【ライコウ横浜店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



静岡県よりミニ コンバーチブル(F57)のお客様にご来店いただきました。

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おクルマは、2019年のクーパーS(CooperS)になります。



今回は、純正ドライビングモードスイッチ後付装着&ベロフ製デジタルインナーミラー型ドライブレコーダー装着とコーディング施工を承りました。



まずは、純正ドライビングモードスイッチ後付装着です。

ドライビングモードは、新車購入時にのみ取り付けることができるMINIの操作を楽しくするためのメーカーオプションになります。そのため、通常は後付できない装備になります。

2017年7月製造以降の車両ではドライビングモードスイッチが変更されています。
2017年7月製造以前のドライビングモードスイッチはシフトレバー周りの回転リングタイプだったのですが、2017年7月製造以降のドライビングモードスイッチはセンターコンソールスイッチタイプに変更になっています。

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どちらのスイッチが装着できるかは、スピードメーターの右横にある残燃料計の形状で判断できます。

今回のおクルマは2017年7月製造以降の車両になるためセンターコンソールスイッチタイプを装着させていただきました。

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スイッチを上下させることにより【SPORT】【MID】【GREEN】にモードが変わります。

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スポーツ表示やGREEN設定のメニューが追加されるようになります。

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ドライビングモードスイッチの装着ですが、回転リングタイプのドライビングモードスイッチとセンターコンソールスイッチユニット交換タイプのドライビングモードスイッチが存在します。

※部品単価や為替レートによって価格は予告なく変更させていただく場合がございますので予めご了承くださいませ。

ONE/Cooper/CooperDの場合は、ディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップが実施されてしまってもドライビングモードの機能は基本的には消えることなくそのままお使いいただけます。

CooperS/CooperSDの場合は、ディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップが実施された際には、ドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定させていただいております。


もちろん、CooperS/CooperSDの場合でもディーラー修理作業でプログラムのバージョンアップでドライビングモードの機能を維持できるようにすることは可能です。その場合は、アクティブサウンドデザイン(ASD)というECUも同時装着する必要があります。

アクティブサウンドデザイン(ASD)は、疑似的にエンジン音を作りだしてスピーカーから音を鳴らすコンピューターです。

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普段、ライコウで純正ドライビングモードスイッチの後付装着では、コストが増大してしまうという観点からアクティブサウンドデザイン(ASD)は装着せずに走りの機能のみを後付させていただいておりました。

そのため、クーパーSとクーパーSDでは、ディーラー修理作業のプログラミングでは、わざとドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定させていただいております。


アクティブサウンドデザイン(ASD)で作り出された音をスピーカーで鳴らすためには、ヘッドユニットとスピーカーの間にアクティブサウンドデザイン(ASD)を割り込ます必要があるため、大幅な配線作業が伴ってきます。

その作業を経て車両のコントロールユニットツリーにアクティブサウンドデザイン(ASD)が出現。

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コーディングソフト上でもアクティブサウンドデザイン(ASD)がしっかりと認識してくれています。

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アクセルを踏み込むとアクティブサウンドデザイン(ASD)で作られたエンジン音がスピーカーから鳴ってくれました。

クーパーS&クーパーSDで完全な形でのドライビングモード後付装着です。

そのため、ディーラー修理作業のプログラミングが実施されても機能が損なわれることなくお使いいただけます。



アクティブサウンドデザイン(ASD)を装着しないドライビングモードスイッチの後付装着でクーパーSとクーパーSDでディーラー修理作業のプログラミング時にドライビングモードの機能が無くなってしまうように設定しているには理由があります。

そうしないと、診断機上でアクティブサウンドデザイン(ASD)との通信が不能とのエラー表示になってしまうからです。

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車両側にはエラー表示されないので気づかない内容ではありますが、診断機上ではしっかりとエラーを検知しています。

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この状態でディーラー修理作業でプログラミングが実施されると、アクティブサウンドデザイン(ASD)が無いってことで作業が中断しプログラミングができない状態になります。

その後の流れとしては、ドライビングモードの設定を消さないとプログラミングができないので、ドライビングモードスイッチを装着した所で一旦戻さなければならずお客様とディーラーさんがそれぞれ2度手間となり、お客様とディーラーさんの間でトラブルが発生してしまいます。

見た目は同じ、動作などが同じだと現時点で問題がなさそうに見えますが、肝心な中身が違うと後々面倒なことになってしまいます。

ドライビングモードスイッチの後付装着にはじまり、LCIテールライト後付装着などなど、ライコウではディーラー修理作業時などで想定されるトラブルが後々に発生しないよう極力対策させていただいております。



お次は、ベロフ製デジタルインナーミラー型ドライブレコーダー装着です。

デジタルインナーミラータイプの前後ドライブレコーダーであるベロフ製ナイトビジョン ドライブレコーダー・スマートルームミラー。

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・フロントカメラは高画質のWQHD370万画素(2560×1440)、リアカメラはFullHD200万画素(1920×1080)でプライバシーガラスにも対応し鮮明な映像を記録。
・車内の荷物や後席乗員にも邪魔されず車両後方をデジタルルームミラーに映し出す事で広い視界を確保。
・駐車時監視録画機能を標準搭載しており、駐車時の当て逃げや車上荒らしなどのトラブルも記録!
・GPS・Gセンサー機能、LED信号機対応、地デジ干渉ノイズ対策なども装備。











コンバーチブルの弱点でもある後方視界を幌の開閉に関係なく視界を遮られない映像をルームミラーで確認できるのも大きな特徴です。


デジタルインナーミラーのスマートルームミラーは大画面11.88インチIPS液晶ワイドモニター。



ミラーからの配線が1本なのでスッキリした見た目になります。





デジタルインナーミラータイプのドライブレコーダーをお持ち込みで装着させていただいている商品のほとんどが配線は3本存在していて、見た目がイマイチな印象でした。

また、電圧監視・タイマー監視機能付き電源ハーネスケーブルも付属ですので駐車監視も可能です。

駐車監視では、タイムラプス機能も設定可能で、撮影するコマ数を少なくすることによりSDカードの容量不足によって、駐車中の撮影時間にもよりますが、撮影データが上書きされてしまっていたなんてことも解消されます。

ドライブレコーダーは万一の事故の際に、ご自身を守ってくれる貴重な目撃者になります。



最後にコーディング施工です。
2項目のコーディング施工を承りました。


・アクティブクルーズコントロールの動作初期速度変更
 アクティブクルーズコントロールは30km/hから動作する設定となっています。
 その動作速度を変更することができます。
 今回は、5km/hから動作するように変更させていただきました。




・アクティブクルーズコントロールのストップアンドゴー有効化
 F55/F56/F57やF54初期モデルのアクティブクルーズコントロールは時速30km/hを下回ると自動的にキャンセルされてしまい機能が停止してしまいます。
 F54/F60のように時速30km/h以下でもアクティブクルーズコントロールが動作しストップアンドゴーを有効化できます。



 前車を追従し、時速30km/h以下でもアクティブクルーズコントロールが動作します。





 やがて、車両は前車に続いて信号待ちで停車します。



 信号待ちの間、車両は完全に停止できてます。









 【RES】ボタンを押すことによりSTOP&GOで前車を追従し始めます。


コーディング施工を行なうECUによって、メーターのトリップメーターのデータ値やiDriveのプログラマブルボタンのメモリなどがリセットされてしまう場合がございますので予めご了承ください。

弊社にてコーディング施工を行なう内容によっては、今まで施工されていたコーディング項目が初期値に戻ってしまう場合がございます。
弊社でコーディング施工させていただいている内容は復活させていただいておりますが、他店もしくはご自身で施工されているコーディング内容は再設定していただく必要があります。
今までに他店もしくはご自身で施工されていたコーディング項目の内容につきましては一切の責任を負いませんので予めご了承ください。

また、スマホを使用したコーディング施工の不具合により、機能の動作不良が発生して正常動作してくれないケースが多発しております。その際は、不具合を起こしているECUの初期化を行なってから、コーディング施工させていただく場合がございます。
スマホを使用したコーディング施工などでの不具合を弊社で対処を行なう際は別途費用が発生する場合がございます。

その点をご理解いただいた方のみの施工をさせていただきます。