【ライコウ彦根店ブログ】


みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!



福岡県よりミニ クラブマン(F54)のお客様にご来店いただきました。

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おクルマは、2016年のクーパーD(CooperD)になります。


遠方よりご来店いただきありがとうございます。



また、お土産も頂きました。



今回は、ヘッドユニット(EVO ID4)修理作業を承りました。



iDrive画面に地図や設定情報などを表示させる役割を担っているヘッドユニット。

現在、BMWでは第8世代のヘッドユニットが登場しています。

F系のBMWでは第2世代から第6世代のヘッドユニットが存在しています。

今回ヘッドユニットを修理させていただいたのは第4世代のEVOモデル。

2015年から2017年の車両に搭載されているナビユニットです。


ヘッドユニットの症状は、iDrive画面は【NO SIGNAL】とも表示されずブラックアウト状態です。

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症状は、内部ショートでヒューズが切れています。

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修理の方向性を中古ヘッドユニットへ交換しての修理作業で承りました。


今回用意した中古のヘッドユニットを車両へ取り付けます。

エンジンを始動させますと、無事に中古ヘッドユニットが起動し、iDriveオープニング画面が表示されました。

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ヘッドユニットにはクルマの車台番号やオプション装備に適した認証コードがインストールされています。

ってことで、中古のヘッドユニットにも以前に装着していた際の車両の車台番号やオプション装備に適した認証コードが入っています。

違う車両へヘッドユニットを移植することになりますので、車台番号などの不整合が発生します。その不整合を正さないと移植先の車両で正常な動作をしてくれません。


取り付けた中古ヘッドユニットの車台番号を今回の車台番号へ変更します。
そして、認証コードをインストールしていきます。
認証コードは、もちろん純正の認証コードになります。


メインメニューから様々な機能の動作チェックを行ないます。

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GPS衛星の受信が完了し、自車位置が現在地になりました。

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実際にテスト走行を行ない、ナビが問題無く動作してくれることも確認できました。

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無事に様々な機能が復活してくれました。


ディーラー修理作業だと約40万円の費用が必要だったのですが、中古ヘッドユニットを移植することで、費用を大幅に低減できました。

付け加えてお話ししますと、ディーラー修理で使用するヘッドユニットですが、NBTモデルの場合はもう新品が存在していません。交換などで引き取ったヘッドユニットをメーカー工場へ送り返してリフレッシュして再利用という再生品になっています。それに在庫が少ない状態と聞いていますので、交換までに日数がかかってしまうようです。

そう考えると中古ヘッドユニットを移植するものアリかなって考えています。


NBTモデルのヘッドユニットは、ご存じの方も多いと思われますが、ホント壊れやすい部品です。
【NO SIGNAL】って表示されたり、再起動を繰り返したり、今までに様々な症状をお客様からお聞きしてました。


ご相談多数のため、中古ヘッドユニット(NBT ID3)を在庫するようにいたしました。
そして、認証コードインストールなどの設定作業を事前に行なうようにいたしましたので最短2時間程度でヘッドユニットを復活させて車両をお返しすることができるようになりました。