クルーズコントロール装着車へアクティブクルーズコントロール(ACC)を後付装着しました。
フロントカメラで前車を認識し設定している速度の範囲内で車間距離を保ちながら走行してくれます。
STOP&GO機能も動作しますので、高速道路走行の他に渋滞時や混雑での低速走行時などでも効果絶大でドライバーの疲労軽減に寄与します。
車両情報
車種 | ミニ クラブマン ( F54 ) LCI クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2022年 |
都道府県 | 東京都 |
SAS追加の純正アクティブクルーズコントロール ( ACC )後付装着
アクティブクルーズコントロール ( ACC )
アクティブクルーズコントロール ( ACC )とは、レーダー・センサーがたえず道路を走査し、クルマの速度を調整して前車との距離を維持します。再び道路がすくと、システムが自動的に加速させます。
このアクティブクルーズコントロール( ACC )ですが、ミニ ハッチバック ( F55 / F56 ) / ミニ コンバーチブル ( F57 ) / ミニ クラブマン ( F54 ) / ミニ クロスオーバー ( F60 )では、フロントカメラのみで制御しています。
アクティブクルーズコントロール ( ACC )が動作するためのECUは【 SAS 】と呼ばれるコンピューターのことで、この【 SAS 】が標準装備されている車両であれば、アクティブクルーズコントロール ( ACC )用のスイッチ装着とコーディング施工でアクティブクルーズコントロール ( ACC )が動作いたします。
【 SAS 】が標準装備されていない車両では、アクティブクルーズコントロール ( ACC )用のスイッチ装着と【 SAS 】の装着とコーディング施工でアクティブクルーズコントロール ( ACC )が動作できます!!
純正アクティブクルーズコントロール ( ACC )取付作業
2021年3月製造以降の車両はフラットスイッチ仕様のマルチファンクションスイッチになっています。
ステアリングもマルチファンクションスイッチも今までとは異なるデザインです。
まずは、ステアリングに取り付けられているマルチファンクションスイッチをアクティブクルーズコントロール用に交換します。
次に、SASを取り付けて配線作業を行ないます。
【SAS】を接続する配線は事前にレトロフィットハーネスを作成しています。
スイッチ交換と【SAS】の配線作業が完了した後で、コーディング施工を行ないますとアクティブクルーズコントロールの設定は完了です。
純正アクティブクルーズコントロール ( ACC )動作チェック
実際に走行してアクティブクルーズコントロール ( ACC )の後付装着に問題が無いかを確認します。
時速30km/h以上で走行中にアクティブクルーズコントロール ( ACC )のスイッチを押すことで動作を始めます。
アクセルから足を離しても設定した速度で自動走行しています。
前方の走行車両に近づいていきますと、メーター内に車両を認識したと知らせるアイコンが点灯します。
設定した速度の範囲内で、前車との車間距離を保ちながら自動走行しています。
信号が赤になっており、前方の車両が減速して停車します。
アクティブクルーズコントロール ( ACC )によって追従走行していますので自車も停車します。
時速0km/hの完全停止状態になりました。
完全停止状態になって3秒経過すると待機モードになります。
その時は前方の車両を認識しているアイコンが点灯したまま、設定速度のアイコンはグレーアウト。
この時も、自車のブレーキライトは点灯しています。
いったん待機モードに入ると前車が走り出しても追従して走り出しません。
RESボタンを押すことによって、追従が再始動します。
これが、アクティブクルーズコントロール ( ACC ) のSTOP&GO機能になります。
もちろんSTOP&GO機能の動作はバッチリOKです。
念には念をってことで、じっくりと試走を繰り返して、後付装着したアクティブクルーズコントロール( ACC )の動作チェックを行なっております。
純正アクティブクルーズコントロール ( ACC )後付装着について
2022年よりメーカーオプション後付装着の価格を含めて、価格の見直しを行なっております。
為替相場が円安で、コロナの影響で送料が高騰したり、部品自体の価格改定があったりしている状況ですので、なにとぞご理解いただけますようお願い申し上げます。
また、以前にブログなどに記載している価格があるかもしれませんが、現時点での価格は都度お問い合わせをお願いいたします。
ライコウで所有しているF45で2017年8月にアクティブクルーズコントロール(ACC)後付してから約120,000km以上走行して思ったことですが、F系ミニ( F54 / F55 / F56 / F57 / F60 )では、フロントカメラのみで制御していますので、BMWの他車種のアクティブクルーズコントロール ( ACC )と比較しますと弱点があります。
F系ミニ( F54 / F55 / F56 / F57 / F60 )では、ミリ波レーダーでの制御は無く、フロントカメラのみで制御しているため、カメラで認識できない状況の場合はアクティブクルーズコントロール ( ACC )が動作してくれません。
例えば、西日などの逆光や降雪などの視界不良時、メッキパーツをまとったトラックの後ろを走行しているときにはアクティブクルーズコントロール ( ACC )が突然解除されてしまいます。
この現象は、F系ミニ( F54 / F55 / F56 / F57 / F60 )ではアクティブクルーズコントロール ( ACC )の標準装着、後付装着に限らず起こりえる症状ですので、あらかじめご留意いただければと思います。
【 SAS 】追加によるアクティブクルーズコントロール後付け装着ですが、ディーラー作業でプログラムのバージョンアップが実施されてしまった際、ライコウでの再設定作業が必要になる場合がございます。その際の再設定費用は無償対応させていただいております。
本来ですと、【 SAS 】追加の他に、コンピューター交換やセンサー交換が必要で、部品代が高額になります。その部品は交換せずにアクティブクルーズコントロール ( ACC )の後付装着を実現させ、装着費用を極力抑えさせていただいております。
最後に当然のことと思いますが、ご注意事項を説明させていただきます。
・運転者には通常の安全運転の義務があります。運転時は常に先行車との車間距離や、周囲の状況、運転環境に注意して必要に応じてブレーキペダルを踏むなど、安全運転に努めてください。
・アクティブクルーズコントロール ( ACC )に頼った運転は、絶対に行なわないでください。
・わき見運転やぼんやり運転など運転者の不注意を防止したり、悪天候時の視界不良下での運転を支援するものではありません。
・アクティブクルーズコントロール ( ACC )は、あらゆる状況下で衝突を軽減したり、作動したりするものではありません。
・アクティブクルーズコントロール ( ACC )の認識性能・制御性能には限界があります。各機能の警告を必ず参照の上、正しくご使用ください。誤った使用をすると、適切に制御が行なわれず、思わぬ事故につながる恐れがあります。
DIXCEL ( ディクセル )製低ダストブレーキパッド装着
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッド Mタイプ
DIXCEL ( ディクセル ) 製のブレーキパッドは、低ダストのMタイプを調達。
街乗り用として作られたブレーキパッド Mタイプは、ストッピングパワーを犠牲にすることなく、ブレーキダストを大幅に低減します。
DIXCEL ( ディクセル ) 製低ダストブレーキパッドへ交換
まだまだ残量のある純正ブレーキパッドですが、大量にダストを発生させるブレーキパッドになりますので、新車のアルミホイールやボディへの汚れがどうしても気になってしまいます。
低ダストブレーキパッドへ交換して、ダスト汚れを最小限にします。
低ダストブレーキパッドへ交換することにより、アルミホイールやボディに付着するブレーキダストを大幅に低減してくれます。
ダストブレーキパッドへの交換時期のライコウの見解
ブレーキパッドは減ってから交換したほうがよいのか、すぐ交換したほうがよいのかというご質問をいただくことがあります。
私の個人的な見解では、すぐの交換をお勧めしております。
せっかくきれいに洗車しても、ちょっと走行するだけでアルミホイールがブレーキパッドのダストで汚れてしまうと残念な気持ちになってしまいます。低ダストのブレーキパッドですと洗車後のブレーキパッドのダスト汚れが格段に解消されます。
また、ブレーキローターの消耗も格段に減少できます。そのため、後々の維持費を抑える効果も期待できます。
ちなみに、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)は新車納車後に低ダストブレーキパッドへ交換し、7年経過して走行距離も12万キロを突破していますが、アルミホイールの汚れはほぼありませんし、ブレーキパッドやブレーキローダーの消耗も少なく、ブレーキローターはまだまだ交換しなくて大丈夫な状態です。
クルマの乗り方によっても異なるとは思いますが、ライコウのBMW 2シリーズアクティブツアラー(F45)はクルマが汚れずに気持ちよくドライブできております。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
デイライトメニュー項目追加
エクステリアライトのメニューにデイライト項目を追加します。
デイライト発光機能をON/OFF切り替えできます。
エンジン始動時にアイドリングストップのオフ設定
アイドリングストップがオフの状態でエンジン始動します。
標準仕様はアイドリングストップがオンの状態でエンジン始動します。
アイドリングストップのスイッチを押すことでオンにできます。
ヘッドライトスイッチ適正化設定
ライトスイッチが【0】であっても暗いところではヘッドライトがオートライトと同様に自動点灯します。ライトスイッチが【0】の場合は、ヘッドライトを点灯させません。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。