【ライコウ彦根ブログ】
長野県よりBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)のお客様にご来店いただきました。
おクルマは、2016年の225iになります。
今回は、ギアセレクタースイッチボックス修理作業を承りました。
ギアセレクタースイッチボックス修理作業
ステップトロニック式のギアセレクターで定番の故障です。
ISTA診断機でエラーチェックしても同様にエラーがメモリーされています。
ディーラー修理だとギアセレクター本体交換で15万円程度の修理代だと聞いていますが、ギアセレクター本体を交換せず内部の部品交換を行なう修理作業です。
ただ、ギアセレクター本体にアクセスするためには、車内のシートなどの装備を取り外しての作業に大掛かりな作業になってしまいます。
そして、ギアセレクター本体を取り出して故障の原因となっている部品を交換します。
故障の原因は小さなバネ。これを交換すると直ります。
そうしますと、車両からもISTA診断機からもエラー表示が消え修理完了です。
車内のシートなどの装備を取り外しての作業となりますので作業時間を要しますが、ギアセレクター本体交換の修理費用と比べるとはるかにお安く不具合を直すことができます。
ご来店のお客様の中でも同様のエラー表示を見かける車両が多いですね。
ギアセレクター本体を交換しませんので、環境に優しい修理とも言えます。
ディーラー修理はISTA診断機に頼りきった手法で、アッセンブリー交換の修理が多いので産業廃棄物が出まくりです。
果たして環境に優しいのか?との疑問を常に思ってしまいます。