
MINI F56クーパーSDで発生した運転席側リングライトの不点灯・茶色発光の不具合を修理。ミニ純正LEDモジュール交換とアクリル焼損リペアを実施し、ヘッドライトを交換せずに本来の白色発光を復活させました。専門店だからこそ可能な高精度なリペア作業を紹介します。

車両情報
車種 | ミニ ハッチバック(F56) LCI クーパーSD(COOPERSD) |
初年度登録 | 2019年 |
都道府県 | 岡山県 |
運転席側リングライト点灯不良修理【ヘッドライト交換不要のリペア作業】
不具合の状態:リングライトが暗く茶色く発光
お客様より「ヘッドライトのリングライトが白く光らず、茶色っぽく見える」とのご相談を受け、ご来店いただきました。
実際に現車を確認すると、運転席側のリングライトが本来のホワイトではなく、暗く茶色がかった状態で発光しており、明らかに不具合が生じている状態でした。
📸 茶色くなって発光しているヘッドライトリングライト


この状態はLEDモジュール自体の不具合に加え、内部のアクリル部分がLEDの熱によって焼損し変色してしまっていることが原因です。
ミニ純正LEDモジュールを使用して交換修理
まず、発光不良の直接原因であるLEDモジュールをミニ純正パーツで交換します。LEDモジュールの交換は比較的短時間で完了する作業であり、一般的なショップやディーラーでも対応可能です。
📸 交換したミニ純正LEDモジュール


しかし、今回のケースではLEDの熱で変色してしまったアクリル部分も修復しなければ、正常なホワイト発光を取り戻すことはできません。
ヘッドライト内部アクリルの焼損リペアを実施
ライコウでは、ヘッドライトを丸ごと交換せずに、内部の焼損したアクリル部分を独自の技術で修復(リペア)することが可能です。ディーラーでは確実にヘッドライトアッセンブリー交換となり、高額な費用が発生しますが、ライコウなら部品交換とリペアによってコストを大幅に抑えつつ機能を復活させられます。
📸 アクリルの焼損リペア




リペア後は、リングライトが本来の明るいホワイトで発光するようになり、見た目も機能も正常な状態に回復しました。
リペア作業が可能な理由と注意点
LEDモジュールの交換だけであれば、他店でも対応できる簡易作業です。しかし、アクリル焼損の修復には、MINI F系ヘッドライトの構造を熟知していなければ対応できません。
ライコウではこれまでに多数の修理実績があり、症状に応じた適切な対応が可能です。
ただし、焼損の進行状況やアクリルの変色具合によっては、完全なホワイト発光を再現できないケースもございます。完璧な状態を求める場合は、ヘッドライト本体の交換が必要です。
📸 リペア後のホワイト発光リングライト




専門店だからできる精密な診断と対応
「LEDが点かない=ヘッドライト交換」と考えてしまいがちなところを、ライコウでは症状の原因を正確に診断し、必要最小限の部品交換と専門的なリペアで復旧できるのが強みです。
MINI F56のリングライト不点灯や茶色く発光する症状でお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください。お車の状態に応じた最適な修理方法をご提案いたします。