ミニ クーパーS(F55) スポーツモードやグリーンモードの切り替えができるドライビングモードスイッチを装着

START/STOPスイッチの右端にドライビングモードスイッチが付いた部品へ交換しコーディングするとドライビングモード機能が動作します。
SPORT/MID/GREENのドライビングモードをドライブシチュエーションに合わせて切り替えてドライブできます。
新車製造時に装備されなかったドライビングモードを後付装着できます。

ミニ クーパーS(F55) スポーツモードやグリーンモードの切り替えができるドライビングモードスイッチを装着

車両情報

車種ミニ ハッチバック ( F55 ) LCI クーパーS ( COOPERS )
初年度登録2018年
都道府県神奈川県

純正トグルスイッチ仕様ドライビングモード後付装着

純正ドライビングモード

ドライビングモードは、新車購入時にのみ取り付けることができるMINIの操作を楽しくするためのメーカーオプションになります。そのため、通常は後付できない装備になります。

2017年7月製造以降の車両ではドライビングモードスイッチが変更されています。
2017年7月製造以前のドライビングモードスイッチはシフトレバー周りの回転リングタイプだったのですが、2017年7月製造以降のドライビングモードスイッチはセンターコンソールスイッチタイプに変更になっています。

純正ドライビングモードスイッチ後付装着

どちらのスイッチが装着できるかは、スピードメーターの右横にある残燃料計の形状で判断できます。

今回のおクルマは2017年7月製造以降の車両になるためセンターコンソールスイッチタイプを装着させていただきました。

ドライビングモードスイッチはセンターコンソールスイッチタイプ
ドライビングモードスイッチはセンターコンソールスイッチタイプ

センターコンソールスイッチのトグルスイッチ仕様純正ドライビングモード取り付け

センターコンソールスイッチを取り外してトグルスイッチ付きの純正部品に交換します。

センターコンソールスイッチのトグルスイッチ仕様純正ドライビングモード取り付け

センターコンソールスイッチの右端のトグルスイッチがドライビングモードを切り替えるスイッチです。

トグルスイッチ仕様純正ドライビングモードの動作チェック

ドライビングモード用のトグルスイッチを上下させることで【 SPORT 】【 MID 】【 GREEN 】の3種類のドライビングモードが変わります。

センターコンソールスイッチのトグルスイッチ仕様純正ドライビングモード取り付け

ドライビングモードが切り替わるとメーターとディスプレイに【 SPORT 】【 MID 】【 GREEN 】に切り替わったことを表示してくれます。

SPORT Mode ( スポーツモード )

最高のゴーカートフィーリングをお楽しみいただけます。

SPORT Mode ( スポーツモード )
SPORT Mode ( スポーツモード )
MID Mode ( ミッドモード )

標準状態の設定です。

MID Mode ( ミッドモード )
MID Mode ( ミッドモード )
GREEN Mode ( グリーンモード )

燃料消費を抑えてのドライビングを実現します。

GREEN Mode ( グリーンモード )
GREEN Mode ( グリーンモード )

スポーツ表示やGREEN設定のメニューが追加されるようになります。

スポーツ表示やGREEN設定のメニューが追加
スポーツ表示やGREEN設定のメニューが追加

ドライビングモードスイッチの装着ですが、回転リングタイプのドライビングモードスイッチとセンターコンソールスイッチユニット交換タイプのドライビングモードスイッチが存在します。

※部品単価や為替レートによって価格は予告なく変更させていただく場合がございますので予めご了承くださいませ。

純正ドライビングモード後付装着のご留意事項

ワン ( ONE ) / クーパー ( COOPER ) / クーパーD ( COOPERD )の場合は、ディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップが実施されてしまってもドライビングモードの機能は基本的には消えることなくそのままお使いいただけます。

クーパーS ( COOPERS ) / クーパーSD ( COOPERSD )の場合は、ディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップが実施された際には、ドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定させていただいております。

もちろん、クーパーS ( COOPERS ) / クーパーSD ( COOPERSD )の場合でもディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップでドライビングモードの機能を維持できるようにすることは可能です。その場合は、アクティブサウンドデザイン ( ASD ) というECUも同時装着する必要があります。

アクティブサウンドデザイン ( ASD ) は、疑似的にエンジン音を作りだしてスピーカーから音を鳴らすコンピューターです。

アクティブサウンドデザイン ( ASD ) は、疑似的にエンジン音を作りだしてスピーカーから音を鳴らすコンピューター

普段、ライコウで純正ドライビングモードスイッチの後付装着では、コストが増大してしまうという観点からアクティブサウンドデザイン ( ASD ) は装着せずに走りの機能のみを後付させていただいておりました。

そのため、クーパーS ( COOPERS ) / クーパーSD ( COOPERSD )では、ディーラー修理作業のプログラミングでは、わざとドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定させていただいております。

アクティブサウンドデザイン ( ASD ) で作り出された音をスピーカーで鳴らすためには、ヘッドユニットとスピーカーの間にアクティブサウンドデザイン ( ASD ) を割り込ます必要があるため、大幅な配線作業が伴ってきます。

その作業を経て車両のコントロールユニットツリーにアクティブサウンドデザイン ( ASD ) が出現。

車両のコントロールユニットツリーにアクティブサウンドデザイン ( ASD ) が出現
車両のコントロールユニットツリーにアクティブサウンドデザイン ( ASD ) が出現

コーディングソフト上でもアクティブサウンドデザイン ( ASD ) がしっかりと認識してくれています。

車両のコントロールユニットツリーにアクティブサウンドデザイン ( ASD ) が出現

アクセルを踏み込むとアクティブサウンドデザイン ( ASD ) で作られたエンジン音がスピーカーから鳴ってくれました。

クーパーS ( COOPERS ) / クーパーSD ( COOPERSD )で完全な形でのドライビングモード後付装着です。

そのため、ディーラー修理作業のプログラミングが実施されても機能が損なわれることなくお使いいただけます。

アクティブサウンドデザイン ( ASD ) を装着しないドライビングモードスイッチの後付装着でクーパーS ( COOPERS ) / クーパーSD ( COOPERSD )でディーラー修理作業のプログラミング時にドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定しているには理由があります。

そうしないと、BMW専用診断機でアクティブサウンドデザイン ( ASD ) との通信が不能とエラー表示になってしまうからです。

BMW専用診断機でアクティブサウンドデザイン ( ASD ) との通信が不能とエラー表示

車両側にはエラー表示されないので気づかない内容ではありますが、診断機上ではしっかりとエラーを検知しています。

BMW専用診断機でアクティブサウンドデザイン ( ASD ) との通信が不能とエラー表示
BMW専用診断機でアクティブサウンドデザイン ( ASD ) との通信が不能とエラー表示

この状態でディーラー修理作業でプログラミングが実施されると、アクティブサウンドデザイン ( ASD ) が無いってことで作業が中断しプログラミングができない状態になります。

その後の流れとしては、ドライビングモードの設定を消さないとプログラミングができないので、ドライビングモードスイッチを装着した所で一旦戻さなければならずお客様とディーラーさんがそれぞれ2度手間となり、お客様とディーラーさんの間でトラブルが発生してしまいます。

見た目は同じ、動作などが同じだと現時点で問題がなさそうに見えますが、肝心な中身が違うと後々面倒なことになってしまいます。

ドライビングモードスイッチの後付装着にはじまり、LCIテールライト後付装着などなど、ライコウではディーラー修理作業時などで想定されるトラブルが後々に発生しないよう極力対策させていただいております。