三重県からミニ ハッチバック ( F56 )がご来店。
2017年のジョンクーパーワークス ( John Cooper Works )です。
右側LEDヘッドライト点灯不良修理作業を承りました。
作業内容
右側LEDヘッドライト点灯不良修理作業
右側のLEDヘッドライトだけ点灯しない
以前にヘッドライトが劣化したため中古のヘッドライトへ交換。
交換後に「右ロービーム異常」「右ハイビーム異常」の警告表示が出てしまい、ライコウで対処していました。
今回、エンジンチェックランプが点灯したため診断機でエラーを消去してから再び「右ロービーム異常」「右ハイビーム異常」の警告表示が出るようになったとのことでご来店です。
ミニ ハッチバック ( F56 )の現状をチェック
現車を拝見しての動作チェックとISTA診断機を使用してのチェックを行ないます。
デイライト発光は左側のヘッドライトのみ動作して、右側のヘッドライトは点灯していません。
ヘッドライト発光は左側のヘッドライトのみ動作して、右側のヘッドライトは点灯していません。
ISTA診断機ではエラーが記録されています。
右側ヘッドライトとエンジンのECUが通信出来ていない状態です。
右側LEDヘッドライト点灯不良の原因を調査
右側のLEDヘッドライトが点灯不良している原因として考えられるポイントを調査していきます。
すると右側LEDヘッドライトECUへの電源供給に問題がありました。
ECUへ安定した電気が供給できていないためECUは稼働せず、右側LEDヘッドライトが点灯しないってことです。
原因はコレ!
ダッシュボードに取り付けられているモニター。
これの電源が右側ヘッドライトECUの電源と共用となっていたため、ECUへの電源供給が安定しなかったのです。
右側ヘッドライトECUの電源から切り離す作業を行なうことでヘッドライト点灯不良は解消。
ISTA診断機でも右側ヘッドライトECUとの通信が出来ておりエラーも無し。
両側のLEDヘッドライトが無事点灯するようになりました。
ダッシュボードに取り付けられているモニターが稼働している場合、エンジンコンピューターは通信不能になる症状は依然として解消されていません。
エンジンが始動して見た目には問題なさそうに見えますが、不安要素を持ち合わせているのは間違いないです。