【ライコウ横浜店ブログ】
みなさん、こんにちは!
ライコウの澤田です!!
神奈川県内よりBMW 5シリーズセダン(F10)のお客様にご来店いただきました。
おクルマは、2016年の523dになります。
今回は、左ヘッドライト修理作業を承りました。
BMW 5シリーズのセダン(F10)とツーリング(F11)では左側のヘッドライト故障をかなりの頻度で見かけます。
特に前期モデルの車両で見かけることが多いのですが、今回はLCIモデルの車両。
ヘッドライト内に水分が混入しヘッドライト下部に取り付けられているドライバーモジュール(TMS)が故障してしまいます。
このドライバーモジュール(TMS)ですが、純正品は2023年3月現在88,100円(税別)
そのため社外のドライバーモジュール(TMS)に交換してコーディング依頼が過去にも数件ありますが、社外パーツでは直ったことがありません。
今回は、水分混入防止のコーキングを実施しドライバーモジュール(TMS)を純正新品交換されてご来店です。
まずは、新品取付されたドライバーモジュール(TMS)をコーディング。
コーディングだけでは正常点灯しません。
ISTA診断機で学習させる必要があります。
学習作業も無事完了で、ヘッドライトは正常点灯するようになりました。
もちろん、ISTA診断機でエラーチェックしてみてもエラー無くOKです。
コーディング及び学習の作業は30分程度で完了できます。
ディーラー修理ですとプログラミングによる作業となってしまいますので複数日のお預かりとなってしまいますが、ライコウでの作業では短時間で修理が完了できるの魅力の一つです。
5シリーズセダン(F10)および5シリーズツーリング(F11)のヘッドライト故障。
なぜか左側だけなんです。しかも、かなりの台数で見かけるトラブル。
これは製造時の設計ミスなどが起因したトラブルだと思えますが、リコールなどは行なわれず、俗によく言われ私もよく口にする車種固有の病気扱いのトラブルですね。
この故障が発生するとヘッドライトが点灯しなくなり、社外パーツを使った修理と完治できず泥沼化した長期戦になってしまってる案件をかなり目にしていますので、安心の純正部品で交換して、サクッと修理したほうが良いと思われます。
ドライバーモジュール(TMS)の交換にはヘッドライト脱着が必須です。
5シリーズのヘッドライト脱着はかなり面倒なので、何度も脱着したくないですね。