
MINI F56 JCWのリアウインカーをシーケンシャル化とLEDカスタムを施工。バックライトや室内照明も明るく快適に。ミニ シーケンシャルウインカーはユニオンジャックテール全車種対応しています。


車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F56) LCI2 ジョンクーパーワークス(John Cooper Works) |
初年度登録 | 2023年 |
都道府県 | 神奈川県 |
リアウインカーをシーケンシャル化(流れるウインカー仕様へ)
神奈川県からご来店いただいた2023年式ミニ ハッチバック(F56)JCW。今回のメイン施工は「ユニオンジャックテールライトのリアウインカーをシーケンシャル化」するカスタマイズです。
ライコウでハンドメイド製作しているリアウインカーシーケンシャルユニットをテールライト内部に組み込みます。このユニットはウインカー用のLEDを6個直列に配置し、点灯時には内側から外側へと順番に点灯する仕組みになっています。俗に「流れるウインカー」と呼ばれる仕様で、アウディやフォルクスワーゲンなど輸入車の上級グレードで採用されている人気の演出を、MINIのユニオンジャックテールでも実現できるのが特徴です。
📸 リアウインカーシーケンシャルユニット


さらに重要なポイントは、日本国内の保安基準に適合していることです。全てのLEDが点灯してから消灯するシステムを採用しているため、違法改造ではなく安心して公道走行が可能。これにより、見た目のインパクトだけでなく、後続車からの視認性も高まり安全性が向上します。夜間や雨天などの悪条件下においても認識されやすく、実用性も兼ね備えたカスタムです。
特にJCWグレードはスポーティーなキャラクターを持つため、シーケンシャル化によってさらに先進的でプレミアムな雰囲気に仕上がります。輸入車オーナーが憧れる流れるウインカーを純正テールに溶け込む形で実現できるのは、ライコウ独自の技術ならではの魅力です。
📸 施工後のミニ シーケンシャルウインカー発光シーン(内側→外側へ流れる点灯)








リアウインカーのシーケンシャル化の事例は多数。
過去のシーケンシャルウインカー施工事例ブログもご覧ください。
バックライトをLED化で明るく美白光に
ユニオンジャックテールライトの中で唯一残っている電球がバックライト部分です。純正の電球は光量がやや不足しており、夜間の後退時や暗い場所での駐車では後方の視認性に不安が残ります。
そこで今回はRAIKO製のホワイトLEDバルブへ交換しました。装着後には専用診断機によるコーディング作業を行い、車両側にLED対応設定を反映させています。このコーディングが行われていないと、球切れ警告が表示されたりチラつきが発生したりする恐れがあるため、正しい施工が重要です。
LEDに交換したことで、後退時の視界は格段に改善。従来の電球の黄色味がかった光から、白くシャープで力強い光に変わることで、周囲からの被視認性も大幅に向上します。狭い駐車場でのバックや夜間走行時の安全性に直結する効果を発揮し、実用性とデザイン性の両面で満足いただける内容となりました。
さらに、LEDは低消費電力かつ長寿命という特徴があり、頻繁な交換が不要になるのもメリットです。消費電力が少ないためバッテリーへの負担も軽減でき、メンテナンス性の高さからも人気の施工となっています。
📸 RAIKO製LEDバルブ装着後の点灯状態(明るく美白光で照射)


LEDインテリアライトユニットで室内を美しく照射
続いては、車内の照明をRAIKO製LEDインテリアライトユニットへ交換する施工です。純正では場所によって電球や暗めのLEDが使用されており、夜間に「もう少し明るさが欲しい」と感じる場面があります。今回は以下の3か所をLED化しました。
カーテシーライト(LIU023 ×2)
純正ではLEDが採用されていますが、光量や白さが不足しておりやや黄色味がかっています。RAIKO製LEDユニット(LIU023)へ交換することで、美白光でドアを開けた瞬間に地面を広範囲に照射できるようになりました。夜間の乗降時でも足元をしっかりと確認でき、乗員の安全性が向上します。
📷 純正カーテシーライトの点灯(やや暗め)


📷 RAIKO製LEDユニット装着後の点灯(白く明るく地面を照射)


ラゲッジルームライト(LIU006 ×1)
荷室の純正照明は電球仕様で、明るさ不足により夜間に荷物が見づらいといった不便さがあります。RAIKO製LEDユニット(LIU006)に交換することで、荷物全体を均一に明るく照らす光量を確保。特に旅行や買い物などで夜間に荷物を出し入れする際に便利です。
📷 純正ラゲッジルームライト点灯(光量不足)

📷 LEDユニット装着後の点灯(荷室全体をしっかり照射)

グローブボックスライト(LIU005 ×1)
グローブボックスも純正は電球仕様で、暗いと中の小物を探すのに不便でした。RAIKO製LEDユニット(LIU005)へ交換することで、白く明るい光で収納物を一目で確認可能に。細かな書類や小物を取り出す際のストレスがなくなり、実用性が向上しました。
📷 純正グローブボックスライト点灯(暗めで視認性低い)

📷 LEDユニット装着後の点灯(明るく中身が見やすい)

これらの施工により、車内全体が高級感ある美しいホワイト光に統一されました。視認性と実用性の向上はもちろん、インテリア全体の雰囲気もワンランクアップし、JCWのスポーティーなキャラクターにふさわしい仕上がりとなっています。
強調ポイント
- RAIKOオリジナル製作のシーケンシャルユニットを使用し、純正に溶け込む仕上がり
- 保安基準適合の安心施工で合法的に流れるウインカーを実現
- バックライトはLED化+コーディングで安全性とデザイン性を両立
- 室内照明をLED化し、快適性・高級感・実用性を一挙に向上
注意点・留意事項
- シーケンシャルウインカー化はテールライト内部の組込み作業が必要で、高度な加工知識が必須です。
- バックライトLED化には専用コーディングが必須。未施工だとエラーや点灯不良の原因となります。
- LEDユニットは純正交換タイプですが、型式や年式に合った品番選定を誤ると装着できない場合があります。