
ミニ クーパーS(F56)のリフレッシュやカスタムを承りました。
ヘッドライトのクラックを除去してプロテクションフィルムでガード、ブレーキパッドやディスクローターを交換してリフレッシュ。
リアルームライト追加とLCI2モデル用純正サイドフラッシャー装着のカスタム。
多数の作業ですがご来店当日に完了いたしました。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2014年 |
都道府県 | 埼玉県 |
クラックや黄ばみのあるヘッドライトをリペア修理作業
黄ばんだりクラックが入ったヘッドライト
最近は紫外線が強いためかヘッドライトが黄ばんできたりクラックが入った状態の車両を見かけるケースが多くなってます。




前期モデルのミニで見かけることが多い症状ですが、LCIモデルでも劣化によってヘッドライト表面に黄ばみやクラックが発生してきました。
ヘッドライトレンズはポリカーボネートというプラスチック素材が使われています。
ポリカーボネートは、ガラスよりも強度が強く、破損した際に破片が飛び散りにくいというメリットがある一方、紫外線に弱いというデメリットがあります。
ヘッドライトレンズに黄ばみが出たり、クラックが入ったりするのはそのためです。
ライトを点灯させるとヘッドライト表面の状態がより顕わとなります。


愛車を洗車してピカピカにしてもヘッドライト表面の黄ばみやクラックは取れません。
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックは、見た目が残念なのはもちろんのこと、ヘッドライトの照射光に影響を及ぼして、光量が足りなくなり車検に通らなくなってしまうこともあります。
車検に通らなくなってしまうと、ヘッドライトの交換が余儀なくされます。
しかし、ヘッドライトを交換しなくてもリペアすることで改善できます。
ヘッドライトレンズの研磨&ミガキ作業
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックを除去します。

まずは、ヘッドライトレンズ表面のハードコートをゴリゴリと削り取り除きます。

粗めの番手からはじめて、細かな番手でヘッドライトレンズを削っていき、肌を滑らかにしていきます。


そして、コンパウンドによるミガキ作業を行ないます。

ヘッドライト表面にあった黄ばみやクラックが除去されクリアなヘッドライトへと復活しました(^^)/



ライトを点灯させてもクラックは見つからず新品ヘッドライトと遜色ないくらいに透明感あるヘッドライトレンズ表面になっています。







ご来店時のヘッドライトとは思えないくらいキレイになってくれたヘッドライト。


ヘッドライトがキレイだと見た目もシャキッとしますね。
ヘッドライト内部に付着している液だれやキズなどは除去できませんのでご承知おきください。
ヘッドライトにプロテクションフィルム施工
ヘッドライトを劣化やキズから守るプロテクションフィルム ( PPF )
ヘッドライトを劣化やキズから守るプロテクションフィルム ( PPF )。
ポリウレタン製のプロテクションフィルム ( PPF )は、ラッピングフィルムとは異なります。
200ミクロンという厚さのシートで想定される傷リスクからボディを守り、さらに紫外線ダメージをガードしてくれます。
プロテクションフィルム ( PPF )はヘッドライトをはじめ、ボディやフロントガラスへの施工も可能ですが、ライコウではヘッドライトに限定して作業を行ないます。
使用するプロテクションフィルム ( PPF )はSTEK ( エステック )製とDIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製になります。
プロテクションフィルム ( PPF )にはカラーバリエーションが存在しており、ヘッドライトを劣化やキズから守るほかにドレスアップ効果もあります。
ヘッドライト プロテクションフィルム ( PPF )のカラーバリエーション
ヘッドライト プロテクションフィルム ( PPF )のカラーバリエーションは数種類ありますが、ライコウではクリアタイプとライトスモークタイプに限定して過度なスモークのプロテクションフィルム ( PPF )は使用しません。
STEK ( エステック )製DYNOshield ( ダイノシールド ) クリアタイプのプロテクションフィルム ( PPF )


透明なプロテクションフィルム ( PPF )です。
DIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製BLACK GRAY ( ブラックグレイ ) ライトスモークタイプのプロテクションフィルム ( PPF )


データ上は可視光線透過率53%となってますが、ほんのりスモークといった印象です。

左右のヘッドライトを見比べると若干スモークになってるのがご覧いただけます。


ヘッドライト プロテクションフィルム ( PPF )は数種類のカラーをご用意
ライコウでは3種類のプロテクションフィルム ( PPF )をご用意しています。
STEK ( エステック )製プロテクションフィルム ( PPF )
・DYNOshield ( ダイノシールド ) 透明タイプ
・DYNOcloud ( ダイノクラウド ) ライトスモークタイプ
DIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製プロテクションフィルム ( PPF )
・CLEAR IMPACT ( クリアインパクト ) 透明タイプ
・BLACK VIOLET ( ブラック バイオレット ) ライトブルーグレータイプ
・BLACK GRAY ( ブラックグレイ ) ライトグレータイプ
今後はニーズに合わせてカラーバリエーションは増やしていきます。
ヘッドライト プロテクションフィルム ( PPF )施工
STEK ( エステック )製プロテクションフィルム ( PPF )のDYNOshield ( ダイノシールド ) をお選びいただきました。


ヘッドライトリペアさせていただいたLEDヘッドライトへSTEK ( エステック )製プロテクションフィルム ( PPF )のDYNOshield ( ダイノシールド ) を貼っていきます。



しばらく乾燥させてから余分なプロテクションフィルム ( PPF )をカットしていきます。





STEK ( エステック )製プロテクションフィルム ( PPF ) DYNOshield ( ダイノシールド ) の施工は完了です。




透明タイプのプロテクションフィルム ( PPF ) DYNOshield ( ダイノシールド )は、ヘッドライトの見た目に変化はありませんが、耐傷性能、更に軽い表面の傷を修正するセルフヒーリング機能を兼ね備えてます。




プロテクションフィルム ( PPF )施工後は、ヘッドライト表面とプロテクションフィルムの間に水分が多少残ってしまいますが、一晩程度で無くなってくれます。


今回も3時間程度様子を見てましたが、みるみるうちに水分が無くなっていきました。
キズを自己修復でき、紫外線や汚れからヘッドライトを守ってくれるプロテクションフィルム ( PPF )です。
リア用LEDルームライト後付装着
リア用LEDルームライトの追加
リアシートエリアにもLEDルームライトを追加し、上質な室内空間を演出。
純正のLEDライトを使用することで、明るさ・色味ともに統一感のあるプレミアムな仕上がりとなりました。
後部座席に座る方へのおもてなしはもちろん、夜間の車内での利便性も向上します。大人のMINIライフをより快適にするカスタムです。
作業プロセスと品質保証
後付装着の流れ
- ルーフライナーへ穴あけ作業: リア用ルームライトを取り付けるための穴あけ作業。
- ルームライト配線作業: リア用ルームライトの配線。
- リア用ルームライトの取り付け: ライト本体用を取付。
- コーディングと最終動作確認: リア用ルームライトが発光するためのコーディングを行ない動作確認を実施。
ルーフライナーへリア用ルームライトの穴あけを行ないます。

穴をあける場所はライコウの計測データをもとに正しく行ないます。

そして、配線作業やルームライト本体取り付けとコーディング施工を行ないます。
動作チェックポイント
- ルームライト点灯の動作確認
- アンビエントライト発光の動作確認
ドアオープン時にフロントルームライトと連動してリアルームライトが点灯します。



ボタンを押すことで左右個別でルームライトを点灯できます。


アンビエントライトのカラーチェンジに連動してカラー発光します。





3ドアハッチバック(F56)には存在しなかったリアルームライトが完成です。
ライコウでしか体験できない、唯一無二のカスタム
今回のカスタムは、他店では提供していない、ライコウだけのオリジナルサービスです。
私たちは、純正パーツの信頼性と確かな取り付け技術を融合させることで、ハイクラスなMINIカスタムを提供しています。
「純正を超える純正品質」を求めるMINIオーナー様にこそ体感していただきたい、特別なサービスです。
MINIを知り尽くしたプロフェッショナルにお任せください
「MINIらしさ」をさらに引き立てるカスタムをご検討の方は、ぜひ当店にご相談ください。
高度な取り付け技術と豊富な実績で、お客様のMINIを世界に一台だけの特別な一台へと仕上げます。
他ではできない、唯一無二のカスタムを。
MINIの魅力を最大限に引き出す、本物のカスタマイズをご体験ください。
LCI2モデル用サイドフラッシャー装着
LCI2モデル用サイドフラッシャーへの交換
2021年3月以降に生産されたLCI2モデルでは、サイドフラッシャーがLED化され、デザインも一新されています。
この新しいサイドフラッシャーは、シャープでスタイリッシュな形状が特徴で、視認性も向上しています。

前期モデルや中期モデルのオーナー様も、このLCI2用サイドフラッシャーに交換することで、最新モデルのデザインと機能を手に入れることが可能です。取り付けは無加工で行えますが、LED化に伴い、以下のような問題が発生することがあります。
- エンジン始動時のLEDフラッシング:エンジンをかけた際に、数秒間サイドフラッシャーが点滅する現象が起こることがあります。
- ウィンカーやハザード点灯時のハイフラ現象:ウィンカーやハザードを使用する際に、通常よりも速い点滅(ハイフラ)が発生することがあります。みんカラ+1みんカラ+1
球切れチェックキャンセルのコーディング
これらの問題を解決するためには、車両のコーディングが必要です。当店では、サイドフラッシャーの交換と同時に、球切れチェックキャンセルのコーディングを行っています。これにより、エンジン始動時のフラッシングやハイフラ現象を防ぎ、正常な動作を実現します。
施工事例のご紹介
F56前期モデルに、LCI2用サイドフラッシャーを装着し、コーディングを実施しました。


新しいサイドフラッシャーにより、車両全体の印象が引き締まり、より洗練されたスタイルとなりました。


LCI2モデル用サイドフラッシャーへの交換は、ミニの外観と機能性を向上させる効果的なカスタマイズです。


当店では、交換作業と必要なコーディングをセットで承っております。
DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキディスクローター / 低ダストブレーキパッド装着
DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキディスクローター / 低ダストブレーキパッド
DIXCEL ( ディクセル )製ブレーキディスクローター PDタイプ
DIXCE L ( ディクセル )でスタンダードタイプのディスクローター PDタイプをご用意。

DIXCEL ( ディクセル )製低ダストブレーキパッド Mタイプ
DIXCEL ( ディクセル )製で低ダストブレーキパッド Mタイプをご用意。
街乗り用として作られたブレーキパッド Mタイプは、ストッピングパワーを犠牲にすることなく、ブレーキダストを大幅に低減します。


DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッド交換修理
すり減ってしまったブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッドを取り外して、DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッドに交換します。




DIXCEL製ブレーキディスクローター/低ダストブレーキパッドに交換後、専用診断機でブレーキのリセット処理を行ない、修理作業は完了です。


純正ブレーキパッドによってアルミホイールはブレーキダストなどでかなり汚れていました。
低ダストタイプのブレーキパッドへ交換したのでアルミホイールを洗浄しました。




低ダストブレーキパッドへ交換することにより、アルミホイールやボディに付着するブレーキダストが大幅に低減してくれます。
低ダストブレーキパッドへの交換時期のライコウの見解
ブレーキパッドは減ってから交換したほうがよいのか、すぐ交換したほうがよいのかというご質問をいただくことがあります。
私の個人的な見解では、すぐの交換をお勧めしております。
せっかくきれいに洗車しても、ちょっと走行するだけでアルミホイールがブレーキパッドのダストで汚れてしまうと残念な気持ちになってしまいます。低ダストのブレーキパッドですと洗車後のブレーキパッドのダスト汚れが格段に解消されます。
また、ブレーキローターの消耗も格段に減少できます。そのため、後々の維持費を抑える効果も期待できます。
ちなみに、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)は新車納車後に低ダストブレーキパッドへ交換し、8年経過して走行距離も12万キロを突破していますが、アルミホイールの汚れはほぼありませんし、ブレーキパッドやブレーキローダーの消耗も少なく、ブレーキローターはまだまだ交換しなくて大丈夫な状態です。
クルマの乗り方によっても異なるとは思いますが、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)はクルマが汚れずに気持ちよくドライブできております。
バッテリー容量チェック
愛車の健康診断でバッテリーの容量チェック
車両に搭載されているバッテリーは走る上で欠かすことのできない重要なパーツです。
バッテリーが劣化しているとエンジンが掛からないなどのトラブルを招いてしまいます。
BOSCH ( ボッシュ )製のバッテリーテスターにて搭載されているバッテリーの容量チェックを行ないました。

その結果は、【要充電】です。

バッテリーを充電する必要があります。
エンジンのみならずエアコンやオーディオなどで電気を使用しますので、バッテリーの状態は定期的に確認することが大切です。
ライコウでは彦根店も横浜店もBOSCH製のバッテリーテスターを常備していますので、いつでもバッテリー診断が可能です。