愛車を洗車してピカピカにしても、ヘッドライトが黄ばんでたりクラックが入っていると残念な気持ちになります。
ヘッドライトをリペアしてクリアなレンズへと甦らせるヘッドライトリペア作業。
私が懸念していた問題をようやく解決できたのでライコウでヘッドライトリペア作業を行ないます。
リペアしてキレイになったヘッドライトはコーティングしてガラス状の硬質皮膜を形成して仕上げます。
作業内容
ヘッドライトのリペア作業
黄ばんだりクラックが入ったヘッドライトをリペア
ライコウでは3月頃から取り組みを始めているヘッドライトのリペア作業。
主にライコウ厳選中古パーツコーナーで販売するに当たって見た目を良くするために作業を行なっていました。
しかしながら最近は紫外線が強いためかヘッドライトが黄ばんできたりクラックが入った状態の車両を見かけるケースが多くなってます。
そこで、ヘッドライトのリペア作業を行なっていきます。
過去にブログにてヘッドライトのリペア作業を実施する旨を書いていましたが、ようやく正式に告知できる状態になりました。
ヘッドライトレンズはポリカーボネートというプラスチック素材
最近のクルマのヘッドライトレンズはポリカーボネートというプラスチック素材が使われています。
ポリカーボネートは、ガラスよりも強度が強く、破損した際に破片が飛び散りにくいというメリットがある一方、紫外線に弱いというデメリットがあります。
ヘッドライトレンズに黄ばみが出たり、クラックが入ったりするのはそのためです。
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックは、見た目が残念なのはもちろんのこと、ヘッドライトの照射光に影響を及ぼして、光量が足りなくなり車検に通らなくなってしまうこともあります。
車検に通らなくなってしまうと、ヘッドライトの交換が余儀なくされます。
ヘッドライトレンズの研磨&ミガキ作業
まずは、ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックを除去してやる必要があります。
ヘッドライトレンズ表面のハードコートをゴリゴリと削り取り除きます。
粗めの番手からはじめて、細かな番手でヘッドライトレンズを削っていき、肌を滑らかにしていきます。
そして、ポリッシャーを使ってコンパウンドによるミガキ作業。
ヘッドライトを点灯させ、いろんな角度から残っているクラックが無いかをチェック。
この作業に試行錯誤していました。
私が一番の問題点としていたのは作業時間です。
作業時間 = コストとなってしまうので、いかに素早く作業を完了させるか・・・。
ようやく自分自身の答えが出ました。
結局は作業環境と道具でした。
これによって作業時間は大幅に短縮できました。
ヘッドライトのミガキ作業後はコーティングします。
コーティングは、WAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットを使います。
主成分のケイ素系化合物がガラス状の硬質皮膜を形成しポリカーボネートの劣化を防止します。
ヘッドライトスチーマーやウレタンクリアーペイントは行ないません。
ヘッドライトのリペア作業は片側20,000円(税別)~になります。
ヘッドライトの状態によって費用は変動しますので予めご了承ください。
また、ヘッドライトレンズ内の液だれや細かなキズは除去できませんのでご承知おきください。
ヘッドライトリペア作業後はプロテクションフィルム ( PPF )
ヘッドライトリペア作業でWAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットを使ったコーティングを行ないますが、もともとヘッドライトに処理されてたハードコートとはレベルが違います。
WAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットは、ヘッドライト表面にガラス状の硬質皮膜を形成しますが、純正ハードコートとは膜厚が違いすぎます。
ヘッドライトスチーマーは磨きキズを溶かしてわかりづらくしているだけで、ヘッドライト表面の肌は粗くミガキ作業が必要だったのと、コーティング作用はありませんでした。また、ウレタンクリアーペイントは乾燥を含めて時間が掛かり過ぎるという点でライコウでのヘッドライトリペア作業では見送りといたしました。
リペア後にヘッドライトを黄ばみやクラックから守るためには、さらに強固なプロテクションフィルム ( PPF )が必要だと考えてます。
こちらもようやくご案内できるレベルになりましたので後日ブログで紹介いたします。