みなさん、こんにちは!

ライコウの澤田です!!


愛知県よりBMW 5シリーズセダン(F10) のお客様にご来店いただきました。



おクルマは、2014年になります。


今回は、オートハイビームアシストのコーディング施工を承りました。


ハイビームアシストとは、先行車または対向車や周囲の明るさなどに応じ、自動的に上向きと下向きを切り替えます。

最近、ニッサンのTVコマーシャルでご存知の方も多いかと思われますが、欧州車ではかなり以前から導入されている機能になります。

しかし、日本仕様の欧州車ではハイビームアシスト機能が封印されてしまっております。

一般的には、ステアリングコラムスイッチを交換+配線作業とコーディング施工でハイビームアシスト機能が実現するのですが、車種によってはステアリングコラムスイッチを交換しなくてもハイビームアシスト機能が実現できます。

そこで、早速ハイビームアシスト機能有効化のコーディングにチャレンジです。



ステアリングコラムスイッチを交換しなくてもライト点灯時にメーター上にハイビームアシストのライトが点灯しました(^^)/

5シリーズセダン(F10)では、ライトポジションがAUTOでのみメーター上にハイビームアシストのライトが点灯いたしました。




標準設定では、時速40km/h以上でハイビームアシスト機能が動作しハイビームに切り替わり、時速30km/h以下でハイビームアシスト機能が停止しロービームに切り替わります。

今回は、時速10km/h以上でハイビームアシスト機能が動作し、時速5km/h以下でハイビームアシスト機能が停止するように設定をコーディングで変更させていただきました。


また、アダプティブヘッドライト機能付のLEDヘッドライトが装着されていますので、グレアフリーハイビーム機能もコーディングにて設定させていただきました。


夜間走行を行ない、グレアフリーハイビームアシストの動作状況を撮影いたしました。



ハイビームとロービームの自動切替やグレアフリーハイビーム機能をご確認いただけます。

コーディングだけでハイビームアシスト機能が実現するには、純正フロントカメラが装着されている必要があります。対応車種は、5シリーズ(F10/F11/F07) / 6シリーズ(F12/F13/F06) / 7シリーズ(F01/F02/F03/F04) / X3(F25) /X4(F26)になります。
搭載されているコンピューターによってオートハイビームアシスト機能の有無が異なります。