
運転席側のリングライトに黄ばみが生じているため点検をご依頼いただきました。
LEDモジュールの破損やアクリル部分の焼損は見受けられず、アクリルの劣化で黄ばんでしまってました。
この状態だと症状を改善するためにはヘッドライトの交換になります。
その理由などを紹介するブログです。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) LCI クーパーSD ( COOPERSD ) |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 大阪府 |
黄色く発光するリングライトの点検作業
デイライトで発光するリングライトの下部が若干黄みがかってる!?
運転席側のヘッドライトでデイライト発光するリングライトの色味に違和感を感じられてご来店です。
現車を拝見するとおっしゃる通り運転席のヘッドライトのリングライトが若干黄みがかってます。


助手席側のヘッドライトのリングライトにつきましては特に問題がありません。


左右のヘッドライトを見比べると色味の違いがよくわかります。
運転席側ヘッドライトのリングライト下部が黄みがかっている原因は・・・
ヘッドライトの劣化です。
リングライトのアクリルが紫外線などの影響で劣化して透明感を無くしてしまったのが原因です。
この問題を解決するにはヘッドライトの交換になります。
ヘッドライト表面のレンズを削って磨いてリペアしても効果がありません。
ヘッドライト内部のアクリルが黄ばんでしまっているのでリペアでの対処ができないんです。
リングライトのアクリルの黄ばみとは・・・
リングライトの発光の仕組みは、LEDモジュールが発光し、アクリルを伝ってリング状に発光するようになっています。

このアクリルが黄ばんでしまっているヘッドライトを見かけることがあります。

この画像は、ライコウが在庫している中古のヘッドライトを撮影したもので、このヘッドライトの場合アクリルに劣化は見られずクリアな状態です。
ライコウの厳選中古パーツコーナーとしてLCIモデルのLEDヘッドライトを多数販売させていただいてます。
その検品時にアクリルが劣化しているヘッドライトを見かけます。
ライコウでは相当数のヘッドライトで内部状態を見ていますので、アクリルの劣化による黄ばみだと判断できるんです。
まとめ
リングライトの発光不良には数種類の原因が存在します。
- LEDモジュールの点灯不良 | LEDモジュールを交換
- アクリル部分の焼損 | 焼損した部分のリペア
- アクリル部分の劣化 | ヘッドライト交換
ミニ専門店のライコウでは現車を拝見してヘッドライトの状態に応じて適切な修理方法をご提案させていただきます。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。

メーター内表示項目追加
2018年3月~2019年6月製造のミニ ハッチバック ( F55 / F56 )およびミニ コンバーチブル ( F57 )ではメーターパネルに表示される項目が少なくなりました。
前期モデルやミニ クラブマン ( F54 ) / ミニ クロスオーバー ( F60 )のようにメーター内に表示される項目を増やします。









コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。