ミニ ハッチバック(F56) ディスプレイがブラックアウト!?ナビなどヘッドユニットの機能が一切が使えないトラブル発生

エンジン掛けてもディスプレイには何も表示されずブラックアウト状態。
ある日突然発生するヘッドユニットの故障。
ナビが使えない、オーディオが鳴らない、バックカメラが映らないなど不便だらけに陥ってしまいます。
ライコウでは中古ヘッドユニットを活用した修理作業を行ない愛車のヘッドユニット機能を復活させています。

ミニ ハッチバック(F56) ディスプレイがブラックアウト!?ナビなどヘッドユニットの機能が一切が使えないトラブル発生

車両情報

車種ミニ ハッチバック ( F56 ) ジョンクーパーワークス ( John Cooper Works )
初年度登録2016年
都道府県神奈川県

中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット ( EVO ID4 ) 修理作業

BMW&MINIのヘッドユニットは突然故障します

iDrive画面に地図や設定情報などを表示させる役割を担っているヘッドユニット。
現在、BMW & MINIでは第9世代のヘッドユニットが登場しています。

  • 第1世代ヘッドユニット ・・・ CCC
  • 第2世代ヘッドユニット ・・・ CIC
  • 第3世代ヘッドユニット ・・・ NBT
  • 第4世代ヘッドユニット ・・・ EVO ID4
  • 第5世代ヘッドユニット ・・・ EVO2 ID5
  • 第6世代ヘッドユニット ・・・ EVO2 ID6
  • 第7世代ヘッドユニット ・・・ MGU
  • 第8世代ヘッドユニット ・・・ MGU21
  • 第8.5世代ヘッドユニット ・・・ MGU22
  • 第9世代ヘッドユニット

F系のBMWでは第2世代から第6世代のヘッドユニットが、F系のMINIでは第3世代から第6世代のヘッドユニットが搭載されています。

ヘッドユニットは、コーディング施工やTVキャンセラーなど社外パーツを装着しているとか関係なくある日突然故障します。ヘッドユニットが不動になる前兆動作を行なうことも稀にありますが、ほとんどが突然故障してしまうんです・・・。

ヘッドユニット不具合の症状事例

  • モニターに【NO SIGNAL】と表示される
  • モニターがブラックアウトして何も表示されない
  • ナビゲーションシステム起動中と表示されたままナビが起動しない
  • ヘッドユニットが再起動を繰り返す
  • ヘッドユニットが一定時間経過後、熱暴走などで再起動や【NO SIGNAL】となってしまう

などなど、ヘッドユニット不具合の症状は様々です。

ヘッドユニットに不具合が生じるとナビが使えない、音楽が鳴らない、バックカメラの後方映像が確認できないなど不便だらけなクルマとなり、ドライブでストレス溜まりまくりで精神不安定状態に陥ってしまいます。

ヘッドユニット不具合の症状確認

ヘッドユニットが故障して修理作業をご依頼いただいたのは第4世代のEVOモデル。
2015年から2017年の車両に搭載されているナビユニットです。

ご来店時にはヘッドユニットは起動しておらずディスプレイはブラックアウト状態。

ヘッドユニットは起動しておらずディスプレイはブラックアウト状態
ヘッドユニットは起動しておらずディスプレイはブラックアウト状態
ヘッドユニットは起動しておらずディスプレイはブラックアウト状態

BMW専用診断機でエラーチェックしてみると、ヘッドユニットとの通信が出来ていません。

ヘッドユニットとの通信が出来ていません
ヘッドユニットとの通信が出来ていません

不具合があるヘッドユニットに触れてみると冷たい・・・。

通電していない為、ヘッドユニットが冷たい状態なので、ヒューズを確認してみます。

ヘッドユニットとの通信が出来ていません

すると、案の定ヘッドユニット電源用の20Aヒューズが切れていました。

ヘッドユニット電源用の20Aヒューズが切れていました

念のためヘッドユニットを取り外して机上で動作チェックを行なうとヘッドユニット内部でショートしていました。

そのため中古のヘッドユニットを活用して修理作業させていただくことにいたしました。

中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット( EVO ID4 )をご来店までに修理

ご来店までに中古のヘッドユニットを活用したヘッドユニット( EVO ID4 )を修理しています。

ヘッドユニットにはクルマの車台番号やオプション装備に適した認証コードがインストールされています。

ご用意した中古のヘッドユニットにも以前の車両の車台番号やオプション装備に適した認証コードが入っています。この状態でヘッドユニットを移植しても不整合が発生して中古のヘッドユニットは正常な動作を行なってくれません。

したがいまして、ヘッドユニット( EVO ID4 )の修理手順としましては、

  1. 中古ヘッドユニットに入っている車台番号や認証コードなどを一旦初期化
  2. 修理作業で取り付ける車両の車台番号や認証コードをインストール
  3. ヘッドユニットのプログラムを最新バージョンへバージョンアップ
  4. ナビ地図データを最新バージョンへバージョンアップ
  5. ヘッドユニットを2時間程度稼働させる

などを行なっており、実際にお客様がご来店いただくまでに行なっています。

なお、認証コードはBMW & MINI正規のデータをBMW AGより調達してますのでご安心ください。

そのため、ご来店いただいてから最短1時間程度で修理作業を完了させることができます。
ただ、ヘッドユニットの不具合がイレギュラーな症状の場合もございますので、基本的には4時間程度の修理時間でご案内しています。

ご来店いただき設定済みヘッドユニット( EVO ID4 )へ交換作業

BMW & MINI専門店のライコウへご来店いただき、車両へ事前にご用意している設定済みヘッドユニット( EVO ID4 )を取り付けます。

そして、エンジンを始動させて修理交換済みのヘッドユニット( EVO ID4 )が取り付けた車両で動作するかのチェックを行ないます。

ヘッドユニットが起動してオープンにアニメーションが表示

ヘッドユニットが起動してオープンにアニメーションが表示されました。

ヘッドユニット( EVO ID4 )の動作チェック

メインメニューから様々な機能の動作チェックを行ないます。

ヘッドユニット( EVO ID4 )の動作チェック
FM & AMラジオの動作チェック

FMラジオとAMラジオの受信状態を確認します。

FM & AMラジオの動作チェック
FM & AMラジオの動作チェック
外部機器 USBの動作チェック

外部機器 USBが再生されるかをチェックします。

外部機器 USBの動作チェック
外部機器 USBの動作チェック
外部機器 Bluetooth ( ブルートゥース )の動作チェック

外部機器 Bluetooth ( ブルートゥース )が再生されるかをチェックします。

外部機器 Bluetooth ( ブルートゥース )の動作チェック
外部機器 Bluetooth ( ブルートゥース )の動作チェック
外部機器 Bluetooth ( ブルートゥース )の動作チェック
フロントAUXの動作チェック

フロントAUXから音が出力されるかをチェックします。

フロントAUXの動作チェック
フロントAUXの動作チェック
電話の動作チェック

Bluetooth ( ブルートゥース ) 接続された電話を確認します。

電話の動作チェック
ナビゲーションシステムの動作チェック

ナビゲーションシステムが起動し、GPS衛星の受信が完了して自車位置が現在地になるかを試走してチェックします。

ナビゲーションシステムの動作チェック

GPS衛星の受信し3D計測で自車位置を表示してくれます。

ナビゲーションシステムの動作チェック

地図データは最新バージョンへバージョンアップ済みです。

ナビゲーションシステムの動作チェック
その他の動作チェック

他にもヘッドユニットの機能に問題無いか動作チェックを行ないます。

その他の動作チェック
その他の動作チェック
その他の動作チェック
その他の動作チェック
その他の動作チェック

無事に様々な機能が復活してくれました。

無事に様々な機能が復活

ナビの地図データのバージョンはISTA診断機でも確認できます。

無事に様々な機能が復活

ヘッドユニット認証コードのインストールもバッチリOKです。

無事にミニ ハッチバック ( F56 )のヘッドユニット機能が復活してくれ作業は完了です。

ヘッドユニット不具合の原因は、ヘッドユニットだとは限らない!?

ある日突然不動となってしまうヘッドユニット。
ヘッドユニットが不動になってしまう原因は大きく挙げて3点です。

  • ヘッドユニットのプログラム不良
  • ヘッドユニット内部のショート
  • ヘッドユニット内のハードディスク不良

しかし、ヘッドユニットが不動になってしまう原因として、ヘッドユニット以外に起因する事例があります。

  • TVキャンセラーなどの社外部品不良
  • 社外部品の配線不良
  • ヘッドユニットに接続している配線不良
  • ヘッドユニット以外のECU(コンピューター)の不具合

など、BMW & MINI専門店のライコウではヘッドユニットが不動になった数々の原因を経験してきました。

ヘッドユニット不具合はヘッドユニットだとは限らないんです。

BMW & MINI専門店のライコウでは、事前に中古のヘッドユニットをご用意してご来店までに設定など修理作業を完了させていますが、ご来店いただいた際は、まず現車を拝見してヘッドユニットの症状確認から作業をはじめます。

ヘッドユニットの不具合の原因がヘッドユニットとは違う部分だった場合、ヘッドユニット交換という見当違いの修理を行なわない為です。
ヘッドユニット以外に原因があった場合は、ヘッドユニット交換は行なわず、不具合個所の修理作業でヘッドユニットが復活してくれた事例をBMW & MINI専門店のライコウでは経験しています。

ISTA診断機だけでは見えないところを、実際に症状を見て、今までの経験による知識を活かして、適切な修理作業を行なうよう心掛けています。

中古ヘッドユニットを活用したヘッドユニット ( EVO ID4 )修理作業について

BMW&MINIディーラーでヘッドユニットを修理すると約40万円の費用が必要です。
しかも、BMW&MINIディーラー修理で使用するヘッドユニットは、NBTモデルの場合、新品がもう存在していません。交換などで引き取ったヘッドユニットをメーカー工場へ送り返してリフレッシュして再利用という再生品になっています。

BMW & MINI専門店のライコウでは中古ヘッドユニットを移植することで、ヘッドユニット修理費用を半額以下へと大幅に低減できます。
もちろん、認証コードはBMW & MINI正規のデータをインストールし、プログラムとナビ地図データを最新バージョンへバージョンアップ。

そして、BMW & MINI専門店のライコウでは中古品のヘッドユニットにもかかわらず保証期間を6か月に設定して安心をお届けします。
保証期間の6か月を経過後に、再びヘッドユニットが不動になってもヘッドユニット調達費用のみで対応します。

BMW & MINI専門店のライコウでは2022年3月よりヘッドユニットの修理作業を始めていますが、修理実績は100台を超え、故障トラブルは今のところ1台です。

また、ご相談多数のため、中古ヘッドユニット(NBT ID3&EVO ID4)を常時在庫しています。

ヘッドユニット不動でお困りの方は、修理経験が豊富なBMW & MINI専門店のライコウへお任せください。