LCI2モデルのインナーブラック仕様LEDヘッドライトをリペア修理してプロテクションフィルムを貼りました。
今年の夏は紫外線が強かった影響でしょうか急にクラックが出てきたそうです。
クラックが入ったヘッドライト表面のハードコートを削り落としクリア感を取り戻してからプロテクションフィルムを貼って紫外線をガードします。
ライトグレーなプロテクションフィルムでトーンを若干下げて、より精悍な顔つきになりました。
車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) LCI2 ジョンクーパーワークス ( John Cooper Works ) |
初年度登録 | 2021年 |
都道府県 | 福島県 |
クラックや黄ばみのあるヘッドライトをリペア修理作業
黄ばんだりクラックが入ったヘッドライト
最近は紫外線が強いためかヘッドライトが黄ばんできたりクラックが入った状態の車両を見かけるケースが多くなってます。
前期モデルのミニで見かけることが多い症状ですが、LCIモデルでも劣化によってヘッドライト表面に黄ばみやクラックが発生してきました。
ヘッドライトレンズはポリカーボネートというプラスチック素材が使われています。
ポリカーボネートは、ガラスよりも強度が強く、破損した際に破片が飛び散りにくいというメリットがある一方、紫外線に弱いというデメリットがあります。
ヘッドライトレンズに黄ばみが出たり、クラックが入ったりするのはそのためです。
ライトを点灯させるとヘッドライト表面の状態がより顕わとなります。
愛車を洗車してピカピカにしてもヘッドライト表面の黄ばみやクラックは取れません。
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックは、見た目が残念なのはもちろんのこと、ヘッドライトの照射光に影響を及ぼして、光量が足りなくなり車検に通らなくなってしまうこともあります。
車検に通らなくなってしまうと、ヘッドライトの交換が余儀なくされます。
しかし、ヘッドライトを交換しなくてもリペアすることで改善できます。
ヘッドライトレンズの研磨&ミガキ作業
ヘッドライトレンズの黄ばみやクラックを除去します。
まずは、ヘッドライトレンズ表面のハードコートをゴリゴリと削り取り除きます。
粗めの番手からはじめて、細かな番手でヘッドライトレンズを削っていき、肌を滑らかにしていきます。
そして、コンパウンドによるミガキ作業を行ないます。
ヘッドライト表面にあった黄ばみやクラックが除去されクリアなヘッドライトへと復活しました(^^)/
ヘッドライトのミガキ作業後はコーティングします。
コーティングは、WAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットを使います。
主成分のケイ素系化合物がガラス状の硬質皮膜を形成しポリカーボネートの劣化を防止します。
ライトを点灯させてもクラックは見つからず新品ヘッドライトと遜色ないくらいに透明感あるヘッドライトレンズ表面になっています。
ご来店時のヘッドライトとは思えないくらいキレイになってくれたヘッドライト。
ヘッドライトがキレイだと見た目もシャキッとしますね。
ヘッドライトレンズのミガキ作業時には高輝度高演色のLEDライトを照射させて、クラック残りなどを入念にチェックしてからWAKO'S ( ワコーズ )のハードコート復元キットでヘッドライト表面をコーティングしています。
ヘッドライト内部に付着している液だれやキズなどは除去できませんのでご承知おきください。
ヘッドライトにプロテクションフィルム施工
ヘッドライトを劣化やキズから守るプロテクションフィルム ( PPF )
ヘッドライトを劣化やキズから守るプロテクションフィルム ( PPF )。
ポリウレタン製のプロテクションフィルム ( PPF )は、ラッピングフィルムとは異なります。
200ミクロンという厚さのシートで想定される傷リスクからボディを守り、さらに紫外線ダメージをガードしてくれます。
プロテクションフィルム ( PPF )はヘッドライトをはじめ、ボディやフロントガラスへの施工も可能ですが、ライコウではヘッドライトに限定して作業を行ないます。
使用するプロテクションフィルム ( PPF )はSTEK ( エステック )製とDIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製になります。
プロテクションフィルム ( PPF )にはカラーバリエーションが存在しており、ヘッドライトを劣化やキズから守るほかにドレスアップ効果もあります。
ヘッドライト プロテクションフィルム ( PPF )施工
DIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製プロテクションフィルム ( PPF )のBLACK GRAY ( ブラックグレイ ) をお選びいただきました。
ミニ ハッチバック ( F56 ) LCIモデルへDIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製プロテクションフィルム ( PPF )のBLACK GRAY ( ブラックグレイ)を貼っていきます。
透明ブルーブラック仕上げのDIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製プロテクションフィルム ( PPF ) BLACK GRAY ( ブラックグレイ)は可視光線透過率が53%です。
可視光線透過率が53%なので若干ヘッドライトリング部分のトーンが下がります。
DIAMONDSWELL ( ダイヤモンドスウェル )製プロテクションフィルム ( PPF ) BLACK GRAY ( ブラックグレイ)はライトグレーの仕上がりになります。
ライトを点灯させても今までと視認性には変わりが無く、夜間のドライブに支障が出ることはありません。
200ミクロンという厚さのシートで想定される傷リスクからヘッドライトを守り、紫外線ダメージをガードしてくれます。
プロテクションフィルム ( PPF )にはカラーバリエーションが存在しており、ヘッドライトを劣化やキズから守るほかにドレスアップ効果もあります。
RAIKO製テールライトモジュール装着
ユニオンジャックテールをブレーキライト時も点灯させるRAIKO製テールライトモジュール
ミニ ハッチバック ( F55 / F56 ) / ミニ コンバーチブル ( F57 )のLCIモデル用ユニオンジャックテールライトは、ブレーキライト点灯時はテールライト内側が縦一文字に発光します。
ミニ ハッチバック ( F56 )にテールライトモジュールを取り付けてユニオンジャック部分がブレーキライトとして点灯します。
RAIKO製テールライトモジュールにはON/OFF切替スイッチがありますのでユニオンジャック部分のブレーキライト点灯を手軽にON/OFF切り替えできます。