【ライコウ横浜店ブログ】
みなさん、こんにちは!
ライコウの澤田です!!
東京都よりミニ ハッチバック(F56)のお客様にご来店いただきました。
おクルマは、2019年のジョンクーパーワークス(JohnCooperWorks)になります。
今回は、純正ルーフレール装着&F54用純正LED内蔵ルーフアンテナ装着&ルーフデッドニング作業を承りました。
まずは、純正ルーフレール装着です。
ルーフボックスを車両へ設置予定とのことで、ハッチバック(F56)にルーフレールを装着させていただきました。
BMWのルーフには、ルーフモールが備わっていて、ルーフレールの取り付け穴が存在するのですが、ミニのルーフには、ルーフモールが存在しません。
そのため、ルーフにルーフレール取付用の穴を空ける必要があります。
しかも穴位置の目印はありませんので、治具を使って穴を空ける位置を決めて、穴あけ作業を行ないます。
ルーフに穴を空けると、もう後戻りできないですね(笑)
そして、ルーフレールを車両へ取り付けます。
室内から専用部品でしっかりと固定します。
無事にルーフレールを取り付けることができました。
ハッチバック(F56)へルーフレールを取り付けてもボディとマッチして違和感がありません。
これで、ベースキャリアを装着して、ルーフボックスやキャリアを取り付けることができるようになりました。
続いては、F54用純正LED内蔵ルーフアンテナ装着です。
ルーフレールを取り付ける際に室内のルーフ内張りを下ろすならってことで、F54用の純正セキュリティ装着車向けのLED内蔵ルーフアンテナを装着させていただきました。
F54/F60用はアンテナ棒が無く、フィンだけのスマートな形状になっています。
そのアンテナに、メーカーオプションのアラームシステムが装着されていると、先端部分に赤色のアクリル部分がドアロック時に発光するようになっています。
ルーフアンテナのLEDは純正部分を取り外して、アクリルをレーザーカットし、赤色LEDテープを仕込み、バー状に発光するように手を加えております。
キーレスやコンフォートアクセスでのドアロック時のみセキュリティライトとしてLEDが点滅するようになっております。
以前に装着させていただいたルームミラー下のアームドフラッシャーと連動してLEDが点滅してくれます。
車内でのドアロックや車速ドアロックではLEDが点滅しませんので、セキュリティライトの誤動作なく使用できます。
お次は、ルーフデッドニング作業です。
ルーフレールを取り付ける際に室内のルーフ内張りを下ろすならってことで、ルーフデッドニングを施工させていただきました。
StPはロシア連邦モスクワから北東300kmに位置する、古くから伝統的に繊維工業や化学工業、機械工業の盛んなイヴァノヴォ州を本拠地とするブランドです。
ソ連軍用規格に向けた研究開発を行い、そこで得られた経験や知識、技術でアコースティックマテリアル(防振材や吸音材、断熱材等)の商品を開発・生産されています。
一般的にはオーディオ分野でデッドニングとして使用されることが多い制振シートですが、その他にもロードノイズ低減などの車内の静粛性向上にも役立ちます。
ミニの天井はただ段ボールを貼り付けているだけです!!
天井と段ボールはボンドで接着されていますが、ボンド部分だけの線接触になっている状態です。
静音処理は全くと言っていいほど施されていない状態です・・・。
そこへStP製のSTP Aero Bulk Packを貼り付けです。
元々貼り付けられている段ボールを剥ぎ取り、ボンド部分も削ぎ落として、事前処理を行なってから制振シートを天井と面接触で貼り付けていきます。
ルーフを手でノックしたときの音が響きの無い音色に変わり制振能力が向上していることが確認できました。
オーディオの音質向上以外にも大活躍するStP製のアコースティックマテリアル。
制振シートや断熱&遮音&吸音シートなどもラインナップされています。
今回、ルーフレール装着やデッドニング作業を行なったことにより、クルマの挙動も良い方向に大きく変化したと大変喜んでいただけました(^^♪