フロントガラス上部に取り付けられているカメラが判断してハイビームとロービームを自動切替してくれるハイビームアシスト機能を有効化しました。
BMW純正機能ですが日本仕様では封印されているため、ステアリングコラムを交換してコーディングすることで機能が動作してくれます。また、標準設定ではハイビームアシストの機能を体感しづらいので動作速度や感度を変更いたしました。
車両情報
車種 | BMW 2シリーズクーペ ( F87 ) LCI M2 |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 静岡県 |
純正ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラム後付装着
純正ハイビームアシストでオートハイビーム
ハイビームアシストとは、先行車または対向車や周囲の明るさなどに応じ、自動的に上向きと下向きを切り替えます。
しかし、日本仕様の欧州車ではハイビームアシスト機能が封印されてしまっております。
ハイビームアシスト機能の封印を解くためには、コラムスイッチ交換作業とコーディング施工が必要になります。
純正ハイビームアシストスイッチ付ステアリングコラム取り付け
ウインカーレバーの先端にハイビームアシストスイッチが備わったステアリングコラムへ交換します。
そして、ハイビームアシスト機能が動作するように車両コンピューターの設定を変更します。
純正ハイビームアシスト機能の動作チェック
ライトポジションが【AUTO】でヘッドライト点灯時に、ウインカーレバー横のハイビームアシストスイッチを押すことにより、ハイビームアシスト機能が有効になります。
ハイビームアシストスイッチを押してハイビームアシスト機能を動作させます。
するとメーターパネル内にハイビームアシストのアイコンが点灯します。
フロントウインドウ上部のカメラにて周囲の明るさや車両の状況に応じてロービームとハイビームを自動切替します。
標準設定だとハイビームアシスト機能を体感しづらいので、ハイビームアシスト機能が動作する速度や感度を変更させていただきました。
コーディング施工
コーディングとは・・・
愛車を自分仕様へと変身させることができるのがコーディングです。
コーディングによって、使い勝手の悪さを改善したり、製造年月での仕様の違いやグレード&装備の違いなどによって封印されている機能を呼び起こすことができます。
ナビゲーションシステムのスピードロック解除
走行中にナビゲーションシステムの目的地設定が可能になります。純正機能のテレビやDVDビデオやUSBビデオの視聴も可能になります。
エンジン停止時にアイドリングストップ状態の前回記憶
エンジン停止時にアイドリングストップ状態を記憶して、次回エンジン始動時に記憶したアイドリングストップ状態になります。
コーディングでのご留意事項
車両のコンピューターには、プログラムファイルや設定ファイルなどがインストールされており、コーディングは設定ファイルの中身を変更します。
したがいまして、設定ファイルに存在している項目のみが変更できるため、存在しない項目については変更できません。コーディングではプログラムファイルは変更できない為、コーディングによって何でも機能が実現できるわけではありません。