ミニ純正オプション装備のステアリングヒーター(ステアヒーター)やパドルシフトやハイビームアシストを取り付け。
車両が本来持っている潜在能力を呼び起こして、より豪華な仕様へと進化させます。
純正アラームシステム用ルーフアンテナに交換してドアロック時にセキュリティライトを点滅発光するようになりました。
そして、コーディング施工で制限速度情報を表示させたりテンコ盛りのカスタムをご依頼いただきました。
車両情報
車種 | ミニ クロスオーバー ( F60 ) LCI クーパーSD ( COOPERSD ) |
初年度登録 | 2023年 |
都道府県 | 埼玉県 |
純正ステアヒーター付ステアリング後付装着
純正ステアヒーター ( ステアリングヒーター )
ステアリング ( ハンドル )内部に熱線が組み込まれており、ヒータースイッチを押すことでステアリング ( ハンドル )内部の熱線が通電してステアリング ( ハンドル )全体が温かくなります。
シートヒーターと併せて外気温によって自動起動してくれる車種も存在しています。
ステアヒーター ( ステアリングヒーター )は冬場など寒い時期に大活躍してくれます。
純正ステアヒーター付ステアリングの取り付け
MINI F系では2021年3月製造以降のフラットスイッチ仕様よりステアリングヒーターがオプション装備としてラインナップされました。
しかし、日本仕様の車両にはオプション装備として採用されていません。
ただ日本仕様で採用されなかっただけでステアリングヒーターの機能は備わっています。
潜在能力として持っているステアリングヒーターの機能を呼び起こします。
ステアリングヒーターの機能を実現させるためには、ステアヒーター付きのステアリング、ステアヒーター対応のステアリングコラム、ステアヒータースイッチが必要です。
純正ステアヒーター付ステアリング取り付け
まずは、標準装着されているステアリングとステアリングコラムを取り外します。
ミニ純正パーツのステアヒーター対応ステアリングやステアリングコラムとステアヒータースイッチを取り付けます。
そして、ステアヒーター機能を有効化にするコーディング施工で作業は完了です。
純正ステアヒーター ( ステアリングヒーター )動作チェック
エンジンを始動させて、ステアヒータースイッチを押します。
するとステアヒータースイッチのLEDが点灯します。
メーターパネルにはステアリングホイールヒーターオンと表示されます。
しばらくするとステアリングが温かくなってくれます。
ステアリング全体が温かくなってくれました(^^)/
再度ステアヒータースイッチを押すことでLEDが消灯し、ステアヒーター ( ステアリングヒーター )機能はオフになります。
寒い時期にはシートヒーターとセットでステアヒーター ( ステアリングヒーター )も必需品ですね。
純正フラットスイッチ仕様パドルシフト付ステアリング後付装着
メーカーオプション装備のパドルシフト
パドルシフトは、ハンドルを握ったままパドルシフトを操作することでシフトチェンジが可能になります。
右側のパドルシフトを手前に引くことでシフトアップ。
左側のパドルシフトを手前に引くことでシフトダウン。
パドルシフトを装着することでハンドルから手を離すことなくギアチェンジできるのが特徴です。
パドルシフトは、MINIのドライブを刺激的で楽しくするためのメーカーオプション。
車両製造時にメーカーオプション装備として取り付けることができる機能で、通常は後付装着できません。
しかし、MINI専門店のライコウでは車両製造時でしか取り付けることができないパドルシフト機能の後付装着を実現できます。
フラットスイッチ仕様パドルシフト付ステアリング
2021年3月製造の車両よりマルチファンクションスイッチ部分がピアノブラックでパネルがフラット仕様のステアリングが採用されています。
MINI純正部品パドルシフト対応のフラット仕様ステアリングに交換して、MINI純正部品のパドルシフトを装着いたしました。
標準装着のステアリングを取り外して、パドルシフト対応のフラット仕様ステアリングにパーツを移植します。
フラットスイッチ仕様パドルシフト付ステアリングに交換しただけではパドルシフト機能は動作しません。
車両に搭載されているコンピューターをコーディングにてパドルシフト機能が動作するよう設定変更します。
部品交換とコーディング施工でMINI純正機能のパドルシフトが動作してくれます。
MINI純正機能のパドルシフトの動作チェック
エンジンを始動させて、MINI純正機能のパドルシフトの動作チェックを行ないます。
左右のパドルシフトを操作してシフトチェンジしてみます。
ハンドルから手を離すことなくパドルシフト操作でギアチェンジができました。
意のままにギアチェンジできるパドルシフト操作で力強い加速やエンジンブレーキを掛けての減速など、刺激的で楽しいドライブになってくれます。
ギアチェンジ設定は6速/7速/8速の3種類があり、車両に搭載されているトランスミッションによって異なります。
純正ハイビームアシスト機能後付装着
純正ハイビームアシスト機能
ハイビームアシスト機能はヘッドライトスイッチがAUTOの状態でヘッドライトが点灯中に、フロントカメラで対向車や先行車の存在が無いと判断すると自動的にハイビームに切り替えてくれます。
ハイビームアシスト機能を実現させるためには、ハイビームアシストスイッチの備わったステアリングコラムへ交換しコーディングする必要があります。
ハイビームアシストスイッチはウインカーレバーが上下分割され、下側のスイッチになります。
ヘッドライトスイッチがAUTOのポジションで、ヘッドライトが点灯しているときに、ハイビームアシストスイッチを押すことで、ハイビームアシスト機能が動作します。
ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換作業
標準装着されているステアリングコラムを取り外してハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換します。
ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムを取り付けてコーディング施工で作業は完了です。
ハイビームアシスト機能の動作チェック
まずは、ヘッドライトスイッチをAUTOのポジションでヘッドライトを点灯させます。
そして、ハイビームアシストスイッチを押すことでハイビームアシスト機能が動作準備完了です。
メーターパネルにハイビームアシストのアイコンが点灯します。
時速70km/h以上で走行中にフロントカメラが周囲の状況を判断してマトリクスにハイビームアシスト動作してくれます。
コーディング施工でハイビームアシストが動作する速度と感度を変更して、ハイビームアシスト機能が動作しやすいようにしています。
パドルシフト/ステアリングヒーター/ハイビームアシストの豪華3点セット
今回は、パドルシフト/ステアリングヒーター/ハイビームアシストの豪華3点セットを後付装着させていただきました。
豪華3点セットなので費用は高額になりますが、3点セットを一気に装着すると逆に割安なんです。
なぜ豪華3点セットが割安なのか?
3点セットのそれぞれに必要な純正パーツを整理します。
ステアヒーター ( ステアリングヒーター ) | ステアリングヒーター ステアリングスイッチコラムヒーター ステアリングスイッチ ロアーステアリングコラムトリムカバー |
パドルシフト | パドルシフト ステアリング |
ハイビームアシスト | ステアリングスイッチコラムヒーター |
ステアリングとステアリングスイッチコラムヒーターが重複してます。
ステアリングはヒーター付きだとパーツ代は若干高くなりますが、ステアリングスイッチコラムセンターはハイビームアシストスイッチの有無でパーツ代に違いはありません。
なので、それぞれの機能を満たした純正パーツを調達して、一気に装着したほうが取付工賃やコーディング施工費用も抑えることができます。
まぁ、装着費用が高いか安いか、割安感があるかは、それぞれの方の判断になりますので一概には言えませんが。
日本仕様では設定されていないステアヒーターやハイビームアシストですが、車両にはインストールされています。
愛車の潜在能力を引き出すことができるミニ専門店ライコウが得意とするメーカーオプションの後付装着メニューです。
純正セキュリティ装着車用LED内蔵ルーフアンテナ装着 & ETCルームミラー下部のセキュリティライト点灯作業
クラブマン F54 / クロスオーバー F60用LED内蔵ルーフアンテナ
クラブマン F54 / クロスオーバー F60 のルーフアンテナは、シャークアンテナタイプになっています。
純正セキュリティが装備されている車両のルーフアンテナは、シャークアンテナの先端部分が発光する仕組みになっています。
F54/F60用LED内蔵ルーフアンテナを取り付け
標準装着されているルーフアンテナを取り外して、F54/F60用LED内蔵ルーフアンテナを取り付けます。
F54/F60用LED内蔵ルーフアンテナのプラスチック素地部分はピアノブラックペイント、LEDが発光する赤色部分はキャンディブラックペイントを施しています。
セキュリティライトとしてLEDが点滅するように配線処理を行ないます。
キーレスやコンフォートアクセスでのドアロック時のみセキュリティライトとしてLEDが点滅します。
ETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライト
BMW & MINIの純正ETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライトは、純正アラームシステムが装備されているとドアロック時にLEDが赤色点滅発光します。したがって、純正アラームシステムが非装備の車両では動作しません。
ETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライト点灯作業
純正アラームシステムが非装備のミニ クラブマン ( F54 )をドアロック時にBMW & MINIの純正ETC内蔵ルームミラー下部のLEDが赤色点滅発光するようにします。
ミニ クラブマン ( F54 )をドアロックさせると純正ETC内蔵ルームミラー下部のLEDが一定間隔で赤色点滅します。
ドアアンロックでLEDの赤色点滅動作は消灯します。
純正セキュリティ装着車用ルーフアンテナとETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライトが完全同期点灯
装着したLED内蔵ルーフアンテナとETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライトは完全同期した状態でレッド点滅動作します。
LED内蔵ルーフアンテナとETC内蔵ルームミラー下部のセキュリティライトのLEDが赤色点滅発光するのはキーレスまたはコンフォートアクセスでのドアロックのみです。
車速連動ドアロックや室内ボタンでのドアロックでは赤色点滅発光は動作しませんので、誤発光は発生しません。
純正アラームシステムを装備されている車両と同様の赤色点滅発光になります。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
ナビゲーションシステムのスピードロック解除
走行中にナビゲーションシステムの目的地設定が可能になります。純正機能のUSBビデオの視聴も可能になります。
リーガルディスクレーマー非表示設定
ヘッドユニット起動時にディスプレイに表示される走行に関する注意画面(リーガルディスクレーマー)を非表示にします。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。
ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。
シートベルト非装着時の警告音無効化
シートベルトが非装着の状態で発する警告音を無効化します。
前席&後席ともに警告音を無効化できます。
メーターパネル内の警告灯は点灯します。
アクティブクルーズコントロール(ACC)の動作初期速度変更
アクティブクルーズコントロール(ACC)は時速30km/hから動作します。動作する初期速度を変更します。
アクティブクルーズコントロール(ACC)の車間設定変更
アクティブクルーズコントロール(ACC)の車間設定は4段階あり、デフォルト設定は【3】になっています。デフォルト設定を変更します。
ヘッドライトスイッチ適正化設定
ライトスイッチが【0】であっても暗いところではヘッドライトがオートライトと同様に自動点灯します。ライトスイッチが【0】の場合は、ヘッドライトを点灯させません。
走行モードにGREEN+ ( グリーンプラス ) モード有効化
走行モードにGREEN+ ( グリーンプラス ) モードを追加します。
スピードリミットインフォ(SLI)機能追加 (対応車種:F54/F55/F56/F57/F60/F45/F46/F48/F39)
スピードリミットインフォ(SLI)機能を追加しました。
フロントカメラが装着されている車両であればカメラおよびナビの地図情報を元に制限速度表示がメーター内およびヘッドアップディスプレイ内に表示されるようになります。
制限速度表示に加えて、追い越し禁止の表示も可能になります。
2020年7月製造以降の車両からは他車種と同様に認証コードをメーカーから購入する必要があります。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。