
BMW F46(2シリーズグランツアラー)で表示される「車両動き出し注意」警告。原因はギアセレクター内部のバネ破損です。ディーラーでは高額なアッセンブリー交換となりますが、ライコウではバネ単体交換で1時間・低コスト修理が可能。車検にも関わる重要なトラブルなので早期対応がおすすめです。

車両情報
車種 | BMW 2シリーズグランツアラー(F46) 218d |
初年度登録 | 2016年 |
都道府県 | 神奈川県 |
作業内容
「車両動き出し注意」の警告をバネ交換修理
「車両動き出し注意」の警告とは?
メーターパネルに【車両動き出し注意】という警告メッセージが表示されるトラブルが、F系BMWやMINIで多発しています。
📸 「車両動き出し注意」表示のメーター画像

📸 「車両動き出し注意」表示のディスプレイ画像


この警告はギアがP(パーキング)に入っていないと車両が誤認識していることで発生します。
Pレンジに正しく入れているにもかかわらず、診断機でエラーチェックを行うと
📸 ギアがP(パーキング)に入っていないと車両が誤認識

📸 診断機でエラーチェック

「セレクターレバーに異常があり、Pでロックされていない」
というエラーが記録されているのが特徴です。
原因はギアセレクター内部の“バネ折れ”
このトラブルの正体は、ギアセレクタースイッチボックス内部の金属バネの疲労破断です。
📸 コンソールパネルを取り外した画像


金属バネが折れてしまうと、ギアポジションの認識機構が機能しなくなり、車両側がPに入っていないと判断してしまいます。
これはメカニカルな不具合で、電子部品ではなく物理的なパーツの劣化によるものです。
ディーラー修理との違い|ライコウの修理方法
ディーラーではスイッチボックス本体アッセンブリー交換での対応となり、
・修理費用:15〜18万円前後
・作業日数:一泊二日
が一般的です。
しかし、ライコウでは…
◎ ライコウでは“バネ単体交換”で対応!
📸 折れたバネと新品バネの比較



内部の折れたバネのみを交換することで、
✅ 修理費用は約1/3(数万円台)
✅ 作業時間は約1時間!
と、大幅なコスト削減と時間短縮を実現しています。
しかも、根本原因にダイレクトにアプローチしているため、再発防止にも有効です。
作業工程の一部をご紹介
スイッチボックスにアクセスするには、センターコンソール周りのパネル類を取り外す必要があります。
📸 内部ユニットを分解し折れたバネを取り出し

内部ユニットを分解し、折れたバネを取り出して新品へ交換。
すべて組み直して動作確認、エラーチェックを実施して修理完了です。
📸 エラーチェックを実施して修理完了



この修理、なぜ今増えている?
この症状は車検に通らないことがあるため、
「そろそろ車検が近いから直しておきたい」というご依頼が急増中です。
Pレンジに入っていないと認識される=安全確保ができていないと判断されるため、継続検査(車検)に影響を与えるケースがあるのです。
まとめ|「車両動き出し注意」警告が出たら、まずはライコウにご相談を!
- ディーラーで15万円以上かかる修理も、
ライコウなら約1時間程度&数万円で修理可能です! - 内部の金属バネ破損が原因のため、交換後は安心して長くお乗りいただけます。
「車両動き出し注意」のメッセージが表示された場合は、
車検前の点検も兼ねて、ぜひ早めのご来店をお勧めいたします。