
BMW 2シリーズグランツアラー(F46)で「車両動き出し注意」の警告が表示されるトラブルを修理しました。
Pレンジに入っていないと誤認識されるこの症状は、内部バネの破損が原因。
ディーラーでは高額な本体交換が必要ですが、ライコウでは部品交換のみで短時間・低コストで修理可能。
車検前の対策としてもおすすめの施工です。

車両情報
車種 | BMW 2シリーズグランツアラー ( F46 ) 218d |
初年度登録 | 2017年 |
都道府県 | 神奈川県 |
ギアセレクタースイッチボックスの警告修理作業
「車両動き出し注意」メッセージが表示!車検NGの可能性も?
神奈川県からお越しいただいたお客様の BMW 2シリーズグランツアラー(F46)218d(2017年式・前期モデル) にて、「車両動き出し注意」という警告メッセージが表示されるトラブルが発生していました。
これは、セレクターレバーをP(パーキング)にしているにも関わらず、車両側がPに入っていないと誤認識している状態です。
📸 警告メッセージが表示されたメーターパネル
このままでは車検に通らない可能性が高く、多くの方が車検時期を迎える前に修理をご依頼されています。
専用診断機でエラー解析!「Pでロックされていない」異常を確認
ライコウではまずBMW専用診断機を使用してエラーチェックを実施。
エラーコードには「セレクターレバー異常(Pレンジにロックされていない)」と記録されていました。
これはギアセレクタースイッチボックスの内部機構の不具合によって起きる、非常に典型的なトラブルです。
📸 BMW診断機によるエラーコード表示画面
通常は本体交換!?ディーラー修理だと15~18万円&一泊二日…
正規ディーラーではこの症状に対し、ギアセレクタースイッチボックスのアッセンブリー交換を行うのが一般的。
しかし、修理費用は15万円~18万円前後、作業も一泊二日の預かりが必要です。
ライコウでは“内部のバネ”のみ交換で修理可能!費用は約1/3&作業時間1時間!
ライコウでは、症状の原因となる内部部品(バネ)の疲労骨折に着目。
不具合のある部品のみを新品に交換することで、低コスト&短時間で修理を実現しています。
📸 取り外したギアセレクタースイッチボックス内部の状態
📸 折れ曲がったバネ
📸 新品バネと比較
内装の一部を取り外してアクセスする必要はありますが、F46では作業時間約1時間で修理完了できます。
📸 内装の一部を取り外してアクセス


修理後はエラーも消去!スムーズにPレンジ認識
バネを交換後、再度エラーを診断機で消去し、ギアシフト動作やPレンジ認識の確認を実施。
📸 修理完了後のメーターパネル表示
📸 シフトレバー操作中の状態確認
「車両動き出し注意」の警告も消え、車検にも問題なく通せる状態になりました。
今回の作業まとめと注意点
✅ 修理のポイント
- 内部部品(バネ)のみ交換で、アッセンブリー交換より大幅なコストカット
- 作業時間は約1時間と短時間施工
- 「車両動き出し注意」は車検NG項目とされるため早めの対処がオススメ
⚠ 注意点
- この症状はBMW 2シリーズ(F45/F46)、X1(F48)、ミニ(F55~F60)でも同様に発生する可能性があります
ギアセレクタースイッチのトラブルはライコウにお任せください!
ライコウではBMWやMINIのギアセレクタートラブル修理実績が多数ございます。
アッセンブリー交換ではなく、「不具合のある部品のみを交換」することでコストも時間も大幅に節約可能です。
「ディーラーでは高額と言われて諦めていた」
「車検が近いので急ぎで対応したい」
といった方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください!