は、ライコウが責任もって対応いたしますのでご安心ください。
ライコウ厳選中古パーツは保証付き
ライコウ厳選中古パーツには保証を設けています。
BMW&MINI純正の中古パーツは取付してから3か月保証
BMW&MINI純正の新品パーツは取付してから24か月保証
中古パーツなのになぜ保証が付けられるのか?
ライコウ厳選中古パーツは、事前に動作を確認して使用する上で問題が無いことを確認しているからです。
ライコウで保証を付けるためにしっかりと動作チェックを行なってます。
新品パーツなのに商品到着後7日間しか保証を設けていない通販ショップなんかが世に存在していますが、ライコウはミニ専門店としての自覚と責任を持って仕事していますので保証を付けて、お客様に少しでも安心していただけるようにしています。
OEM品とかリビルト品とか言って模倣品が出回る
通販サイトなどで、まるで純正部品のような模倣品を見かけることが多々あります。
OEM品とかリビルト品とか並行品とか、いろんな言い回しで純正部品のような物が販売されてます。
OEM品とは・・・
OEMとは、Original Equipment Manufacturingまたは Original Equipment Manufacturerの略語
「Original:本来の」「Equipment:製品」「Manufacturere:製造業者」それぞれの頭文字をとった用語。
委託者のブランドで製品を生産すること、または生産するメーカーのことです。
ってことは、
LEDヘッドライトのOEM品と言えるのは【 Valeo ( ヴァレオ ) 】社製の製品
LEDヘッドライト用コンピューター【FLE2】のOEM品と言えるのは【Automotive Lighting Reutlingen GmbH 】社製の製品
LEモジュールのOEM品と言えるのは【 Valeo ( ヴァレオ ) 】社製の製品
リビルト品とは・・・
リビルト品は、使用済み部品を分解・洗浄し、磨耗・劣化したパーツ(部位)を新品と交換して、劣化していない部品は再利用して組み立てた部品。オーバーホール品とも呼ばれることがあります。
ライコウ厳選中古パーツは、清掃はしているものの部品交換などは行なっていませんので、あくまで中古品という扱いになります。
並行品とは・・・
並行品は、海外メーカーの日本支社や輸入販売契約を結んだ正規の代理店等を通じて日本に輸入される「正規輸入品」とは異なるルートで輸入された部品。
ただ、OEM品と謳って、リビルト品と謳って、並行品と謳って、それらとはまったく関係の無い会社が作った商品を販売するのは・・・。
どのようなことになるのだろう?
この辺りは、法律をもっと勉強したり、専門家にご教授いただきながら知識を広めてたいと思います。