【ライコウ横浜店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



東京都よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。

alt

おクルマは、2020年のクーパー(Cooper)になります。



今回は、LCIモデルのハロゲンヘッドライト仕様車へ純正LCI用ブラックラインテールライト後付装着を承りました。



クラブマン(F54)への純正LCI用テールライトを後付装着する事例は日本一の施工実績を誇っているライコウですが、今回は非常にレアケースなおクルマへのLCIモデルのユニオンジャックテールライトを装着です。


というのも、おクルマは2020年製造のLCIモデルでハロゲンヘッドライト仕様車です。

alt

LCIモデルのハロゲンヘッドライト仕様車では、前期モデルのLEDヘッドライト仕様車用のLEDテールライトが装備されています。

alt

ご来店までに車両の詳細情報をお聞きしていませんでしたので、現車を見てビックリ( ゚Д゚)


同じ形のテールライトなので、配線方法やコーディング内容も同じだろうと想定しましたが、すべてが異なっていました(;'∀')

alt

alt

そこで、現車の配線状況やISTA診断機にて配線図をチェックし、試行錯誤を繰り返して、ようやく正規点灯するように配線作業とコーディング施工ができました。


クラブマン(F54)のユニオンジャックテールライトと前期モデルのテールライトではカプラー形状が異なります。

alt

alt

そのため、ユニオンジャックテールライトをカプラーオンで装着できるよう変換ハーネスを独自に作成して取り付けていきます。









そして、スプリットドア内へブレーキライト用配線の引き込みや、LCIモデルのユニオンジャックテールライトと同様の点灯パターンになるように配線作業を行ない、コーディング施工で前期モデルへのLCIモデルのユニオンジャックテールライトの後付装着が完成です。

alt

alt


★テールライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。

alt

alt

スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのユニオンジャック部分が消灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。

alt


★ブレーキライトのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトは消灯。

alt

alt

スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのブレーキライトが点灯。
下側テールライトの赤色部分が点灯。

alt


★ウインカーのみの点灯
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトは消灯。

alt

alt

スプリットドアが開いている時。
上側テールライトのウインカーが点滅。
下側テールライトのウインカーが点滅。

alt


★リアフォグのみの点灯(テールライトも点灯)
スプリットドアが閉まっている時。
上側テールライトのリアフォグとユニオンジャック部分が点灯。
下側テールライトは消灯。

alt

alt


★バックライトの点灯
スプリットドアの開閉は関係ナシ。

alt

alt


★リアフォグとブレーキライトの点灯

alt

alt


alt

alt

点灯パターンはLCIモデルのユニオンジャックテールライトと完全準拠した形になってくれました!!


ブレーキライトの発光部分がリアバンパー内ライトからスプリットドア内ライトへ仕様変更になったのが大きな特徴です。

alt


純正配線をカットしたり継ぎ足したりなどのカッコ悪い配線をせずに取付できるよう純正部品を用いて変換ハーネスを作ってカプラーオンを実現。

alt

ブレーキライトだけは、元々存在しないので増設する必要がありますが、こちらもドアヒンジ部分での純正端子装着でカプラーオンできるようになっています。


ブレーキライトだけは、元々存在しないので増設する必要がありますが、こちらもドアヒンジ部分での純正端子装着でカプラーオンできるようになっています。

見た目も点灯パターンも大きく変更されたLCIモデルのユニオンジャックテールライト。







LCIモデルのハロゲンヘッドライト仕様車という難題を無事突破し、新たな情報を入手できました。





作業手順書やネットなどで情報を入手するだけの作業では、答えがわかっているので誰でも作業できてしまいますが、ノウハウは積み上がりません。

今までの経験の積み重ねによって、いつもより作業時間は要したものの、キッチリとユニオンジャックテールライトの後付装着を仕上げることができました。


F55/F56/F57のLCIテールライト装着は1時間程度、F54のLCIテールライト装着は4時間程度、F60のLCIテールライト装着は2時間程度の作業時間ですので、ご来店当日にお返しできるのもポイントです。

社内で独自に作業マニュアルを作成し、作業の標準化を行ない、トレーニングを行なって、スムーズな作業を実現しております。


クロスオーバー(F60)では、BLACKLINEのテールライトでセット品番が設定され、個別で部品を調達するより商品金額がお安くなりました。

クラブマン(F54)では、ノーマルのテールライトでセット品番が設定され、個別で部品を調達するより商品金額がお安くなりました。

商品金額の違いで、BLACKLINEテールライトとノーマルテールライトとでは装着価格が異なっていますので、予めご了承くださいませ。