新車製造時にしか装着できないとされるメーカーオプションを多数取付しました。
バックカメラ/パドルシフト/マルチファンクションスイッチ/ドライビングモードを後付けし、オートライトセンサー交換やナビの地図データ更新やドラレコ装着とコーディングまでのカスタムを1日作業で完了しました。
これだけの作業ボリュームは1日では無理かも?って思ってましたが事前準備をキッチリ行ない段取り良く作業したことにより一人作業にもかかわらずご来店当日のご返却を実現させました。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2014年 |
都道府県 | 埼玉県 |
純正バックカメラ後付装着
後方状況が確認できるのはリア用パークディスタンスコントロール ( PDC ) のみ
リア用のパークディスタンスコントロール ( PDC )は装着されているものの、バックカメラが装着されていない車両になります。
その車両へ純正のバックカメラを装着させていただきました。
新車製造時にバックカメラが装着されていない車両においてはAVインターフェースを取り付けて社外バックカメラを装着するのが一般的ですが、メーカーオプション装備のバックカメラを装着することも可能です。
トランクリッドをバックカメラ対応の部品に交換しています。
純正バックカメラをトランクリッドへ組み込みます。
純正バックカメラを取り付け
純正バックカメラを車両に取り付けて配線作業を行ないます。
そして、バックカメラが動作するようコーディングを行ないます。
すると、ギアポジションをリバースにすると純正ディスプレイに後方映像が表示されるようになります。
リア用パークディスタンスコントロールは標準装備ですので、両方の動作状況を確認できます。
バックカメラ映像にはパーキングヘルプラインや障害物マークも表示させることが可能です。
標準装着のバックカメラと何ら遜色のない純正バックカメラの後付装着です。
あくまで純正装備でのバックカメラを動作させたいというお客様のコダワリです。
純正バックカメラ後付装着は、車両装備品によって価格が大きく変動します。
リア用パークディスタンスコントロールが装備されている場合は、純正バックカメラを後付装着する費用を抑えることができます。
回転リング仕様純正ドライビングモード後付装着
純正ドライビングモード
ドライビングモードは、新車購入時にのみ取り付けることができるMINIの操作を楽しくするためのメーカーオプションになります。そのため、通常は後付できない装備になります。
2017年7月製造以降の車両ではドライビングモードスイッチが変更されています。
2017年7月製造以前のドライビングモードスイッチはシフトレバー周りの回転リングタイプだったのですが、2017年7月製造以降のドライビングモードスイッチはセンターコンソールスイッチタイプに変更になっています。
どちらのスイッチが装着できるかは、スピードメーターの右横にある残燃料計の形状で判断できます。
今回のおクルマは2017年6月製造以前の車両になるためシフト周りの回転リングタイプを装着させていただきました。
回転リング仕様純正ドライビングモード取り付け
シフトレバー周りのリングカバーを取り外します。
ドライビングモードスイッチ付き回転リングへ交換し、配線作業とコーディング施工。
回転リング仕様純正ドライビングモードの動作チェック
ドライビングモードスイッチ付き回転リングを左右にスライドさせることで【 SPORT 】【 MID 】【 GREEN 】の3種類のドライビングモードが変わります。
ドライビングモードが切り替わるとメーターとディスプレイに【 SPORT 】【 MID 】【 GREEN 】に切り替わったことを表示してくれます。
SPORT Mode ( スポーツモード )
最高のゴーカートフィーリングをお楽しみいただけます。
MID Mode ( ミッドモード )
標準状態の設定です。
GREEN Mode ( グリーンモード )
燃料消費を抑えてのドライビングを実現します。
スポーツ表示やGREEN設定
スポーツ表示やGREEN設定のメニューが追加されるようになります。
ドライビングモードスイッチの装着ですが、回転リングタイプのドライビングモードスイッチとセンターコンソールスイッチユニット交換タイプのドライビングモードスイッチが存在します。
ステアリング加工で純正パドルシフト後付装着
MINIメーカーオプション装備のパドルシフト
パドルシフトは、ハンドルを握ったままパドルシフトを操作することでシフトチェンジが可能になります。
右側のパドルシフトを手前に引くことでシフトアップ。
左側のパドルシフトを手前に引くことでシフトダウン。
パドルシフトを装着することでハンドルから手を離すことなくギアチェンジできるのが特徴です。
パドルシフトは、MINIのドライブを刺激的で楽しくするためのメーカーオプション。
車両製造時にメーカーオプション装備として取り付けることができる機能で、通常は後付装着できません。
しかし、MINI専門店のライコウでは車両製造時でしか取り付けることができないパドルシフト機能の後付装着を実現できます。
純正パドルシフトを3本スポークステアリングへ加工取付
MINI 純正部品のパドルシフトをミニ ハッチバック ( F56 )に取り付けます。
MINI純正部品のパドルシフトです。
現在装着されている3本スポークのステアリングを加工してパドルシフトを取り付けます。
パドルシフトを取り付けるための加工やパドルシフト用の配線追加などの作業を行ないます。
パドルシフト用の配線作業を行ない、パドルシフトを取り付けた加工済みの3本スポークステアリングをミニ ハッチバック ( F56 )へ装着して、パドルシフトを機能させるためのコーディングを行ないます。
MINI純正機能パドルシフトの動作チェック
エンジンを始動させて、MINI純正機能パドルシフトの動作チェックを行ないます。
パドルシフト操作でシフトチェンジができることを確認します。
ハンドルから手を離すことなくパドルシフト操作でギアチェンジができます。
意のままにギアチェンジできるパドルシフト操作で力強い加速やエンジンブレーキを掛けての減速など、刺激的で楽しいドライブになってくれます。
ギアチェンジ設定は6速/7速/8速の3種類があり、車両に搭載されているトランスミッションによって異なります。
純正ボイスコマンド付マルチファンクションスイッチ後付装着
純正マルチファンクションスイッチ
マルチファンクションスイッチは、新車購入時にのみ取り付けることができるMINIの操作を快適にするためのメーカーオプションになります。そのため、通常は後付できない装備になります。
マルチファンクションスイッチがあると、ハンドル内でオーディオの音量変更やオーディオの曲目変更やクルーズコントロール操作が実現できます。
純正マルチファンクションスイッチ取り付け
装着されているステアリングを取り外してマルチファンクションスイッチを取り付けます。
スポークカバーセットを取り外してミニ純正パーツのマルチファンクションスイッチへ交換します。
ステアリング上でオーディオの音量変更や曲目変更、電話の応答が手軽に行えるようになります。
ボイスコマンド機能を有効にするためには、特別な認証コードのインストールが必要です。
声での指示によって目的地設定やオーディオソース変更などが可能になり、ますますドライビングが便利になります。
30km/h以上の速度でクルーズコントロールボタンを押すと、クルーズコントロールが作動します。
一定の速度を保ちながら快適なドライブが可能です。
新車購入時に装着されていなかったお客様にはお勧めのアイテムです。
オートライトセンサー交換でヘッドライト消灯時間短縮
トンネル出てからヘッドライトが約2分間消えない
車両製造年が2013年~2017年位の車両ではオートライト時にヘッドライトが点灯から消灯するまでの時間が長く、約2分程度点灯する仕様になっています。
それが、車両製造年が2018年以降の車両ではオートライト時にヘッドライトが点灯から消灯するまでの時間が数秒に短縮されてます。
該当車両にお乗りの方の中には、大変不便に思っておられる方も多いはず・・・。
実際、BMW&MINIカスタム専門店のライコウでは、オートライトで走行しててトンネルを抜けてもヘッドライトがなかなか消えてくれないという症状についてのご相談をいただきます。
コーディング施工で何とかならないかとチャレンジしていた時期もありましたがコーディングでは無かったんです。ヘッドライトがなかなか消えない原因はライトのセンサーにあったのです!
オートライトセンサー交換作業
車両製造年が2018年以降用の純正部品のオートライトセンサーに交換します。
一見すると交換前の部品と交換後の部品に違いはありません。
しかし、車両製造年が2018年以降用の純正部品のオートライトセンサーに交換するとオートライト機能のヘッドライト消灯時間が劇的に短縮されます。
オートライトセンサー交換後の動作チェック
車両製造年が2018年以降用の純正部品のオートライトセンサーに交換したのち、本当にオートライト機能のヘッドライト消灯時間が短縮されたかを動作チェックします。
ライトセンサー部をタオルで覆って強制的にオートライト機能でヘッドライトを点灯させます。
ライトセンサー部に覆っていたタオルを取り除いてオートライト機能のヘッドライト消灯時間を計測します。
すると、約8秒程度でオートライト機能のヘッドライトが消灯してくれました。
それから幾度となく、ヘッドライトが消灯するまでの時間計測を行なってみましたが、すべてで消灯時間が短縮したタイムになりました。
これで使えるオートライト機能になりますよ。
オートライトのヘッドライト消灯時間が長くてオートライト機能を使用していない方、オートライトのヘッドライト消灯時間を短縮させたい方などは、BMW&MINIカスタム専門店のライコウにお任せください。
ライトセンサー交換でヘッドライト消灯時間短縮は、BMWではF45 / F46 / F48、MINIではF54 / F55 / F56 / F57 / F60で確認できています。
他車種に関しては、効果が確認できない車両もありますので予めご了承ください。
ナビ地図データバージョンアップ NEXT 2024
第3世代ヘッドユニット NBT ( ID3 ) のナビゲーションシステムを地図更新
2012年から2015年のBMWやMINIに搭載されている第3世代ヘッドユニット NBT ( ID3 ) のナビゲーションシステムを地図更新です。
ご来店時、ミニ ハッチバック ( F56 )にインストールされていたナビゲーションシステムの地図データは2013年バージョン。
USBソケットに2024年バージョンの地図データが入っているUSBメモリを挿します。
地図データ更新画面が表示されます。
車台番号ごとに用意されている20桁のコードを入力します。
20桁のコードに問題が無ければ、地図データ更新が開始されます。
第3世代ヘッドユニット NBT ( ID3 ) ナビゲーションシステムの場合、地図データ更新に要する時間は約60分程度となります。
ミニ ハッチバック ( F56 )のナビゲーションシステムの地図データは2024年バージョンに更新されました。
最新の地図データが車両に入ってないとナビの経路案内は適切に行なってくれません。
見知らぬ場所でのドライブには最新地図データは必須です。
ライコウでのナビの地図更新作業は、第3世代ヘッドユニットのNBT ID3と第4世代ヘッドユニットのEVO ID4および新車登録3年未満の第5世代ヘッドユニット EVO2 ID5 & 第5世代ヘッドユニット EVO2 ID6の車両に限って承っております。
YUPITERU ( ユピテル )製前後カメラドライブレコーダー装着
YUPITERU ( ユピテル )指定店モデル 前後カメラドライブレコーダー 【 SN-TW91di 】
YUPITERU ( ユピテル )指定店モデルの 前後カメラドライブレコーダー 【 SN-TW91di 】を装着させていただきました。
YUPITERU ( ユピテル )指定店モデルの前後カメラドライブレコーダー 【 SN-TW91di 】は無線LANにより、前後カメラドライブレコーダー【 SN-TW91di 】とスマートフォンが連携して、スマートフォンから前後カメラドライブレコーダー【 SN-TW91di 】の映像確認や設定が可能です。
BMWカスタム専門店のライコウはYUPITERU ( ユピテル )指定店です。
YUPITERU ( ユピテル )指定店モデル 前後カメラドライブレコーダー取り付け
ミニ ハッチバック ( F56 )にYUPITERU ( ユピテル )指定店モデルの前後カメラドライブレコーダー 【 SN-TW91di 】を取り付けます。
フロントカメラは助手席側に取り付けました。
リアカメラはリアウインドウ中央上部に取り付けました。
スモークガラスにも対応して昼夜問わず夜間も鮮明に映像記録するリアカメラです。
YUPITERU ( ユピテル )指定店モデル 前後カメラドライブレコーダー動作チェック
YUPITERU ( ユピテル )専用アプリをスマホにインストールしてミニ ハッチバック ( F56 )に取り付けた前後カメラドライブレコーダーの動作チェックです。
ドライブレコーダーをスマホと接続できるモードにして、スマホとWifi接続します。
Wifi接続したスマホを見ながらフロントカメラおよびリアカメラの画角を調整し、GPS受信状況や駐車監視モードの動作状況などを確認しています。
また、オプション設定の駐車監視電源ユニットも取り付けて駐車中の録画も可能です。
人間の記憶よりドライブレコーダーでの確実な記録。
ドライブレコーダーは万一の事故の際に、ご自身を守ってくれる貴重な目撃者になります。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
デイライト発光機能有効化
昼間でもライトを点灯させて自車の接近を知らせるためのデイライト。2017年より日本仕様のBMW&MINIも標準装備となりました。それ以前の車両でデイライト発光します。
デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。