富山県からミニ ハッチバック ( F56 )がご来店。
2019年のクーパーSD ( COOPERSD )です。
純正ステアヒーター付LCI2用ステアリング後付装着 & 純正マトリクス機能ハイビームアシスト後付装着 & 追加コーディング施工を承りました。
純正ステアヒーター付LCI2用ステアリング後付装着
純正ステアヒーター ( ステアリングヒーター )
ステアリング ( ハンドル )内部に熱線が組み込まれており、ヒータースイッチを押すことでステアリング ( ハンドル )内部の熱線が通電してステアリング ( ハンドル )全体が温かくなります。
シートヒーターと併せて外気温によって自動起動してくれる車種も存在しています。
ステアヒーター ( ステアリングヒーター )は冬場など寒い時期に大活躍してくれます。
純正ステアヒーター付ステアリングの取り付け
MINI F系では2021年3月製造以降のフラットスイッチ仕様よりステアリングヒーターがオプション装備としてラインナップされました。
しかし、日本仕様の車両にはオプション装備として採用されていません。
ただ日本仕様で採用されなかっただけでステアリングヒーターの機能は備わっています。
潜在能力として持っているステアリングヒーターの機能を呼び起こします。
ステアリングヒーターの機能を実現させるためには、ステアヒーター付きのステアリング、ステアヒーター対応のステアリングコラム、ステアヒータースイッチが必要です。
おクルマは2019年製造のミニ ハッチバック ( F56 )。
そのためフラット仕様のマルチファンクションスイッチも必要です。
抜かりなく必要なMINI純正部品を調達しています。
標準装着されているステアリングとステアリングコラムを取り外します。
ご用意しているステアヒーター対応ステアリングやステアリングコラムとステアヒータースイッチを取り付けます。
そして、ステアヒーター機能を有効化にするコーディング施工で作業は完了です。
純正ステアヒーター ( ステアリングヒーター )動作チェック
エンジンを始動させて、ステアヒータースイッチを押します。
するとステアヒータースイッチのLEDが点灯します。
そして、しばらくするとステアリングが温かくなってくれます。
ステアリング全体が温かくなってくれました(^^)/
寒い時期にはシートヒーターとセットでステアヒーター ( ステアリングヒーター )も必需品ですね。
ライコウのミニ コンバーチブル ( F57 )にもステアヒーター付けます
ライコウのデモカーのミニ コンバーチブル ( F57 )にもステアヒーターを付けます。
現在MINI純正パーツを取り寄せているところです。
シートヒーターに加えてステアヒーターを取り付けて、寒い時期のオープンドライブを快適にしていきます。
しかもステアリングはVERSPIELT(ファスピエルト)製のフルオーダーカスタムステアリングっ!
レッドのセンターマーク付きでステアヒーターを組み込んでもらいました。
たぶんMINIでは日本初のアフターパーツメーカー製ステアヒーター付きのステアリング。
当初はMINI純正部品のステアリングでステアヒーターを実現させようと思っていましたが、VERSPIELT(ファスピエルト)さんの熱意を感じてフルオーダーカスタムステアリングでのステアヒーター後付装着を決意。
その模様は、MINI純正部品が到着し、ミニ コンバーチブル ( F57 )へ取り付けてからご紹介いたします。
純正マトリクス機能ハイビームアシスト後付装着
純正マトリクス機能ハイビームアシスト
マトリクス機能ハイビームアシストは、フロントカメラで対向車や先行車を認識すると、他車に対して眩しくないように自動調整してくれます。
左右のヘッドライト内に水平に設置されたレンズが4分割されていて、それぞれが独立して点灯と消灯を行なってくれます。
単なるハイビームとロービームの切替では無く、対向車や先行車へハイビーム光を照射しないようにヘッドライト内で点灯させるLEDを調整しているところが大きなポイントです。
前提条件としては、アダプティブLEDヘッドライトが装着されている必要があります。
ヘッドライト内側にコーナーリングライトが装備されているヘッドライトです。
マトリクス機能ハイビームアシストを実現させるためには、ハイビームアシストスイッチの備わったステアリングコラムへ交換しコーディングする必要があります。
アダプティブLEDヘッドライトが装着されている車両において、ハイビームアシストスイッチ付きのステアリングコラムへ交換とコーディング施工でマトリクス機能のハイビームアシストが動作します。
ハイビームアシストスイッチはウインカーレバーが上下分割され、下側のスイッチになります。
ヘッドライトスイッチがAUTOのポジションで、ヘッドライトが点灯しているときに、ハイビームアシストスイッチを押すことで、マトリクス機能ハイビームアシストが動作してくれます。
ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換作業
標準装着されているステアリングコラムを取り外してハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換します。
取り外した標準装着のステアリングコラムにはハイビームアシストのスイッチが無いことを確認できます。
ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムを取り付けてコーディング施工で作業は完了です。
マトリクス機能ハイビームアシストの動作チェック
まずは、ヘッドライトスイッチをAUTOのポジションでヘッドライトを点灯させます。
そして、ハイビームアシストスイッチを押すことでハイビームアシスト機能が動作準備完了です。
メーターパネルにハイビームアシストのアイコンが点灯します。
時速70km/h以上で走行中にフロントカメラが周囲の状況を判断してマトリクスにハイビームアシスト動作してくれます。
コーディング施工でハイビームアシストが動作する速度と感度を変更して、マトリクス機能ハイビームアシストが動作しやすいようにしています。
アダプティブLEDヘッドライトの本当の実力が発揮されるマトリクス機能ハイビームアシスト。
アダプティブLEDヘッドライトは、2018年3月製造以降のミニ ハッチバック ( F55 / F56 )とミニ コンバーチブル ( F57 )に搭載されている車両があります。
残念ながら日本仕様のミニ クラブマン ( F54 )とミニ クロスオーバー ( F60 )のLCIモデルではアダプティブLEDヘッドライトが採用されていません。
しかし、アダプティブLEDヘッドライトを後付装着すればマトリクス機能ハイビームアシストを実現できます。
MINI専門店のライコウではアダプティブLEDヘッドライトの後付装着実績が多数あります。
ライコウのデモカーのミニ コンバーチブル ( F57 )にもマトリクス機能ハイビームアシストを搭載しています。
またミニ クラブマン ( F54 )も前期モデルですが、アダプティブLEDヘッドライトを後付装着して、ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラムへ交換してマトリクス機能ハイビームアシストを実現させる予定です。
追加コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
後退時の助手席ドアミラー下降角度変更
後退時に助手席ドアミラーが下降します。
ドアミラーが下降する角度を変更します。
ドアロック時のドアミラー格納時間変更
ドアロック時にドアミラーが格納するためにはロックボタンを1.5秒押し続けます。ドアミラー格納時間の1.5秒を変更します。
フォグライトのコーナーリング機能有効化
フォグライトがコーナーリングライトとして発光します。
ライトスイッチが【AUTO】でヘッドライト点灯時にステアリングを左右に切るまたはウインカー動作時にその方向のフォグライトが点灯します。
後退時にドアハンドル照明点灯設定
後退時にドアハンドル照明が点灯します。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)のスポーツ表示追加
ヘッドアップディスプレイ(HUD)にスポーツ表示を追加します。
スポーツ表示はジョンクーパーワークス(JCW)では標準仕様です。
ヘッドアップディスプレイ(HUD)のスポーツ表示にシフトポジション表示有効化
ヘッドアップディスプレイ(HUD)のスポーツ表示にシフトポジションが表示します。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。