【ライコウ横浜店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



神奈川県内よりミニ ハッチバック(F56)のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2020年のクーパーS(CooperS)になります。



今回は、社外オーディオの音声出力変更を承りました。



お電話でのお問い合わせで、
「社外オーディオとしてDVDプレーヤーを装着したが音が悪い」
とご相談をいただきました。

元々装着を依頼していたMINI正規ディーラーには幾度となく相談されたそうですが、
「これがベストで、これ以上何もできない」
と取り合ってもらえなかったようです。

ディーラーで取り付けて、この状態だから、
「ミニって、この程度のクルマなのか・・・」
と半ば諦めモードで、クルマにもほとんど乗っておられない状態でした。

で、たまたまライコウブログをご覧いただき、ダメもとでご来店いただいたという経緯になります。


詳しく症状をお聞きしてみますと、地デジチューナーの音声は問題ナシ、DVD-ROMは音声が問題ナシと問題アリが存在していて、他のクルマでDVD-ROMを確認すると全く問題ナシという不可思議な状態だとのことでした。

また、横浜市にお住まいにもかかわらず、FMラジオが【TOKYO FM】しか受信しない状態でした。


まずは、どのメーカーのDVDプレーヤーで、どういった配線方法なのかを調べる必要があります。

おクルマには、a/tack製のAVインターフェースを介して、地デジチューナーとElut製DVDプレーヤーが取り付けられていました。

Elut製のDVDプレーヤーは、ライコウでも装着事例があり、特に問題ないメーカーだと思っていますので、配線方法を調査してみることにいたしました。


そうしますと、地デジチューナーやElut製DVDプレーヤーの音声をFMトランスミッターを介して車両のスピーカーから流れるようになっていました。

FMトランスミッターを使用した音声入力だとノイズが入ったりしますのでお勧めできない音声入力方法です。

今回は、USB音声入力に配線方法を変えさせていただきました。





そうしますと、ノイズが入らないクリアな音声になりました。



しかし、音声が英語のDVD-ROMでは映像と音声が出てくるのに、音声が日本語のDVD-ROMだと映像のみで音声が出てくれません。

リージョンコードの問題なのか、他に原因があるのか?今まで経験したことない症状でしたので、Elut製DVDプレーヤーの設定画面より初期化を行なってみました。

すると、音声が日本語のDVD-ROMも映像と音声が出てくれるようになりました。


また、取り付けられていたFMトランスミッターを完全除去してみましたら、FMラジオの受信局数が一般的な数になりました。






ご来店前は、DVD-ROMの音声が悪いので、FMラジオを聴こうと思っても【TOKYO FM】以外は受信しないという最悪な状況でしたが、DVD-ROMの音声が格段に良くなり、FMラジオの受信状況が格段に良くなり、お客様には大変喜んでいただけました!!

これで、MINIに乗ってのドライブが楽しくなってくれることと思います。

お客様は、正規ディーラーに作業を依頼すれば全く問題ないと思ってらっしゃいましたが、それは大間違いだと痛感されておられました。