みなさん、こんにちは!
ライコウの澤田です!!
大阪府よりミニ ハッチバック(R56) のお客様にご来店いただきました。
おクルマは、2012年のクーパーになります。
今回は、ヘッドライトLED化を承りました。
ミニ クーパー/ワンの純正ヘッドライトは、ハロゲンヘッドライト(H4バルブ)が装着されています。
従来はハロゲンヘッドライトを明るく白くするにはHID化が主流でしたが、最近はLED化が流行っています。
今回は、ベロフ製のLEDバルブを装着させていただきました。
最近のLEDヘッドライトバルブは、車検にも対応できる光量で発光するようになりました。
また、HIDとは異なり、LEDはヘッドライトスイッチONで即100%発光します(^_-)-☆
ヘッドライトLED化には、球切れチェックキャンセルなどのコーディング施工が必要になります。
お客様から聞くところによるとミニ専門店などでヘッドライトLED化を断られ続けて人の紹介でライコウにたどり着かれたとのことでした。
LED化に伴うコーディング施工ですが、単に球切れチェックキャンセルを行なうだけでは正常に動作しない場合があります。
もう一歩踏み込んだコーディング施工でバッチリ動作が実現できます。
中途半端にコーディング施工を行なっているようなところでは満足な結果を得られないことがありますのでご注意ください!!
例えば・・・
症例1)
BMW 5シリーズ(F10)でハイビームアシストを有効にできず、挙句の果てにはハイビームアシストを有効にすると車両が壊れると言われた。
その状態から弊社でコーディング施工してもハイビームアシストは有効にできませんでした。そのためいったん初期化し再度コーディング施工することにより無事動作できました。以前に闇雲にコーディングしてしまっていたのだと推測されます。
症例2)
BMW 4シリーズ(F33)でブレーキライトをLED化され、球切れチェックキャンセルを行なうものの球切れ警告灯が点灯してしまう。LEDバルブと車両の相性が悪いと言われた。
確かに相性問題が起こることもあります。しかし、結論としましては球切れチェックキャンセルを行なう項目が異なっていました。
症例3)
BMW 5シリーズLCIやBMW X3LCIなどでデイライト発光輝度やポジションライト発光輝度を変更しても発光輝度が変わらない。
コンピューターの構成が異なっていて、設定変更する項目自体が違っています。それを理解して設定変更を行なわないと何も変化がありません。
症例4)
BMW 1シリーズ(F20)のバックライトをLED化して、球切れチェックキャンセルを行なってもエンジン始動時に車両が行なう球切れチェック動作を回避できず、LEDが数回点滅してしまう。
車種によって球切れチェックキャンセルする項目は異なります。ヤフオクなんかでソフトと資料を購入してコーディングしているだけの状態に起こりやすい現象です。
上記以外にもまだまだ存在しています。
最近、中途半端な知識でコーディング施工を行ない、お客様が困られている事例が続発しているのが現状です。
今まではブログで書いたことはありませんでしたが、あまりにもご相談いただくことが多くなりましたので書かせていただきました。
偉そうに書いてしまいましたが、コーディング施工の奥深さを感じている今日この頃です。
プログラムのバージョンによって挙動が異なったり、項目自体が変更されたりしているのが現状です。私自身は、常日頃から解析などを行ない取り組んでいく必要があると感じております。