全幅が2mという大柄なボディのX5(G05)のサスペンションは4輪アダプティブ・エア・サスペンションになっています。俗にいうエアサスです。
エアサス車の場合、専用診断機で車高をローダウンさせることができます。
今回はご希望に沿うために何回か車高設定を行ないローダウンできました。
ドライビングモードをスポーツにすると、さらに1センチ車高が下がってくれます。
車両情報
車種 | BMW X5 ( G05 ) 35d |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 神奈川県 |
作業内容
エアサス車高ローダウン
純正システムを活用したエアサスローダウン
4輪ともエアーサスペンションになっているBMWの車両では純正システムを活用した車高のローダウンが可能。
何かとトラブルが発生しやすいロワリングキットを使うことなくローダウンが実現します。
専用診断機を使って、エアサス車の車高を落としてワイド&ローなボディに仕上げます。
ご希望のローダウン量は40ミリ。
それを狙ってローダウン設定を行なうとシャシーに関する警告メッセージが・・・。
専用診断機を活用したローダウン量には限界があります。
そうなってしまうと警告メッセージが出続けてしまいますので、いったんノーマル車高に戻して再びローダウンを試みます。
何回かチャレンジしましたがシャシーの警告メッセージが出てしまうのでローダウン量は30ミリに設定いたしました。
大幅なローダウン量ではありませんが、ローダウンさせることで腰高感が無くなります。
タイヤとフェンダーの隙間が少なくなり、アルミホイールとボディの一体感が生まれます。
ドライビングモードをスポーツにすると、ローダウンしたスタイルから約1センチ車高が下がります。
より一層スポーティなスタイルになってくれます。
車高が高いSUVの車両ではご家族の乗り降りが大変って声を聞くことがあります。
ローダウンすることで車両への乗り降りしやすくなったというお喜びの言葉をいただいてます。
ロワリングキットを使わないスマートなローダウン手法として認知度がアップしているようで、BMW 7シリーズセダン ( G11 / G12 )の他にBMW X5 ( G05 ) やBMW X7 ( G07 )にお乗りの方からもお問い合わせが増えています。