以前に有効化したアップルカープレイをフルスクリーン化したいとのご要望をいただき、ライコウでプログラミングを実施しました。
アップルカープレイのフルスクリーン化にはHMIバージョンが関係します。
HMIバージョンを上げるためにプログラミングを行ない、アップルカープレイはフルスクリーン化。
ついでにディスプレイデザインを横並びメニューのID6化いたしました。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F55 ) LCI クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2020年 |
都道府県 | 大阪府 |
アップルカープレイをフルスクリーン化するためにプログラミング作業
フルスクリーン仕様のAppleCarPlay ( アップルカープレイ )はHMIバージョンによる
第5世代のヘッドユニットからAppleCarPlay ( アップルカープレイ )をインストールすることができます。
AppleCarPlay ( アップルカープレイ )をフルスクリーン表示させるためにはHMIバージョンが【 ID5_2103 】以降になっている必要があります。
AppleCarPlay ( アップルカープレイ )は2022年に有効化していますが、フルスクリーン仕様にしたいとのご要望ですのでミニ専門店のライコウでプログラミングを実施してHMIバージョンを上げます。
HMIバージョンを上げるためにライコウでプログラミング作業
HMIバージョンを上げてフルスクリーン仕様のAppleCarPlay ( アップルカープレイ )が使えるようにするため、ミニ専門店のライコウでプログラミング作業を行ないます。
ご来店時のHMIバージョンは【 ID5_1911 】になっています。
では早速プログラミング作業を行なっていきます。
プログラミング作業は約40分程度の時間を要しました。
無事にHMIバージョンはフルスクリーン仕様のAppleCarPlay ( アップルカープレイ )の要件を満たす【 ID5_2307 】へ上がってくれました。
AppleCarPlay ( アップルカープレイ )がフルスクリーンで表示されるようになりました。
ディスプレイのデザインをID6化
ヘッドユニットデザインID6化はHMIバージョンによって可否が決まる
ヘッドユニットデザインID6化は、ヘッドユニットのHMIバージョンによって可否が決まります。
ヘッドユニットデザインID6化を可能にするヘッドユニットのHMIバージョンは ID5_2103 以降です。
ヘッドユニットのデザインをID6化
コーディング施工でヘッドユニットのデザインをID6化できます。
施工前の第5世代ヘッドユニットのデザインから第6世代ヘッドユニットのデザインへコーディングします。
横並びでメニューが表示されるID6デザインはイマドキ感が満載。
水色基調のカラーリングはカラーワールドが【Luonge】になります。
カラーワールドを【Sport】にするとブラックとレッドのコンビネーションカラーになります。
ヘッドユニットデザインをID6化して、見た目の雰囲気がガラリと変身します。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
エンジン停止時にアイドリングストップ状態の前回記憶
エンジン停止時にアイドリングストップ状態を記憶して、次回エンジン始動時に記憶したアイドリングストップ状態になります。
グリーンモード時アイドリングストップ強制オンの無効化
走行モードをグリーンモードにすると、アイドリングストップが強制的にオンになってしまいます。強制的にオンになってしまう機能を無効化します。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。