千葉県からミニ クロスオーバー ( R60 )がご来店。
2014年のジョンクーパーワークス( John Cooper Works )です。
純正LEDフォグライトユニット後付装着 & MINI F系仕様パドルシフト操作化 & バックカメラ取付部位置変更作業を承りました。
純正LEDフォグライトユニット後付装着
純正LEDフォグライトユニット
2014年7月製造から採用されたLEDフォグライトユニット。
ポジションライトやフォグライトがLED化されたのと、デイライト時にはリング状に発光してくれるのが大きなポイントです。
純正LEDフォグライトユニットの取り付け
前期モデルのハロゲン仕様のフォグライトユニットを取り外します。
LCIモデル用のLEDフォグライトユニットを取り付けます。
コネクター形状が異なっていますので、ミニ純正部品を使って変換してから取り付けています。
リング状のデイライト発光を実現させるために、FRMの配線入れ替え作業も行なっています。
2014年7月製造から採用されたLEDフォグライトユニットを正規仕様で点灯させるためにはFRMのバージョンが要件を満たしている必要があります。
おクルマのFRMはバージョンが要件を満たしていないため正規仕様での点灯が実現できません。
そこで、ISTA診断機を使ってミニ クロスオーバー ( R60 )のコンピューターをプログラミングしてバージョンアップさせます。
R系のMINIでのプログラミングはやりたくないのが本音です。
というのも、車両ECUが飛んでしまう可能性大なのです。
ディーラーもMINI修理ショップもECUが飛んでしまうかもしれないとヒヤヒヤしながら作業されています。
車両ECUが飛んでしまうことなくプログラミングが無事に終了。
LEDフォグライトユニットを正規仕様で点灯させるための要件を満たしました。
LCIモデルのLEDフォグライトユニット用のコーディング施工を行ないます。
純正LEDフォグライトユニットの動作チェック
まずは、LEDフォグライトユニットのデイライト発光。
LEDフォグライトユニットがリング状にデイライト発光します。
メーターパネルにデイライトのメニューを表示させていますのでON/OFF切替も可能。
続いては、ポジションライト発光。
LEDフォグライトユニットの上側部分がポジションライトとして発光します。
お次は、フォグライト発光。
LEDフォグライトユニットの下側部分がフォグライトとして発光します。
デイライト&ポジションライト&フォグライトがバッチリ発光してくれました(^^)/
純正LEDフォグライトユニットの後付装着について
前期モデルにLCIモデル用のLEDフォグライトユニットを後付装着するためには、コネクター変換と配線入れ替え作業が必要です。
配線入れ替え作業を行なうことによって正しい点灯パターンを実現できます。
しかし、修理作業でプログラミングが実施されてしまうと、元の点灯パターンに戻ってしまいます。
そうなってしまうと、ライコウにて正しい点灯パターンへの再コーディング施工が必要となりますので予めご了承ください。
MINI F系仕様パドルシフト操作化
MINI R系仕様パドルシフト操作
MINI R系仕様パドルシフト操作は左右ともパドルシフトを手前に引いてシフトアップ。押すことでシフトダウンします。
MINI F系では左のパドルシフトを手前に引いてシフトダウン。右のパドルシフトを手前に引いてシフトアップという操作方法。
ステアリング内の配線加工でMINI F系仕様パドルシフト操作化
左のパドルシフトを手前に引いてシフトダウンします。
右のパドルシフトを手前に引いてシフトアップします。
MINI F系と同じ感覚でシフトチェンジが可能となりました。
バックカメラ取付部位置変更作業
バックカメラの映像の約半分を占めるナンバープレート
社外バックカメラを装着されていますが、バックカメラが映し出す後方映像の約半分はナンバープレート。
映像自体もほぼ真下を映し出してて、もっと後方映像が表示できるようにしたいとのご相談をいただきました。
装着されている社外バックカメラの取り付け部を加工してバックカメラの向きを調整しました。
社外バックカメラが映し出す映像はこちら。
しっかりと後方映像を表示できるようになりました。
ミニ クロスオーバー ( R60 )のボディには手を入れず、社外バックカメラのステーなどの加工を行ない位置変更しました。
これで後退時の映像確認もバッチリです!