ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いを抑制するアクセルセーフティモジュールをクラブマン(F54)へ取り付けました。
普段は親御さんが運転されるおクルマってことで息子さんから作業のご依頼をいただきました。
万一、ペダルを踏み間違えて車両が意図せず急加速してしまうってことを防いでくれます。
車両情報
車種 | ミニ クラブマン ( F54 ) クーパーD ( COOPERD ) |
初年度登録 | 2018年 |
都道府県 | 神奈川県 |
a/tack ( エイタック )製アクセルセーフティモジュール装着
a/tack ( エイタック )製アクセルセーフティモジュールⅡ(踏み間違い抑制装置)
ブレーキペダルとアクセルペダルを踏み間違えた際の暴走を抑制する装置です。
アクセルセーフティモジュールが第2世代へと進化しました。
LED付きタッチスイッチを装備する事で、ガイダンス音声+LED点滅で動作を告知します。
アクセルセーフティモジュールとスピーカーは見えないところで取り付けて、スイッチLEDだけが露出するように取り付けています。
10km/hまでの速度ではブレーキペダルを離した瞬間からアクセル開度80%以上で動作介入致します。(ウインカー点滅時除く)
エンジンを始動させアクセルセーフティモジュールが動作監視中は緑点灯しています。
10km/h以上から60km/hまでの通常走行の状態では、現在のアクセル開度から0.1秒以内に50%増加して全体で80%を超えた場合に動作介入致します。
アクセルペダルを一気に踏み込むことでアクセルセーフティモジュールが踏み間違いを検知して赤点滅になります。
同時にアクセルセーフティモジュールがアクセル制御を行ない車両は加速することなく惰性で走行します。
アクセルセーフティモジュールのスピーカーからはブレーキペダルを踏むようガイダンスが流れます。
ブレーキペダルを踏むことでアクセルセーフティモジュールの制御からの復帰を示す青点灯になり緑点灯に戻ります。
ブレーキペダルと間違ってアクセルペダルを踏んでしまったとしても急加速することがありませんので、焦ることなくブレーキペダルを踏む動作ができると思います。
実際に走行して動作チェックして感じたことは、アクセルセーフティモジュールが動作すると、アクセルペダルを踏みこんでも加速することは一切なく、むしろトルク感がありませんのでエンジンが止まるんじゃないかと感じるくらいでした。
そのため、気持ちに余裕を持つことが出来た状態でブレーキペダルへ足を運ぶことができました。
また、アクセルセーフティモジュールのスピーカーから「ブレーキを踏んでください」と連呼してくれます。
今回は、親御さんのことを思って息子さんからの作業依頼でした。
ご来店いただいた親御さんに同乗していただいてアクセルセーフティモジュールの動作状態を確認していただき、操作方法を丁寧に説明させていただきました。
アクセルセーフティモジュールにはブレーキを掛ける機能はありません。
踏み間違いによる事故を最小限に抑制する為の装置となりますので、交通事故に繋がらないことを保証するものでありません。
しかし、ペダルの踏み間違いで車両が急加速して突っ込んでいくといった状況を防いでくれます。