
MINI F56(2015年式クーパーS)へ、純正ドライビングモードを後付装着し、SPORT/MID/GREENの切替が可能に。
さらにパドルシフト・マルチファンクション・クルーズコントロール機能もコーディングで有効化。
ASDを装着せず費用を抑えつつ、純正の利便性を実現したライコウの専門技術をご紹介します。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック ( F56 ) クーパーS ( COOPERS ) |
初年度登録 | 2015年 |
都道府県 | 埼玉県 |
純正ドライビングモード後付装着
ドライビングモードとは?
MINI純正のドライビングモードは、以下の3つの走行モードを切り替えることができます。
- SPORT(スポーツ):レスポンスとサウンドを強調した走行フィール
- MID(ミッド):標準設定のバランス型
- GREEN(グリーン):燃費性能を重視したエコ走行モード
📷 ドライビングモードスイッチ装着前

📷 回転リングのドライビングモードスイッチ装着

この車両は2015年製造の前期モデルのため、回転リングタイプのモードスイッチをコンソールに追加装着し、専用配線とコーディング施工を行いました。
ドライビングモードスイッチは製造年月によって仕様が異なります。
メーターパネルの燃料の残量計を見ることで簡単に判断できます。
📷 ドライビングモードスイッチが回転リング仕様の場合のメーターパネル燃料残量計

📷 回転リング仕様ドライビングモードスイッチ用の専用配線

📷 ドライビングモードは3つの走行モードを切り替え








ドライビングモード機能を有効化するとドライビングエキサイトメントやGREEN設定などメニューが追加されます。
📷 ドライビングモード機能を有効化することで追加されたメニュー




ASD非装着仕様でコスト抑制
通常、クーパーSではドライビングモードと同時に【ASD(アクティブサウンドデザイン)】が装着されますが、今回はASDは装着せず、純粋にドライビングモード機能のみを動作させる仕様に。
これにより、余分な費用を抑えながらもモード切替の恩恵を享受できる構成となっています。
パドルシフト&マルチファンクション&クルーズコントロール有効化
お客様ご自身で、以下の機能が搭載された純正ステアリングを取り付けられていました:
- パドルシフト
- マルチファンクション(音量調整・電話応答など)
- クルーズコントロールスイッチ
これらのスイッチ類はコーディング施工を実施することで使用可能になります。
さらに、今回はボイスコマンド機能は認証コードの追加インストールが必要なため、非対応としています。
📷 パドルシフト&マルチファンクション&クルーズコントロール




📷 パドルシフト有効化






📷 マルチファンクション有効化



📷 クルーズコントロール有効化

注意事項
- ASD非装着のため、エンジンサウンドの演出は無効です。
- ディーラーでプログラミング作業が行われると機能が消失する設定にしています。これは、装着機能がディーラーのプログラムに干渉しないよう配慮されたライコウ独自の対策です。
- ボイスコマンドは認証コード未導入のため動作しません。
ライコウの強み
- 純正装備の後付装着が可能(ドライビングモード、パドルシフト、マルチファンクションなど)
- ディーラーでは基本的に対応不可の後付け装備も、ライコウのノウハウと技術力で実現
- ASD非装着仕様など、コストパフォーマンスに優れた提案も可能
まとめ
今回のように、MINI F56 前期モデルでも、後からドライビングモードをはじめとした純正装備を追加することが可能です。
スポーティな走りと快適な操作性を両立したいオーナー様におすすめのカスタムです。