【ライコウ横浜店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



ミニ クロスオーバー(F60)のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2018年のクーパーD(CooperD)になります。



今回は、リコール作業前にコーディング内容完全消去&リコール作業後に再コーディングとAppleCarPlayフルスクリーン化を承りました。



3月から全国でBMW&MINIのディーゼル車に行なわれているリコール作業。
軒並みディーラー修理でプログラミングが実施されてます。

プログラミングが実施されると、以前にライコウで施工したコーディング内容が元に戻ってしまいます。
車種や車両にインストールされているECUのバージョンによって、すべてのECUがバージョンアップされたり一部のECUのみバージョンアップされるといった状況です。

施工した元に戻ってしまい、コーディング再設定でのご来店は3月に入ってから1日3台ペース。


今回は、ディーラー入庫前に施工していたコーディング内容を完全消去してリコール作業を実施してもらい、プログラミング作業のディーラー対応がどのようになるのか!?

をやってみました。


おクルマにはコーディング施工とAppleCarPlayインストールを行なっています。

AppleCarPlayインストールには数種類の方法があり、ライコウでは認証コードインストール方式を採用しています。



はじめにコーディング内容初期化を行ないAppleCarPlayの消去を行なっていきます。







それから車両へ入れ込んだ認証コードを消去。



そして、必要な部分の認証コードをインストール。



AppleCarPlayの認証コードは無くなり、製造時に入っている認証コードだけになりました。





この部分がディーラーではできない場合があるようで、最悪ヘッドユニット交換になってしまうケースがあるとビビらすようなアナウンスがされています。

日本地図の認証コードを入れられないとナビゲーションシステム起動中...で止まります。



キッチリと認証コードを入れているのでナビは問題なく起動。



これは、現時点でISTA診断機に入っているプログラムバージョンのバグのようです。
プログラムバージョンは3月に4.40になり5月に4.41になっていますが、相変わらず改善できておらず、4.43で改善するといった案内がでています。


完全消去してからディーラーへ入庫。
そしてリコール作業のプログラミング。
無事にリコール作業は完了し、再来店いただきました。
リコール作業は全く問題無かったとの返答もいただきました。


そして、再コーディング施工とAppleCarPlayのフルスクリーン化。

ヘッドユニットのバージョンが上がっているとAppleCarPlayのフルスクリーン化が実現します。











フルスクリーン化されたことにより地図アプリの表示エリアが増えて見やすくなりますね~。


ってことで、リコール作業後に認証コードをディーラーが入れられないケースでも、ライコウへ来ていただければ即復活可能です。
そのため、ヘッドユニット交換などの修理を行なわなくて大丈夫です。

また、AppleCarPlayの完全アンインストールも可能です。
下取りしたり、買取した車両にAppleCarPlayがインストールされていて、それをアンインストールしたいというご相談をいただくことがあります。そういった車両にも対応可能としています。


ISTA診断機に入っているプログラムバージョンが4.43になればバグは解消され、このような問題はなくなるものと期待しています。
社外品を装着しているから、コーディングしているからでプログラミング時にトラブルが発生するという根も葉もない言い掛かりを一つずつ晴らしていこうと取り組んでおります。

だって、2023年2月までのプログラムバージョンでは、こういったトラブルを聞くことがほぼありませんでしたから。
相当台数のおクルマへコーディングさせていただき、ディーラー修理でプログラミングされ再コーディングしている経験での話です。